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【ワテのサバイバル】山で迷ったくらいでは心配ない【食料を確保する】

この記事は約13分で読めます。
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さて、今日はいつものIT系の話題と360度方向性の違う話題を提供したい。

ああ、180度。

ここで笑わな、笑うとこは沢山ある!

 

いや笑っている場合ではない。

昨日こんなニュースを見た。

遭難の島根県土木部長を発見=13日ぶり、命別条なし―奈良・弥山

時事通信 10月22日(土)16時18分配信

奈良県の大峰山系の弥山(1895メートル)へ登山に出掛け、9日朝から行方が分からなくなっていた島根県土木部長の冨樫篤英さん(53)=松江市内中原町=が22日、13日ぶりに弥山の登山道で見つかった。

冨樫さんは自分で名前を名乗り、県警吉野署が身元を確認した。衰弱しており病院に搬送されたが、命に別条はないという。

冨樫さんは8日に1人で入山し、9日朝に山小屋を出た後、下山せず、県警や山岳救助隊が捜索していた。

同署によると、冨樫さんは22日正午ごろ、自力で弥山の中腹の栃尾辻と呼ばれる地点へたどり着き、「遭難していて、はい上がってきた」と登山者に救助を求めた。連絡を受けた山小屋が通報した。発見時は登山用のかっぱを着ていた。

引用元 時事通信のニュース(2016年10月22日)

 

この人は、13日間山をさまよっていたようだが無事に発見されて良かった。

季節はもう秋なので夜中は冷えるだろう。

もう後一か月遅かったら、命に係わる事態になっていたかもしれない。

当記事では、もし皆さんが山の中で迷っても食料に困らないワテのサバイバルテクニックをお知らせしたい。

では本題に入ろう。

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奈良県 大峰山系 弥山(1895メートル)の場所と地図

Googleマップで奈良県 大峰山系 弥山(1895メートル)の地図を見てみよう。

さて、報道では書いていないがこの人は食料はどうしていたのだろうか?

仮に食料を持っていたとしても、日帰り登山の予定ならたいした量を持っていたとは思えない。沢の水だけで13日間も飢えを凌いでいたのかもしれない。

食料を確保する

山で迷った場合には、湧き水とか沢が有れば水は確保出来る。

あるいは、植物の葉っぱなどに水滴が有ればそれを舐めれば水分は補給出来る。

しかしながら水だけでは腹が減る。

何か探して食べたい。

とは言っても、素人の人は山の中で食料を見付けるのは難しいだろう。

栗などの分かり易い木の実が有れば良いが、天然の栗の木はそんなには多くは無いし。

 

しかしながら、日本の森林には食べられるものが沢山あるのだ。

その事を知らない人も多い。

 

