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【ワレコの日常】天井照明を蛍光灯からLEDタイプに交換した【LEDシーリングライトの選び方】

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ワレコ

ワテの場合、LINEも電子マネーの類もSNSも殆どやっていない。

唯一やっているのはツイッターくらいか。

そもそもスマホは持っていない。ガラケー派だ。

買い物する時は財布から小銭を探して支払う。

まさに二十一世紀の情報弱者w

デジタル社会に生きるシーラカンスと呼ばれているワテなのだ!

そんなワテが居室の天井照明を蛍光灯タイプからLEDタイプに交換した。

その過程で各社のLED天井照明(シーリングライト)を家電量販店などで実機を触ってみて、リモコンの使い勝手、シーリングライトに必要な機能などをワテ独自の観点で調査したので、それらをこの記事にまとめてみたい。

ワテと同じく、LEDシーリングライトの購入を検討している人の参考になれば幸いである。

では、本題に入ろう。

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蛍光灯をLEDライトに変えるメリット

先日、突然ワテの部屋にある天井照明が不調になった(下写真)。

スイッチONで点灯するが、数秒後に消える。

たぶん蛍光灯かグロー球(グローランプ)か、あるいは安定器の故障のいずれかだろう。

写真 新品購入して数年使って点かなくなった天井照明

まあ、二本ある蛍光灯がどちらも点かないので、蛍光灯の故障ではなくてグローランプか安定器の故障だろう。

グローランプが寿命を迎えて壊れかけているなら、交換すれば治る。

グローランプは一個三百円前後なので、当初はグローランプの新品を買って来て交換してみる予定だった。

でも、上写真を見ても分るように蛍光灯の一部が黒っぽく変色しているので、蛍光灯自体も交換すべき時期が来ている感じ。

う~ん、蛍光灯を二本交換すると二千円弱掛かる。

しかし、ここはもう蛍光灯とはおさらばして、LED照明を新規購入する事にしたのだ。

その理由は電気代。

LED照明は電気代が安いし故障も少ない

ワテが使っていた蛍光灯式の天井照明は、8~10畳用で二本のリング型蛍光灯が付いている。

34Wと27Wの二本だ。照明本体には、消費電力は75ワットと記載されている。

例えば75ワットの照明を一日5時間、一ケ月使うとすると、消費電力量は11KWhくらいになる。

一ケ月の消費電力量 = 75W x 5h x 30 = 11250 Wh = 11 KWh

電気代は契約している電力会社によっても異なり、契約アンペア数によっても異なるが、まあ大雑把に1KWhで20円と仮定しよう。

その根拠は例えば下表の関西電力の料金表を参考にした。

      単位 料金単価(税込、円)
最低料金(最初の15kWhまで) 1契約 341.01
電力量料金 15kWhをこえ120kWhまで 第1段階 1kWh 20.31
  120kWhをこえ300kWhまで 第2段階   25.71
  300kWh超過分 第3段階   28.7

表 関西電力の主な電気料金単価表から引用した従量電灯Aの場合

引用元 https://kepco.jp/ryokin/unitprice/

従って11KWhなら220円になるので、つまり75ワット蛍光灯を一日5時間くらい毎日一ケ月使うと220円、一年なら2640円となる計算だ。

なので、もしLED照明に交換して消費電力が半分くらいの35ワットくらいになれば、年間で1300円くらい節約できる計算だ。

と言う事で、経済性の観点では五年や十年と言った長期的に見れば蛍光灯タイプの照明は出来るだけ排除してLED照明に置き換えるのが、最善の選択だろう。

それにLED照明なら五年保証は当たり前なので、普通に使っていれば十年くらい故障せずに使える可能性も高いし。

蛍光灯式ならニ~三年ごとに蛍光灯やグローランプの交換が必要になるが、LED照明ならその手の消耗品の交換は無いので節約につながる。

円板型の天井照明を交換する方法

円盤型(UFO型とも言う)の天井照明を交換する手順は簡単だ。

古い蛍光灯タイプの天井照明を外す

まずはしっかりとした脚立を用意する。

これは重要だ。

ワテの場合は前者のアルミ洗車台の購入を検討している。車の天井を洗うためだ。

脚立が準備出来たら、脚立の上に乗って円盤状のプラスチックカバーを外す。

写真 円盤形のプラスチックカバーを回転させて外したワテの蛍光灯

一般に、天井照明の円盤形のプラスチックカバーは、回転させると外れる。他の種類としては、一箇所に摘まみが有り、引っ張れば外れるなどの構造もある。

まあ、兎に角、カバーを外したとする。

そうすると上写真のように、天井から来ている電線があり、それは蛍光灯本体に刺さっているので、引き抜けば良い。コネクタの部分はラッチ機構(爪が噛み合うロック式)になっているので、爪の部分を押さえて浮かせて引っ張れば簡単に引き抜ける。

