報道によると円山動物園でカンガルーが死んだ。
この円山動物園では、過去にも多数の動物が死んでおり、その管理体制に問題があるのでは無いかと疑われている。
今回のカンガルー死亡事故に関するニュースを引用すると以下の通り。
円山動物園でカンガルー死ぬ 園長「防げた事故」
テレビ朝日系(ANN) 1/8(日) 0:33配信
札幌の円山動物園でオオカンガルーが死んだ事故で、園長は「防げた事故かもしれない。動物の安全について意識が浸透していなかった」と述べました。オオカンガルーの雌・ウメは6日朝、檻(おり)の中で横たわって死んでいるのが見つかりました。解剖などの結果、首の骨がずれて脊髄が損傷したのが死因とみられています。下顎(あご)には内出血があったことから、餌(えさ)箱の網目に口を入れて餌を取っている最中に何らかの理由で首に大きな力が掛かり、脊髄を損傷した可能性が高いとみられています。
円山動物園・加藤修園長:「防ごうと思えば防げたのかもしれない。動物の安全安心を一番大事にという気持ちが、まだ浸透しきれていないのかなと」
円山動物園ではおととしに動物の死が相次ぎ、管理体制の改善など再発防止に取り組んでいるさなかでした。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170108-00000002-ann-soci
ワテは動物園反対派
さて、ワテは動物園反対派だ。
動物は自然の中で暮らすべきだと思っている。
百歩譲って動物園で飼育するとしても、出来る限り自然の環境に近い生活をさせてやるべきだと思う。
ところが、例えば今回の丸山動物園のカンガルーの部屋は以下の通りだ。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170108-00000002-ann-soci
- 鉄骨の鋭い角材が剥きだし
- 無数の金網
- コンクリートっぽい壁や(床もかな?)
こんな飼育環境がカンガルーさんにとって住みやすいと思っているのだろうか?
同じく、今回の報道でキリンさんの部屋も報道されていた。
工事現場のような鉄パイプ剥きだし。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170108-00000002-ann-soci
一体全体こんな雑な安物の工事みたいな鉄パイプがキリンさんの生活に良いと思っているのだろうか?
アフリカのキリンさんが寒い北海道に連行されて鉄パイプの柵に閉じ込められて、キリンさんが落ち着いて生活出来ると思っているのだろうか?
アフリカやオーストラリアの自然の中に角ばった鉄骨や鉄パイプや金網があるのだろうか?
ワテには到底信じられない環境だ。
一体全体、どんな発想をすればこんな飼育環境がカンガルーさんやキリンさんにとって住みやすいと思うのだろう。
丸山動物園の園長の言葉が気になる
円山動物園の加藤修園長は、今回のカンガルーの事故死に対して、
「防ごうと思えば防げたのかもしれない。」
「動物の安全安心を一番大事にという気持ちが、まだ浸透しきれていないのかなと」
とコメントしている。
それはおかしいでしょ?
防げなかったから死なせてしまったんでしょ?
防ごうと思わなかったから防げなかったんでしょ?
それにもかかわらず、
「防ごうと思えば防げたのかもしれない。」
などとコメントする園長さん、問題の本質に気づいていないようだ。
カンガルーが死んだのは、丸山動物園の管理体制に問題があると言う点を。
それはすなわち、園長さん、あなた自身の責任と捉えるべきでは無いのか?
まあ、ワテがボヤいても仕方ないが。
まあ、人間年取るとボヤキが増える。
丸山動物園の場所と地図
円山動物園
〒064-0959
札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
電話:011-621-1426
ファクス:011-621-1428
ワレコマップ
丸山動物園のカンガルー舎付近のストリートビューを見ることが可能だ。
全世界の地図とストリートビューを連動表示してみる事が出来る。
革新的地図サービスなのだが、全く人気が無い。
今年2017年には、大改造をしたいと考えている。
つまり使う人の立場に立って改善点を検討しなくてはならない。
まるで動物園における動物の飼育環境を動物さんの立場で考えるという発想だな。
その為には、例えば、動物園の職員が全員がカンガルーの着ぐるみを着て、何日間かカンガルーさんの宿舎で生活してみるなどがよいかも。
そうすれば、固いコンクリートの床が裸足のカンガルーさんにとって快適なのかどうか、角ばった鉄骨や金網がカンガルーさんにとって肌に優しいのかどうかが分かるだろう。
トキ(朱鷺、鴇)を保護する事に意味があるのか?
Wikipedia情報によると、トキ(朱鷺、鴇、Nipponia nippon)は、ペリカン目トキ科トキ属に分類される鳥類。
国際保護鳥や特別天然記念物(文化財保護法)として有名だ。
日本では多額の税金を使ってトキの人工繁殖を試みている。
年表は以下の通り。
1980年代 | 全鳥捕獲 |
1990年代 | 中国から2羽を貰い受ける 人工繁殖に成功 |
2000年代 | 最後の日本産トキが死亡 佐渡島で放鳥開始 |
2010年代 | 佐渡島で放鳥トキの繁殖に成功 |
引用元 Wikipedia情報
ワテはこう言うのは全くの無駄だと思う。
1980年代に全鳥捕獲と言う事で自然界にいたトキさんを捕まえて狭い人工的な場所で飼育を開始している。
果たしてトキさんがそれで幸せなのか?
自然界のトキさんにしてみれば、最近仲間を見ないなあと思っていたに違いない。
でも、今日は、あの川に行ってあの魚を食べよう、
今日はあの海に行って今が旬の貝を食べよう。
などと考えていたかもしれない。
あるいは、今日は友達のカラスさんに会いに行こうとか思っていたかもしれない。
それがいきなり捕獲されてしまい、毎日毎日不味い鮮度の落ちた餌ばかり。
たまには回転寿司ではなくて、天然物の大間産本マグロの握りでも食わせてくれよと思っているかもしれない(それはワテ。回転寿司でもすしざんまいに行けば大間のマグロが食えるなあ)。
そんなこんなで、トキさんはもう嫌になっちゃうよと思っているかもしれない。
人間が勝手に捕獲して絶滅の危機に追い込んで、最後は勝手に捕獲して自由を奪う。
全て人間の都合だ。
まとめ
ワテの場合、何事も自然が良いと思っている。
生活するならインデアンとかアマゾンの秘境の原住民とかそういう生活が自然だ。
今からほんの2000年前は、弥生時代の日本人もそんな生活をしていた。
それがたったの2000年で、もう現代文明はシンギュラリティで破滅の危機にある。
宇宙の歴史から言えば、2000年なんてほんの一瞬だ。
あるいは人間100年も生きたとすると、その20倍が2000年だから、大した長さではない。
つまり、46億年の歴史の中で、今の地球は”普通”では無い状態なのだ。
異常な状態だろう。
2045年にやってくると言われているシンギュラリティ、果たしてどうなるのか?
と言う事で、カンガルーさんの死亡事故と全く関係ない話題になってしまった。
支離滅裂と言う奴やな。
あかん、あかん。
冷静に行動したい。
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