以下ではワテが知っている日本の山の中で収穫できる食べ物をリストしてみた。

道具が無くても収穫出来て、生で食べる事が出来るので、もしこれから登山やキャンプ、ハイキングを始める人はこれを覚えておくと万一の時に役立つだろう。

むかご

むかごとはヤマノイモの芽なのかな?専門的な事は良く知らないが、この種みたいなのが地面に落ちるとそこから新しい山芋が生えてくる。


GFDL, Link      引用元  むかごのWikipedia

漢字では、むかごは零余子, 珠芽などと書く。

大きさは直径二センチくらいかな。楕円形でチョコボールくらいの大きさかな。

見た目は、ちょっと青みがかったジャガイモの超小粒のやつと言う感じかな。

知らない人が見てもこれが食べられると思う人はいないだろう。

でも知ってる人が見ると、旨そうな山芋が地上に成っているという風に見えるのだ。

ワテも子供の頃は、山の中で食っていた記憶がある。

味は山芋そのもので、ねっとりした食感と山芋のうま味がある。出来れば醤油と熱々ご飯が欲しいくらいだ。

まあ、遭難した時に、熱々ご飯と醤油がある訳が無いが‼

皮も食べても問題ないのでそのまま齧って口の中で良く噛めばヤマイモの味がする。

ヤマノイモ

ムカゴがある場所には山の芋(ヤマノイモ)が地中に埋まっている可能性が極めて高い。

山芋(ヤマイモ)と言う地域もある。

ミネラルやビタミンなど各種の栄養素を含む健康食品だ。

とろろにすり下ろして醤油を混ぜて熱々ご飯に掛けて食うのがワテは大好きだ。

GFDL, Link      引用元  ヤマイモのWikipedia

上図左下にある細長いハート型をしているのがヤマイモの葉っぱだ(中央にある多数の丸い葉は別の草の葉)。ヤマイモの弦は朝顔の弦のような感じで伸びていて周囲の木々に絡まっている。その弦の途中にこの葉っぱが出ていて、むかごもその弦に成っている。

葉っぱの色は、黄緑っぽい感じ。秋冬になると黄色っぽくなる。

 

下図は、栽培されたヤマイモなので真っすぐに育っている。

By 7’o’7投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link      引用元  ヤマイモのWikipedia

天然物のヤマイモはジネンジョ(自然生・自然薯)と呼ばれるが、こんなに真っすぐなものは珍しく、曲がったりくねった歪(いびつ)な形をしている。

ちなみにスーパーなどで売っている真っすぐなナガイモとヤマイモは種類が違う。長芋は水っぽいが、ヤマイモはその何倍も粘り気がある。

花柄のアロハシャツか。ワテも欲しい。

ヤマイモの探し方、掘り方

ヤマイモを探す基本は、長細いハート形♡の葉っぱを見付ける事だ。

春夏なら青々とした葉っぱが見付かるだろう。

秋冬なら黄色く色づいた枯れ葉になっている。

あるいは茎も葉っぱも枯れ落ちて、地面から枯れた茎が数センチくらいしか出ていない場合もある。

いずれにしても、ヤマイモは土の中に埋まっているので一年中いつでも収穫できるのだ!

注意すべき点は、ヤマイモの葉っぱによく似た葉っぱにオニドコロ(下図)と言うのがある。慣れればすぐに見分けられるが、初めての人には区別が付きにくい。

オニドコロは有毒なので要注意

オニドコロも地下の根っこの部分は、ヤマイモみたいな根茎がある。でもワテの経験ではヤマイモほどは長く無くて、硬くていびつにグネグネ曲がっているものが多い。またオニドコロの根茎は食べると強い苦みがあり有毒なので超注意だ。

ちなみにワテはオニドコロは味見した経験は無い。子供の頃からオニドコロは有毒である事は知っていたからだ。

ツイッターにオニドコロの写真を投稿している人がいたので写真を引用させて頂く。

写真 オニドコロの葉は山芋の葉によく似ているが幅が広い

オニドコロの葉は山芋の葉によく似ているが、山芋は細長いハート型、オニドコロは丸みを帯びたハート形なので、その違いで区別できる。

それと上写真のようにオニドコロの葉っぱの葉脈ははっきりと目立つが、ヤマイモの葉脈はそんなには目立たない。その辺りの違いもヤマイモの葉っぱを見付けるコツだ。

ヤマイモの探し方

ヤマイモの葉っぱを見付けたら、茎を辿って行って地面のどこから伸びているのかを突き止める。なお、青々とした茎なら問題なく地面まで辿れるが、秋や冬に茎が枯れている場合には茎が途切れている場合もある。その場合でも、勘と経験で茎の伸びている方向などから推測して地面に僅かに顔を出している枯れた茎の先っぽを見付ける。その下に美味い山芋の大物が埋まっている可能性が高い。

このようにして地面から数センチ程度顔を出している枯れた茎を見付けるのは非常に困難だが、慣れれば意外に簡単だ。まあ何でもそうだな。

ヤマイモの掘り方

掘り方としては、鍬などが有れば良いが山で遭難した人が鍬を持っている可能性は低い。従って木の枝などで掘れば良いだろう。その場合には平地よりも斜面のほうが効率よく掘れる。まあそういう打って付けの場所に山芋の茎を見付ける事が出来ればとってもラッキーだろう。

