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【ワレコ解説】IIS8.5をWebサーバーにする(1/9)

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さて皆さん、

ようこそワレコのサイトへ!

全9回の連載記事で、ワテがWindows Server OSとIISを使ってWebサーバーを構築してWordPressブログシステムもインストールした手順を紹介したい。

ネット上にはLinuxのCentOSなどを使ったWebサーバー構築に関しては沢山の情報があるのだが、WindowsのIISサーバーに関しては少ないように思う。

ワテと同じようにWindowsのIISサーバー構築をやる人の参考になれば嬉しい。

では、本題に入ろう。

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Windows Server OSにWordPressをインストールして使うのが最終目的

まあこのページにお越し頂いた皆さんで有れば、WordPressと言うのが何かを恐らくはご存じだろう。

でも、その当時のワテは、レンタルサーバーを借りるのも初めての経験。

借りたレンタルサーバーはWindows VPSだ。

Windows VPSを借りた

VPSなら管理者権限が付与されるので、自分で自由にサーバーを使いこなせる。さらにWindows VPSなので、Windowsの知識が有ればどうにかなるだろう。

より一般的なLinux VPSの場合には、どうしてもコマンドベースの設定作業が必要になるが、ワテの場合、Unix/Linux系はある程度は知っているが、コマンドベースの設定は面倒なのでやりたくないし。

それと、Windows VPSを選んだ最大の理由は、自宅の作業パソコン上でVisual Studioを使ってWEBサイトを作成して、このWindows VPSサーバーに簡単にWEBサイトを構築出来ると言う情報をネットで知ったからだ。

実際そうだった、その後、多数の自作便利サイトを作成した。

 

ワテが借りたWindows VPSの仕様

ちなみに、ワテが借りたWindows VPSはこのサーバーだ。

ABLENETレンタルサーバー

そのWindows VPSの仕様は以下の通り。

OS Windows Server 2012R2 Standard
メモリ 2GB
SSD 120GB
CPU 3コア
月額 約2000円

表 ワテ使用中のWindows VPSサーバーの仕様(Ablenet社)

ワテの場合、このAblenet社のVPSを借りる前にも、他社のWindows VPSを使っていたのだが、月額4000円近くしたのに何だか反応が遅かった。

確証は無いのだがどうやらサーバーのハードウェア性能自体が低性能な感じ。

そのVPSに自宅からリモートデスクトップ接続しても、いつも反応が鈍い。まるでメモリも少ない低スペックのパソコンを使っている感じ。何かの操作をする度に固まるのだ。

一方、新たに契約したAblenet社のVPSは快適だ。

Windows VPSにインストールする予定のソフト一覧

さて、本題に戻って、当記事は全九回シリーズである。

レンタルサーバー初心者のワテは必死でネット検索をして、Windows Server上にWordPressをインストールして使う為には以下のソフトウェアをインストールする必要が有る事が分った。

  • IISのインストール
  • PHPのインストール
  • Microsoft Web Platform Installer 5.0のインストール
  • Web Deployのインストール
  • MySQLのインストール
  • WordPressのインストール

IIS、PHP、MySQLは名前を知っている程度。

他のソフトウェアはどれも初耳なのだ。

本当にこれらを全部インストールしてWordPressのブログサイトを構築出来るのか?

不安は大きい。

どの作業も初めての経験なのでインターネットで情報を入手してどうにか無事に出来たのだ。

それらの全過程を連載記事で紹介したい。

自宅Windows10パソコン上にもテスト環境を構築する

最終目的は上で説明したように、Windows VPSにインストールしたWindows Server OSにWordPressをインストールして自分のブログサイトを構築するのが最終目的だ。

Ablenet社のWindows VPSの場合には(Linux VPSもそうだが)、管理者権限で作業出来るので、いつでも自分の好きな時にOSを新規に入れ直す事が出来る。他社の場合には、自分ではOSのインストールが出来ないので、運営元にインストールを依頼する必要があるVPSもある。しかも5000円程度の有料で!(ワテが最初に借りていたWindows VPSがそれだった)。

