報道によると、
トルコ軍のF16戦闘機2機が24日朝(日本時間同日午後)、シリア国境付近で、トルコ領空を侵犯したとしてロシア軍のSU24戦闘爆撃機1機を撃墜したらしい。
白煙を上げている様子だ。
撃墜された機体はトルコ国境近くのシリア北部ラタキア県の北部クズルダー付近に墜落したらしい。
当記事では、この事件の詳細を調査した。
では、本題に入ろう。
トルコ軍 F16戦闘機とロシア軍 SU24戦闘爆撃機
まずは、トルコ軍F16戦闘機とロシア軍SU24戦闘爆撃機について調べてみた。
主にWikipediaの情報を引用させて頂いたものだ。
F16には幾つかの派生型があるので今回トルコ軍が使用した機体の型番は未確認だ。
F-16C Block 40 (F-16CG) | Su-24M |
乗員:1名 | 乗員:パイロット2名 |
寸法 | 寸法 |
全幅:10.00m(翼端AAM含む) | 全長:24.59m |
全長:15.03m | 全幅:17.64m |
全高:5.09m | 全高:6.19m |
翼面積:27.9m² | 翼面積:51.02m² |
空虚重量:8,627kg | |
全備重量:10,780kg | |
最大離陸重量 | 重量 |
制空任務:12,331kg | 空虚重量:22,300kg |
最大装備:19,187kg | 運用時重量:33,500kg |
最大離陸重量:39,700kg | |
動力 | 動力 |
発動機:ゼネラル・エレクトリック F110-GE-100(A/B使用時 128.9kN)1基 | エンジン:サトゥールン製 AL-21F-ZAジェットエンジン×2 |
FCS:AN/APG-68(V)[100] | 推力:76.49kN×2(A/B) |
燃料搭載量:3,896L(機内搭載)+1,402L×2(増槽) | |
レーダー警戒装置:ALR-69もしくはALR-56[195] | |
性能 | 性能 |
最大速度:マッハ2.0 (2,414km/h) | 最大速度:マッハ(1.4)1,700km/h |
実用上昇限度:15,240m | 航続距離:2,850km |
機外搭載量:5,443kg | 最大運用高度:11,000m |
戦闘行動半径 | |
Hi-Lo-Hi:740nm | |
Hi-Lo-Lo-Hi:340nm | |
迎撃任務:710nm | |
航続距離:2,000nm | |
武装 | 武装 |
固定武装 | 固定武装:GSh-6-23 23mm機関砲×1(弾数500発) |
M61A1 バルカン砲 | ミサイル:Kh-23、Kh-28、Kh-25、Kh-29、Kh-31、Kh-58、Kh-59 |
空対空ミサイル | 兵装搭載量:8,000kg |
AIM-9 サイドワインダー | レーダーFCS:PrNK-24 SLAR型レーダー |
AIM-120 AMRAAM | |
パイソン4 | |
空対地ミサイル | |
AGM-65 マーベリック | |
AGM-88 HARM | |
ポップアイII | |
AGM-154 JSOW | |
空対艦ミサイル | |
AGM-119 ペンギン | |
その他兵装 | |
レーザー誘導爆弾 | |
クラスター爆弾 | |
ロケット弾 | |
無誘導爆弾 | |
AN/ALE-50など |
武装の数や種類が圧倒的にF16が多い。
これらの武装を一度に全部搭載できる訳ではないと思うが、SU24に比べて圧倒的に多い。
飛行速度もマッハ2.0と1.4と大きな差が有る。
さて、その撃墜現場の場所と地図であるが、
撃墜事件の場所と地図
トルコF16戦闘機がロシアSU24戦闘爆撃機を撃墜した場所はトルコ国境近くのシリア北部ラタキア県の北部クズルダー付近という情報しか分からない。
Googleマップで見るシリアのラタキア県(赤の網掛け)
ここまでしか分からなかった。
北部クズルダー付近が見つからない。
引き続き調査だ。
クズルダー国立公園
ちなみに、クズルダーで検索すると、トルコ関係のサイトに
世界で最もフレッシュな呼吸ができる、と言われているのが「クズルダー国立公園」。
あるいは、
トルコの国土全体の7%にあたるコンヤ盆地には、トゥズ・ギョル特別環境保護地区、ベイシェヒル湖国立公園、クズルダー国立公園、ウフララ特別環境保護地 区をはじめとした数々の自然保護地区が含まれており、いずれの地域も、地下水源と湖水の枯渇、地表の乾燥・ひび割れ・砂漠化などの危険に冒されているとい う。
という記載が見つかった。
クズルダーと言う場所は、大自然が残っている観光地のようだ。
コメント