大きなものだと長さ1メートルくらいの巨大山芋もある。天然物の自然薯なのでお店で買うと物凄く高いと思う。

食べ方は、生でも焼いても蒸しても良い。今の場合は山で遭難した場合を想定しているので、生で食べる事になるかな。水が有れば水で洗って泥を落とせば良い。無い場合は、表面を削り落とすようにして皮と土をはぎ取れば良いだろう。そして、齧って食べる。

栄養価も高いので、山芋さえ確保出来れば食べ物には困らないのでワテの場合には夏山ならば何日でも野宿する自信はある。

注意点としては、ヤマイモの汁が皮膚に付くと痒いのでその点は要注意だ。

イタドリ

次はイタドリだ。漢字では、虎杖、痛取と書くらしい。知らなんだ。

タデ科の多年生植物。地方によって呼び方が異なり、

  • スカンポ
  • イタンポ
  • ドングイ
  • スッポン
  • ダンジ
  • ゴンパチ
  • エッタン

など様々な呼び方がある。


CC 表示-継承 3.0, Link  引用元  イタドリのWikipedia

写真のものは大きく成長しているので、多分食べても固くて美味しくないと思う。

食べるなら、若い芽が良い。高さ30センチ前後くらいの新芽が良いだろう。

皮は簡単に剥ける。剥くと綺麗な薄緑色の果肉が出てくる。たとえて言うとキウイフルーツのような色だ。中まで実が詰まっているのではなくて、タケノコのように節があり中も空洞になっている。

子供の頃は良く齧っていた。酸っぱいので沢山は食べられないが砂糖をまぶすと旨い。

クリ

クリは誰が見ても間違う事はないだろう。


GFDL, Link  引用元 クリのWikipedia

なので、山の中で道に迷ってさまよっている時にもし栗の木が有れば、それはラッキーだろう。でも、ワテの経験で言うと、栗の木はどこにでも生えているというものでは無いので、出会う確率は低いと思う。

また、有ったとしてもスーパーで売っているような大粒の実は滅多に無い。大粒の栗は農家さんの努力の賜物なのだ。

かつ、地上に落ちている栗は既に虫や他の獣が食べている場合も多い。一方、木に成ったままの栗の実は手が届かないくらい高い場所にある事が多い。

なので、山の中で天然物の美味い栗を見付ける事は困難だろう。

そう言う点ではムカゴ、ヤマノイモが手軽だ。

 

なお、ドングリは熊は食べるが人が食べるには少し渋みがキツイと思う。渋がほとんどないドングリもあるようだが、ワテの場合ドングリには詳しく無い。

アケビ

最近ではスーパーでも売っているのを見かける。


By user:bouba投稿者自身による作品, CC 表示-継承 2.5, Link 引用元アケビのWikipedia

 

自然に生えているものを見付けたらそのまま生で食べられる。写真の様に分厚い皮が縦に割れて中にバナナの実のようなのが見えている。その実を口に含んで食べるのだが、アケビは種が多いのでその種を口からブ~っと吹き出す感じ。

食べると言うより甘味を吸い取るという感じの食べ方だ。

表面は鮮やかな紫色をしているので遠くからでも良く目立つ。木々が生い茂った森を見上げると、運が良ければアケビが見つかるかもしれない。でも、弦が伸びて成長するので、地上数メートルの高い位置にぶら下がっている場合もあるので手が届かない可能性もある。

また、虫さんが既に食べている場合もある。美味しい匂いに敏感な昆虫がやって来るのだろう。スズメバチなどもいるかもしれないので要注意だ。

なお、ワテの経験で言うと、自然界のスズメバチは人が何もしなければ急に襲ってくる可能性は少ないと思う。ワテも今までに何度も遭遇した経験があるが、慌てて手で振り払ったりせずに、普通に通り過ぎるのが良い。

モミジイチゴ

自然に生えているイチゴで食べられるものは何種類かある。

あくまでワテの経験では、下の写真のように一つ一つの粒が大き目の野イチゴは食べても甘くて美味い。


By Qwert1234 – Qwert1234’s file, GFDL-no-disclaimers, Link 引用元モミジイチゴWikipedia


By Alpsdake投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link

引用元 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Rubus_buergeri_in_Mount_Ishiduontake_2011-02-26.jpg