従って、AblenetのWindows VPSを使っている限りはいつでも自分でOSの初期化が出来るので気楽に作業をする事は出来るのだが、でもやはりOSを入れ直すと他のソフトウェアも新規に入れ直さなくてはならないので、時間の無駄だ。

VMware

そう言う無駄な作業を少しでも減らしたいので、自宅Windowsパソコン上にVMware仮想環境を入れて、そこにWindows Serverをインストールした。

従って、何か不安な操作は、いきなり本番Windows VPS環境でテストするのではなく、VMware環境のWindows OSで事前に試してみるのだ。

これらのインストール作業をやるうえでVMwareはとても役に立つ。

万一失敗して最悪OSを壊してしまっても、VMwareがあれば10分もあればWindows Server 2012 R2 のOS環境を簡単に構築できるからである。

さて、ネットを検索して情報を見つける場合、マイクロソフト製品に関しては本家マイクロソフトのサイトを検索すべきだと思う。

まずはIISのインストールから始める

Ablenet社でWindows VPSの契約が完了すると、Windows VPSにはWindows Server OSがインストールされた状態で引き渡される。

試しに自宅パソコンからそのWindows VPSにリモートデスクトップ接続すると、普通にWindowsの画面が出て来る。

当たり前の事なのだが、ワテの場合、何もかも初体験なのでそれさえも感動的だった。

早速、一連のソフトウェアのインストール作業を開始する。

情報源はインターネットだけだ。

関連するキーワードを必死で検索しまくって、最終ゴールに到達しなくてはならない。

まずはIISの使い方を覚える

IIS (Internet Information Services) は、Microsoft Windowsの標準Webサーバーだ。

ワテがテスト環境で使っているVMwareに入れたWindows Server 2012 R2やWindows 8.1にはIIS 8.5が付属している。

先日利用可能になったWindows 10やWindows Server 2016にはIIS 10.0が付属している。

今回IIS 8.5を使ってWebサーバーを構築したのだが、自力でどうにか完了した。

具体的な作業内容は以下マイクロソフトの情報が役になった。

インターネット Web サーバー構築ガイドライン (ドラフト版)

http://download.microsoft.com/download/8/F/3/8F3E42CB-5E5A-4BC5-8549-5F408389469F/InternetWebServerGuideline_chapter2_draft.pdf

公開日: 2010 年 4 月 14 日 | 更新日: 2012 年 11 月 13 日

この文書では、2009/10/22発表の Windows Server 2008 R2 や Windows Web Server 2008 R2 に付属のIIS 7.5について書かれている。

これよりも新しいIIS8.5向けに書かれた文書を探したが見つからなかった。

でも、IIS7.0以降とそれ以前では、IISは大きく機能が変わったそうだが7.0以降は大きく変わっていないような記述をどこかで見た記憶があるので、このIIS7.5向けの文書を参考にしてもIIS8.5の設定は出来るだろうと思ってやってみた。

その結果、この文書に従って作業したら無事にIISサーバーを動かす事が出来た。

まあ、Windows Server OSはウェブサイト運用の用途に使われるケースが多いので、マイクロソフト社の標準ウェブサーバーであるIISは元々入っているのだ。

なので、ワテがやるべき事は、殆ど無い。

要は、IISの設定方法などを覚えれば良いのだ。

あるいは、必要なコンポーネントを有効化するなど。

 

この手の情報は、やはりマイクロソフト社のサイトの情報をまず確認すると良い。

他の一般のサイトに記載されている情報は、古い情報、間違った情報など、まさに玉石混交なのでうっかり間違った情報や古い情報を信じて設定を行うと、上手く行かずに泥沼にはまることが良くあるからだ。

まとめ

当記事は、ワテがWindows VPSを契約してWindows Server OSにWordPressをインストールして自分のブログサイトを構築する一連の作業を紹介する第一回目の記事だ。

次回の第二回目から第九回目まで続く。

何もかも初心者のワテがWindows VPSに自力でWordPressサイトを構築する事が出来るのか?

不安は募る。

情報源はネット検索のみ。

でも、Windows VPSでWordPressを構築する情報は、殆ど無いのだ。

Linux VPSなら多いのに。

でもやれば出来る!

ABLENETレンタルサーバー

つづく

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