LEDタイプの天井照明を取り付ける

ワテが買ったのは日立のシーリングライトだ。

近所のイオンで安く売っていたので買って来た。

アマゾンにも売っている。

ワテがこの日立のシーリングライトを選んだ理由はこの後で解説するとして、取り敢えず取り付けを先にやってしまおう。

段ボール箱には円盤型照明本体と下写真の天井電極への接続部分が入っていた。マニュアルでは「アダプタ」と記載されている。

写真 黒っぽい枠に固定されている天井電極に取り付ける器具(アダプタ)

自称DIY達人のワテなのだが、この黒っぽい枠を外さずにこの状態のまま天井に固定するのかと思ったのだが、取扱説明書には

ご注意
この部品は、包装用部品です。
器具の取り付けには使用しません。
※廃棄するときは、プラスチックごみとして分別廃棄してください。

引用元 日立シーリングライトLEC-AH12Rの取扱説明書

との事だ。

でもたぶん、勘違いしてこの黒い枠を付けたまま天井にアダプタを固定している人がいるに違いない。

それだったらこんなしっかりした樹脂製では無くて、ダンボールなどで作れば良いと思うのだが。

まあ、作業を進めよう。

写真 白いアダプタ部分を黒い枠から外して下写真の天井部品に引っ掛ける

天井照明の固定方法は、一般家庭なら殆どの場合、上写真のような引掛ローゼットが天井に付いているだろう。

引掛ローゼットには二箇所の穴があり、その穴に照明付属のアダプタにある二個の金属電極をはめて回転させると固定出来るのだ。

アダプタを天井の引掛ローゼットに固定出来たら、そのアダプタに円板型照明本体を固定する。

写真 天井アダプタに固定した日立LEDシーリングライト

下写真のように天井アダプタから電線が出ているので、それを照明本体にあるコネクタに挿せば良い。

上写真では、白い電線を白い保護カバーで覆っている。この保護カバーは元々この短いケーブルに被せてあったものだ。

でもなあ、ワテの場合はこのカバーが耐熱のガラススリーブだと気付いたが、普通の人なら単なる保護カバーだと思って、外して捨ててしまう人も十人に一人くらいの割合でいると思う。

と言う事で、この白いカバーは上写真のようにコネクタ接続部に被せておくのが正しい。

この白いカバーの目的は以下の通り。

アダプタのチューブをずらしてコネクタを確実に覆う
※万一、コネクタ部から発火した際の延焼防止です。

引用元 日立シーリングライトLEC-AH12Rの取扱説明書

これで配線作業は完了だ。

それにしても下写真のように多数の大型LEDが並ぶ姿は少々気持ち悪いぞw

多数の目で誰かに見つめられている気持ちになるw

あとはカバーを被せれば完了だ(下写真)。

写真 無事に取り付け完了した日立シーリングライトLEC-AH12R

では、いよいよワテがこの日立シーリングライトLEC-AH12Rを選択した理由を紹介したい。

LEDシーリングライトの選び方(ワテ流)

ワテが調べた限りでは、LEDシーリングライトには以下の機能がある。

  • 調光機能
  • 調色機能
  • メモリー機能

などだ。

最近ではAI機能やスピーカー付きなどもあるが、そんな照明はワテには不要だ。

調光・調色は無段階調整が良い

調光機能は、光量を変化させられる機能。

LEDシーリングライトの調光機能の場合、ワテがお店でいろんなメーカーの照明をリモコン操作してみた限りでは、段階式と無段階式の二種類がある。

まあどっちでも良いが、無段階式のほうが細かい調整が出来るのでワテ好みだ。

一方、調色機能とは、昼白色と電球色を切り替えられる機能だ。この場合も、ワテがパナソニック、東芝ライテック、アイリスオーヤマ、日立、コイズミなどの天井照明をリモコン操作してみた限りでは、「昼白色」・「電球色」と言った二つのスイッチで単純に切り替えるタイプと、両者の色合いを連続的に変更出来るタイプの二種類があった。