一方、ヘビイチゴのような形状のものは食べないほうが良い。食べても毒では無いらしいがワテは食った事がない。


By Sphl – Photo taken by Sphl., CC 表示-継承 3.0, Link  引用元 ヘビイチゴのWikipedia

野生のキノコ

山で遭難した場合に、腹が減っていても野生のキノコは素人が食うのは危険だ。

キノコに詳しい人なら間違う可能性も少ないと思うが、素人が見て食用キノコと毒キノコを見分けるのは困難である。

野生のエノキタケ


By Archenzo投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link

引用元 ttps://ja.wikipedia.org/wiki/エノキタケ

ベニテングタケ

引用元 ベニテングダケのWikipedia

松茸

引用元 松茸のWikipedia

ワテの場合、マツタケと椎茸くらいなら見分けられるが、他のキノコに関しては食べられるキノコと食べられないキノコの見分け方を知らない。

なので、キノコに関してはノーコメントだ。それに、生で食べても美味しいキノコは多分無いと思う。

それなら、手軽に見付けられるムカゴやヤマノイモを探すのが良いだろう。

アウトドア、キャンプに関するワテの意見

まあ、世の中にはアウトドアを趣味としている人も多い。

ワテも昔はキャンプ場に出掛けて、テントを張って寝泊まりしたり、70リットルくらいのザックを背負って冬の日光に出掛けた事もある。確か戦場ヶ原でテントを張った。

さて、アウトドアでバーベキューを楽しむ人も多い。

そう言う人の多くは、こんな道具を使って簡単に火を起こしている。

自称アウトドア評論家のワテに言わせればこんな物を持ってキャンプに来るなよ、アホか!と言いたい。

自宅の庭でバーベキューをやるんなら固形燃料を使えば手軽だが、わざわざキャンプ場にまで行ってそんな便利な物を使ってキャンプして何がしたい!

キャンプに来たんなら、何も道具を持っていない状態から始めるべきである。

持参するのは、テント、寝袋、最小限の水、食料くらいだな。

あとは、現地で集める。

つまり、木の枝、木の葉っぱなどを集めて来る。

そして、摩擦を利用して火を起こすのだ。

大型火おこし器 クラス用

こう言う便利な火起こしキットも売っているが、そんな物を持って来てはいけない。

キャンプとかアウトドアは、何も無い状態からやるから意味があるのだ。

それでこそ、万一遭難した場合のサバイバルの予行演習になるのだ。

なので、出来るだけ乾燥した木の枝を探してきて、必死で擦る。

そして摩擦熱で木の葉っぱに火を付ける。

その種火をもとにして木の枝を燃やすのだ。

それでこそ真のアウトドアなのだ。

 

安易にマッチやライターやチャッカマンなんか持って来るやつは、言語道断!

そんなやつはアフリカ探検にでも行って来い。

それは、コンゴ横断か!

ワテの場合、木の枝さえ有れば火を起こせる。

 

こういう本で野草の知識を身に付けておけば、いざという時に役立つ。

まとめ

ワテも将来、山の近くに引っ越してムカゴを取ったりヤマノイモを掘ったりして自然な生活をエンジョイしたいと思っている。

また、趣味の日曜大工で山小屋でも建てて田舎暮らしを楽しみたいと思っている。

アマゾンは何でも売っているなあ~

むかご

自然薯

一度も食べた事が無い人は一度試してみると良いだろう。

アウトドア用品

キャンプ、アウトドアでこういうのを一つ持っていると大助かりだろう。

ナイフが付いているので銃刀法などには注意が必要だ。

かなり安値でアウトドア用品を買う

2017年のゴールデンウイークを利用して便利なWEBサイトを作ってみた。

 

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この記事には読者の方からコメントが 1件あります。
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コメント

  1. いやからな より:

    いやキャンプやアウトドアの楽しみ方は人それぞれでしょ。着火用品持ち込んだだけで頭ごなしにアホか!とか言われても「浅い」としか思われないですよ。というかそんな事言っておきながらちゃっかり通販のリンク貼ってるのとかクソダサいし