ワレコ
ワテの場合、コーヒーを良く飲む。
最低でも毎日2杯は飲んでいる。
そんなワテは下写真のようなインスタント式のコーヒードリッパーを長年使っていた。
一袋約400円で18杯分あるので、一杯当たり約22円と安いのだ。あるいはキーコーヒー ドリップグランドテイストコク深いリッチブレンドなら約500円で18杯なので一杯当たり28円だ。
でも、下写真のようなコーヒー豆(320g)とメジャースプーンで一人分10gを測って煎れれば32杯飲む事が出来る。
そうすると、コーヒー粉320gで450円程度だから、32杯で割れば一杯当たり約14円だ!
毎日二杯飲むと 6円 x 2 = 12円 の差額
一年365日では 12円 x 365 = 4380円 節約できる!
と言う事で、ワテはインスタント式コーヒーの購入は中止して、コーヒー粉とコーヒードリッパーを購入して自分でコーヒーを煎れる事にしたのだ。
当記事ではワテが猛烈に調査して見付けたお勧めのコーヒードリッパーを紹介したい。
では、本題に入ろう。
どんなコーヒードリッパーを買うか?
電気式のコーヒーメーカーはワテには向いていない
さてコーヒーを煎れる場合、下写真のようなコーヒーメーカーを使う人は多い。
実はワテも1500円くらいで買った安いやつを持っている。
購入して十数回くらい使っていたのだが、現在では使わずに仕舞い込んでいる。
ワテが電気式のコーヒーメーカーを使わなくなった理由は以下の通り。
- 味がいつも同じなので変化が無くつまらない(粉の量でコーヒーの濃さは変わるが)
- プラスチックを多用した作りが好きになれない。体に悪いかも?
- 水を貯める容器に少し水が残るので不潔な感じ。逆さにして乾燥させるなど面倒。
などか。
つまりまあ電気式のコーヒーメーカーは全自動でコーヒーが煎れられるメリットはあるが、お湯を注ぐ速度などは変更出来ないので(高級機なら可変出来るのか?)、毎回同じ味になるのがワテには物足りない。
蒸らす時間を長めにすれば苦味が強まるのか?とか、お湯を注ぐ速度をゆっくりすれば濃い目の味になるのか?などと思っても、全自動なので調整は出来ない。
それと、安いコーヒーメーカーは殆ど全てのパーツがプラスチック(ABS樹脂など)で出来ているので、何となくワテは好きになれない。
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電気ポットとコーヒードリッパーを使って自分で煎れる事にした
と言う訳で、ワテは電気式のコーヒーメーカーの使用は中止して、コーヒードリッパーにポットでお湯を注いで自分で煎れる事にしたのだ。
具体的には、下写真のようなコーヒードリッパーをマグカップの上に直接載せて、ケトルで沸かしたお湯を注いでコーヒーを煎れる。
このやり方が最もシンプルだし、手入れも楽ちんだ。
洗うのはマグカップとコーヒードリッパーだけで良いのだ。
使い終わったコーヒー粉は捨てれば良いので後片付けも簡単。
と言う訳で、ワテみたいな面倒臭がり屋の人には最もお勧め出来るやり方なのだ。
コーヒードリッパーは似ているけれど色んな種類がある
さて、いざコーヒードリッパーを買おうと思って調査してみると、コーヒードリッパーは色んな種類がある事が判明した。
- 材料:陶器製、樹脂製、金属製
- 形状:円錐型、V型
- 穴の数:ドリッパー底の抽出穴の数は1、2,3のどれが良い?
これらの全部の組み合わせを考えると、何種類ものドリッパーが市販されているので、初めてコーヒードリッパーを購入する初心者の人は迷いに迷って決められないと思う。
まさにワテやがなw
そんなワテは最終的には下写真のHARIOの陶器製のドリッパーを購入したのだ。1~2杯用だ。
同じタイプで1~4杯用もある。
このHARIO ドリッパー セラミック VDC-01Wの最も大きな特徴は下写真に示すように、大き目の一つ穴なのだ。
専用の紙フィルターをセットして使う(下写真)。
メリタ、カリタ、ハリオのどれがいい?