まあワテとしては、後者のように「昼白色」と「電球色」を連続的に無段階に切り替えられるほうが微調整が出来るのでワテ好みだ。

なお、お店でリモコン操作してみて感じたのは、一部の機種では、スイッチを押しても切り替わる反応が遅くて、イライラするようなものもあった。

それと、低価格帯のLED照明の場合には、昼白色のみで電球色に調光する機能が無い物もあるので要注意だ。

リモコンは小型コンパクトでシンプルなものが使い易い

それと、いろんなメーカーのリモコンを触ってみてリモコン本体に関して気付いた点としては、リモコンの大きさがあまり大きいと見た目は立派で高級感があるのだが、実際に使う状況を考えるとリモコンは大き過ぎるのも使い辛いと感じた。

かつ、大型リモコンの場合、さらにカバーで隠れたスイッチを持つものもあり、カバーを開けるとさらに細かい設定ボタンがあるのだ。ワテの場合、そう言うタイプのリモコンは嫌いなのだ。

天井照明に限らず、あまり複雑なリモコンは結局は使わないボタンが多いので、必要最小限のボタンが有れば良くて、隠しボタンなどは不要なのだ(ワテの場合)。

これらの観点で、この日立のLEC-AH12Rは、ワテの好みに全て合致しているのだ。

LEC-AH12Rのリモコンを下写真に示す。

写真 LEC-AH12Rのリモコン(IR-E01A)は小型でボタンも少ない(乾電池二個付き)

上写真のように、日立LEC-AH12RAZのリモコン(IR-E01A)は以下の特徴を持つ。

  • 小型コンパクトなリモコン
  • 隠しボタンなどは無い
  • ボタン押下で照明本体の反応は素早く「ピッ」と言う確認音も聞きやすい
  • 明るさは無段階調整
  • 色調(光色)は無段階調整
  • 全灯、消灯、節電、おこのみ、常夜灯の五つのボタンのみ
  • おやすみ30分ボタンを押すと30分後に自動消灯
  • メモリー機能有り

このように非常にシンプルなリモコンがワテ好みなのだ。

使い方は簡単で、「全灯」を押すと白っぽい昼白色でフル点灯する。

明るさ調整の「明」「暗」ボタンは、無段階調整出来る。

光色調整ボタンの「白」「暖」は、白を押すと昼白色へ、暖を押すと電球色へ変化する。これらの調整も無段階変速だ。

自分の好みに調整した現在の光量・色調の状態を記憶させたい場合には、メモリーボタンを3秒長押しすれば良い。

そうすると、あとは「おこのみ」ボタンを押すと、いつでもその記憶状態の設定で光らせる事が出来るのだ。

かつ、「節電」ボタンを押すと「現在の点灯状態から明るさを抑えて約30%消費電力を節電します。」と言う便利な機能が付いている。

ワテの部屋は10畳弱なのだが12畳用を買った

日立シーリングライトLEC-AH12Rの仕様は以下の通り。

  • ブランド 日立(HITACHI)
  • 材質 アクリル
  • 光源タイプ LED
  • 全灯5,000lm
  • 高い省エネ性能(定格消費電力:39.9W)
  • 調色: 蛍光灯のあかり、電球のあかり
  • 調光: 幅広く細やかな調光 5%~100%(連続)
  • 原産国:日本
  • おこのみボタン: 光の色と明るさを調整してメモリーで記憶
  • 節電ボタン: ワンタッチで明るさを抑え約30%消費電力を低減
  • 汚れがつきにくい「帯電防止アクリル」や防虫構造
  • コンパクト寸法:Φ46.5cm 高さ12.5cm
  • LED光源寿命40,000時間

引用元 日立 LED シーリングライト LEC-AH12RAZ

ワテの部屋は十畳弱なのだが、LEDシーリングライトは十二畳用を買った。

その理由は、通常はワテ好みの光量と色調をメモリーにセットしておいて、「おこのみ」ボタンで照明を点ける。ワテの場合は、少し暗い感じの照明が好みなので、消費電力はかなり低い。

たまに電子工作をする場合には、手元が明るいほうが見易いので「全灯」ボタンでフル点灯するのだ。日立LEC-AH12RAZは全灯5000ルーメンなので、かなり明るい。一般に8畳くらいの部屋なら4000ルーメンくらいの明るさでも十分なので。

このように部屋の広さよりもワンランク上の照明を使うやり方は、視力の弱い人や高齢者の場合には特にお勧めだ。

全灯でも定格消費電力は39.9W(約40W)なので、ワテが今まで使っていた蛍光灯照明75Wの半分くらいなのだ。

もし「全灯」で明るすぎる場合には「節電」ボタンで30パーセントオフに出来るので、そう言う点でも便利なのだ。つまり「全灯」を30パーセントオフすると、40W x 0.7 = 28W相当になると思われるので、かなり低消費電力にできる。

ルーメンとは何か?

