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【ワレコDIY】工作室に工具の壁面収納棚を自作した

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写真 ひまわり畑を散歩するDIY女子

しかしまあ、千葉県は令和元年台風第15号(2019年9月5日に発生)による建物の全壊・半壊・一部損壊等の被害や、停電、断水で大変な事になっているようだ。

二週間近く経ってもまだ電気が回復していない地域があるようなので、東京電力には批判が殺到しているようだが、まあ被災者さんの気持ちは分からないでは無いが、作業員の人も必死で復旧に努めていると思う。

つまりまあ、天災は忘れた頃にやって来る。自然災害とはそんなもんなのだ。

地球温暖化、オゾン層破壊、氷河の溶解、プラスチックゴミによる海洋汚染、森林伐採、動物の密猟などなど、もう人類は地球を破壊しまくり。その結果、日本は温帯から亜熱帯気候に変り、今後も毎年のように猛烈な台風に襲われるだろう。恐らく来年も再来年も。

さて、この三連休に自宅の工作部屋に壁面収納棚を製作した。木工や金工の工具類を整理整頓するのが目的だ。

その製作過程を備忘録として当記事にまとめてみた。

では、本題に入ろう。

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ワテの作業部屋に壁面収納棚を作る

現在の作業部屋の配置

ワテの作業部屋の間取りはこんな感じだ。

出入口ドアの左側壁面に棚を据え付ける事にした。

上図の作業台1号、2号は今年の正月休みに作った。

その設計図を下に示す。

オートデスク株式会社のモデリングソフトFusion 360で設計したのだ。

そして完成した作業台の写真がこれだ。

完成した作業台を使って幾つかの木工作品を作った。中々使い易いぞ。クランプを使って部材を作業台に強固に固定出来るので安定して作業が出来るのだ。

 

作業台は使い易いのだが、収納が少ないので工具類を作業台の上に置くと乱雑になり作業がし辛い。

上写真では作業台の上は物が少なくスッキリしているが、現状では作業台の上には多数の工具が置いてあるのだ。

あかんがな。

そこで、工作部屋の空きスペースを利用して収納棚を製作する事にした。

空いているスペースはドア入って左側の壁面しかない。

そこでこの壁面を利用して棚を作る事にしたのだ。

壁面収納棚を作る

慎重派のワテであるが、いつもならFusion 360などのCADソフトを使って完璧な設計図を作成してから実際の作業に入るのだが、今回はノートに鉛筆で簡単なスケッチを描く程度で本番作業を開始した。

何故かと言うと、棚設置場所が狭いので、現物合わせで寸法を測りながら最適な寸法で作る事にしたからだ。

例えば棚の奥行は何ミリにするか?本当なら300ミリくらい欲しいが、それだと狭い部屋を圧迫してしまう。

なので、棚の下部は奥行を短めにして、上部は長めにする事にした。

壁に柱を張り付ける

まずは壁に柱になる2X4材を張り付ける。

壁の下部にある廻り縁(まわりぶち)を避ける為に柱の下端を加工した(下図)。

上写真のようにノコギリで切れ込みを入れて鑿(ノミ)で切り取る。

下写真のように平坦に仕上げた。

本当なら、キワ鉋が有れば作業が捗るのだが、そんなのは持っていないので鑿と鑢で仕上げた。

こんなキワ鉋が欲しいなあ。

あるいは、両キワ鉋と言うのもあるようだが、ワテは使った事は無い。便利なのかな?

なお、壁の垂木の位置は金槌でトントンしながら音で探る手法でやった。

でも、最近だとこんなハイテクな機械があるのか。

なかなか便利そうだ。

棚の側板を柱に固定する

2X4材を壁に木ネジを使って固定した。

ネジは箱で買うと安上がりだ。

電動ドライバーではなくて電動ドリルドライバーならドリルにも使えるしドライバーにも使えるのでお勧めだ。

 

さて、棚の側板は安い針葉樹合板が余っていたのでそれを使う事にした(上写真)。

棚の上は奥行305ミリ、下は奥行145ミリにした。

曲線カットはジグソーでやった。

このボッシュのジグソーは充電式なので使い易そう。

でもワテが使っているブラックアンドデッカーのジグソーはコード式の古い奴だ。下写真の最新モデルよりも何年も昔に買った古い奴だ。

やはりジグソーはコードレスのほうが使い易いと思う。次回買うならコードレスジグソーかな。

あるいは、レシプロソーに幅の狭い刃を付ければジグソーみたいに使えるのかな?