さて、実はワテは今回このHARIO ドリッパー セラミック VDC-01Wを買うまでは、こんな大穴一個タイプのコーヒードリッパーの存在を知らなかった。
ワテが知っていたのはカリタ(Karita)やメリタ(Merita)のこんなタイプだ。昔からあるV型形状のやつだ。
どのメーカーでも形状は殆ど同じだ。
つまり、V型すり鉢状(メリタ、カリタ)か円錐すり鉢状(ハリオ)のどちらかだ。
あと、違いは、素材(樹脂、焼き物、金属)と底の穴の数と大きさが異なる。
穴の数は何個が良いのか?(1,2,3穴など)
メリタは穴が一個、カリタは穴が三個と言うのは有名である。
ハリオは大き目の星形の穴が一個開いている。
YouTubeを見ると、コーヒー専門家の人がメリタ、カリタ、ハリオなどのコーヒードリッパーの違いや味の比較をしている動画が沢山ある。
ワテも幾つか見てみたが、結局のところ、どれを買っても味の違いは煎れる人のテクニックによって大きく変わるようだ。
つまりドリップ式コーヒーの味を決める要因はワテの調査では以下の通り。
- コーヒー豆の種類
- コーヒー豆の挽き方(細挽き、中挽き、粗挽きなど)
- コーヒー粉の量
- コーヒー粉を蒸らす時間
- お湯を注ぐ速度、回数
- お湯を注ぐ場所
などである。
どんなドリッパーを使っても煎れ方で味に違いが出る
コーヒー粉に最初にお湯を掛けて30秒蒸らすのか一分蒸らすのかでも珈琲の苦味、酸味、香り、その他に影響するだろう。
次は、お湯を注ぐ速さも味に大きく影響するだろう。一気に注げば薄味になるだろうし、ゆっくり少しずつ注げば濃い味になるのはワテでも分る。
あるいは一回注いでお湯が全部したたり落ちると、残ったコーヒー粉は紙フィルターに貼り付いている。そこに二回目のお湯を注ぐ時に、単純にフィルター中央に注ぐのか、あるいは紙フィルターに貼り付いている粉を剥がすように注ぐのかでも味は変わる。
と言う訳で、結局のところ、どのメーカーのコーヒードリッパーを買ったとしても、それを使う人によって味は変わるのだ。
それならワテが好きなやつを買えば良いのだと言う事でHARIO ドリッパー セラミック VDC-01Wを買ったのだ。
これを選んだ理由は、見た目が綺麗なので。
白いセラミックの日本製なので安心感がある。
それと、メリタでもカリタでも無くて、中央に星型の大き目の穴一つと言う方式が珍しかったので。
かつYouTubeなどのネット情報を見てもこのハリオの製品の評判はまずます良さそうだったので。
HARIO ドリッパー セラミック VDC-01Wを使った印象
さてワテが買ったのハリオのドリッパーをもう一度紹介しよう。
HARIO ドリッパー セラミック VDC-01W | HARIO V60ペーパーフィルター VCF-01-100W |
このドリッパーを使ったワテの感想を述べたい。
使った粉はこれだ。
ワテ流のコーヒーの煎れ方
- コーヒー粉はHARIOドリッパー付属カップで一杯(10グラム)
- マグカップとコーヒードリッパーはお湯で良く温める
- コーヒー粉をお湯で一分蒸らす
- 第一回目のお湯を注ぐ(三分の一)
- 完全にお湯がしたたり落ちたら第二回目のお湯を注ぐ(三分の一)
- 完全にお湯がしたたり落ちたら第三回目のお湯を注ぐ(三分の一)
こんな感じで煎れてみた。
あくまでワテが勝手にやっている手法なので、専門家のやり方を参照したと言う訳では無い。
ワテ流のやり方で煎れたコーヒーの味は、苦味と酸味が強い。
甘味は殆ど無い。
コクが少ないのが気になる。つまり苦味・酸味が強いのだが、舌に長く残るような深い味わいが今一つ感じられないのだ。
言い換えるならば、濃い珈琲なのだが味気ない感じ。詰まらない味と言っても良いだろう。
と言う訳で、もう少し色んな煎れ方にトライして、ワテ好みの味に近づけたいと思っている。
フィルターを裏返すアイデア(追記 2022/2/25)
このフィルターを使っているのだが、三角形の紙が二重になっている部分があるのでドリッパーに収まりが悪い。
普通はフィルターのその部分を折ってからドリッパーにセットするのが一般的だが、最近もっと良いアイデアが閃いたのだ。
どんなアイデアかと言うと、ワテはそのフィルターを裏返すのだ。裏返す事でフィルターが二重になっている部分が内側になるのでドリッパーには接触しない。
その結果、フィルターはドリッパーに良い感じで密着するのだ。このやり方で煎れたコーヒーは水臭さが無くなり深いコクが出るようになった気がする。
皆さんにもお勧めしたい。
コーヒーを急須で淹れる
たとえばお茶の葉を下写真のような急須に入れてお湯も入れて日本茶を飲む人は多い。
同様にコーヒーも急須で淹れて飲むやり方があるのだ。
上写真のようなお茶用急須にコーヒー粉を入れて、お湯を注いで2~3分蒸らす。
そしてコーヒーカップに注いで飲むのだ。日本茶を淹れるのと全く同じ手順だ。
蒸らす時間はいろいろ変えてみるとコーヒーの味も変わるだろう。
コーヒーには「コーヒーオイル」と言うコーヒー豆から出る脂質成分が含まれている。
ペーパーフィルターでコーヒーを淹れるとフィルターでオイルが吸い取られてしまうのだ。
それに対して急須で淹れるとコーヒーオイルは吸い取られること無くコーヒーカップに淹れたコーヒーの表面に浮かぶのだ。
その結果、味わい深い美味しいコーヒーが飲めるらしい。
ワテも試してみたいと思っている。
まとめ
ワレコ
コーヒードリッパーは手入れが簡単なのでワテには最適な道具だ。
油汚れする訳では無いから洗剤でゴシゴシ洗う必要も無いし。
使い終わったらコーヒー粉が溜まっている紙フィルターを捨てて、ドリッパーを水洗いするだけで良い。
当記事ではコーヒー好きのワテが最近実践しているコーヒーの煎れ方を紹介した。
多くのネット記事を読むと、コーヒードリッパーはメリタの一穴が良いのか?カリタの三穴が良いのか?と言った議論が多い。
それは永遠のテーマかもしれないが、ワテの場合は、コーヒーの味を決める最も大きな要因はコーヒー粉の種類と煎れ方だと思うので、取り敢えずHARIO ドリッパー セラミック VDC-01Wを買ってみた。
日本製で白色の焼き物製なので、お湯で温めてコーヒーを煎れると熱々のコーヒーが煎れられる。
普段は水洗い程度で済むし、必要なら食洗器に入れて綺麗に洗浄・乾燥しても陶器製なので熱で変形する心配もないのでお勧めだ。それに値段も千円弱と比較的安いし。
割らないように注意して使えば何十年でも使えるだろう。
と言う事でワテのお勧めはHARIO ドリッパー セラミック VDC-01Wだが、たぶんどんな奴を買っても煎れる人の煎れ方でコーヒーの味は大きく変わるので、兎に角どれか買ってみて自分でいろいろ工夫するのが良いだろう。
(続く)
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