参考までに、LED照明で有名なアイリスオーヤマさんのサイトに分かり易い表があるので以下に引用させて頂く。

適用畳数 標準定格光束 定格光束の範囲
~4.5畳 2700lm 2200~3200lm
~6畳 3200lm 2700~3700lm
~8畳 3800lm 3300~4300lm
~10畳 4400lm 3900~4900lm
~12畳 5000lm 4500~5500lm
~14畳 5600lm 5100~6100lm

(社)日本照明器具工業会ガイド121-2011 住宅用カタログにおける適用畳数表示基準より

引用元 https://www.irisohyama.co.jp/led/ceiling/ceiling_select.html

つまりまあ十畳弱の部屋なら4400ルーメン前後の照明が適している事が分る。

ルーメン、ルクス、カンデラとは何か?

ついでに光に関してルーメン、ルクス、カンデラの三つの単位をよく耳にするので、それらの意味を調査してみた。主にそれらのWikipediaから要約したものだ。

「ルーメン(lm)」とは、光源の明るさを示す単位だ。「光束」とも呼ばれる。

一方、「ルクス(Lux)」と言う単位も良く耳にするが、それは照らされている物体の表面の明るさを示す単位だ。「照度」とも呼ばれる。

ちなみに「カンデラ(cd)」と言う単位も耳にするが、それは光源から放射される光の最も強い範囲の光量を表現する単位だ。例えば車のヘッドライトのような一方にのみ強い光を放射する光源の能力を示す指標となる。

天井に付けるLED照明の場合には、部屋全体を照らせるように設計されているので、ルーメンと言う指標を比較検討すれば良いのだ。要するにルーメンの数値が大きいほど明るい照明という事になる。

電球色、昼白色、調光の例

下写真は100パーセント電球色にした場合だ。電球色の場合にはフル点灯にしても、白昼色のフル点灯ほどは明るくは無い。

写真 日立 LED シーリングライト LEC-AH12RAZで電球色にした場合

下写真は、「調光」、「光色」の二つのボタンを調整してワテ好みに設定した状態。この状態を「メモリー」ボタン長押しで記憶しておく。

写真 日立 LED シーリングライト LEC-AH12RAZでワテ好みに調光してメモリー記憶する

あとは、「おこのみ」ボタンで照明を点灯すればいつでもワテ好みの光量と色調になるのだ。

ちなみにワテ好みの光量と色調は上写真くらいの、暖色系で仄か(ほのか)な光量だ。

つまりまあヨーロッパのレトロなホテルの薄暗い感じの部屋の雰囲気と同じくらいの光量と色調が、ワテは落ち着くのだ。ちなみに欧米では夜の街灯も室内照明も薄暗い感じで、日本のように煌々と照らす照明は少ない感じ。一説によると欧米人は瞳の色が薄いので強い光は好まないとの事だ。

これで日立 LED シーリングライト LEC-AH12RAZは約九千円くらいの実売価格なのだが、他のメーカーの12畳用LED照明と比較してもかなり安い。通常は12畳用LED照明なら二万円前後するものが多いから。

素晴らしいぞ日立製作所!

まとめ

ワレコ

自称LED天井照明アドバイザー

どなたでもお気軽にご相談下さい。

相談料は無料です。

ワテお勧めのLED照明の仕様をまとめると以下の通り。

  • 昼白色と電球色が使える(ただし昼白色のみで良い人は電球色機能は無くても良い)
  • 無段階調光機能
  • 無段階調色機能(昼白色のみの機種はこの機能は無い)
  • シンプルなリモコン
  • シンプルな本体(豪華な高級照明を買っても天井を見上げるなんて滅多にやらないからシンプルなので良い)
  • 部屋の広さよりワンランク大きい照明を買って減光して「おこのみ」にメモリーして使う
  • いざという時に「全灯」で明るく照らせる
  • 余分な機能を省いたシンプルなLED照明なら5000円(6畳)~9000円(12畳)くらいで見付かる

などだ。

ワテが買った12畳用はこちら↴

8畳用で良い場合はこちら↴

6畳用もある↴

この日立のLEC-AHシリーズはコンパクト型なので、ワテの12畳用でも直径46.5cmだ。

自称LED照明アドバイザーのワテとしては、この日立のLEDシーリングライトは、多数の大型家電量販店を見て回った結果、最もお勧め出来る天井照明なのだ。

(完)

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