今後調査してみたい。

 

本当なら、棚側板にはもう少し高級感のあるパイン集成材など使いたかったのだが、集成材で1820X300X15くらいのサイズだと3000円前後はする。

それを二枚も使うと製作費がかなりの金額になってしまう。先日、この記事で紹介したように、HiKOKIのスライド丸ノコを買ったばかりなので、出費は抑えたい。

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と言う事で、安い針葉樹合板を使う事にした。まあ見た目は安っぽいが実用上問題無いし強度的には十分だろう。

棚板をスライド丸ノコで切断

棚板にも針葉樹合板を使う。

棚板に使う針葉樹合板は、手持ちの端材に丁度良い寸法の物が無かったので近所のホームセンターに買いに行った。

1820X910X12の針葉樹合板をお店でカットして貰って、幅305ミリの板(下写真)と幅145ミリの板を数枚作って持ち帰った。今回買った針葉樹合板は節が一つも無い。こんな綺麗な針葉樹合板は滅多に出会えない。

ワテが買ったHiKOKIスライド丸ノコFC7FSBの最大切断寸法は高さ50X幅305だ。

今回305ミリ幅の合板をカットしたが、下写真のように完璧にスパット切断出来た!便利だ。

その切断面を下写真に示す。

上写真のように綺麗な切断面だ。手ノコじゃあこんなに綺麗な直線にカットする技術はワテには無いし、丸ノコなら直線ガイドを使えばカット出来るが寸法が1820ミリもある板材に直線ガイドを固定して丸のこでカットするとなると何かと面倒。

そこでスライド丸ノコだ。板を台の上に置いてクランプで押さえてあとはスイッチONで鋸刃が回転するので手前から奥へ鋸刃をスライドさせるだけでカット出来るのだ。ああ便利。

まあ、こう言う直線ガイドを使えば手ノコでも真っ直ぐに切断出来るのかも知れない。

でもまあ、スライド丸ノコのほうが楽ちんだ。

同様に、棚板を受ける木片もスライド丸ノコでスパスパとカットして下写真に示すように即席で収納棚がほぼ完成した。

上写真のように、取り敢えず工具類を棚に載せてみた。

この後の予定

クランプ類の収納は何かに引っ掛けるなどの方式にしたいと思っている。

鉋や電動ドライバーなどは地震が来ると棚から落ちるので、横板でも張って転落防止の工夫をする予定だ。

棚の最上部は1820X305X12の長い棚板を載せている。左端は入り口ドアの上にまで伸びていて、ドアの上にも棚を作った。この棚板はまだ固定していないので、明日(2019年9月16日)の敬老の日の休みを利用して取り付ける予定だ。

敬老の日は、日本の国民の祝日の一つである。日付は9月の第3月曜日。 2002年までは毎年9月15日を敬老の日としていたが、2003年から現行の規定となっている。 ウィキペディア

2019年9月16日(月)敬老の日も工作をした。

まずは壁面収納棚の最上部の棚板を取り付けた。

棚板は柱の部分を避ける為に切り込み加工をした(下写真)。

ジグソーの刃の切れ味が悪くなって来たので、挽き廻し鋸を使って手作業で切った。

あとは、ノミで削って仕上げた(下図)。

その棚板を壁面収納棚の最上部に載せる(下写真)。

上写真のように切り込んだ部分も完璧に決まった!

そして無事に壁面収納棚が完成した。

あとは、クランプ類の収納方法などを考えたり、あるいは、棚板を追加して多くの工具を収納出来るようにしたい。

小物類も整理整頓した

その後、この記事で紹介したリョービ集塵機VC-1250を買ってホース受けを作ったついでに、多数のクランプやドリル刃も整理した(下写真)。

写真 ワテの工作室のクランプ、木工ドリルビットを壁掛け収納した

F型クランプは多数の木片を数ミリ間隔で接着して、その隙間に差し込んで固定する方式にした。

木工ドリル刃(特に10ミリ以上の太い刃)はそんなに頻繁には使わないので、購入時のパッケージのまま壁掛け収納にした。ホームセンター陳列式収納と同じのワテ考案の技だ。収納ケースを残しておけば、どこのメーカーの製品だったかも分るのでお勧めの収納方法だ。

一方、良く使うサイズの木工ドリル刃(3ミリ~6ミリくらい)や鉄工ドリル刃は、別の棚に置いて直ぐに使える状態にしている。

まとめ

当記事では、ワテの作業部屋に壁面収納棚をDIYで製作した過程を紹介した。

ホームセンターで売っている針葉樹合板と2X4、1X4材を使って安い費用で製作した。

製作費用は約3700円。

項目 個数 単価 小計
針葉樹合板 1820X910X12 2枚 1200 2400円
カット(20円/回) 7回 20 140円
2X4材 2本 350 700円
1X4材  2本 250 500円
  合計   3740円

先日買ったばかりのHiKOKIスライド丸ノコでFC7FSBのおかげで、作業時間が大幅に短縮出来た。

棚板受けの木片を10数個切断したが、手ノコや丸ノコに比べて、スライド丸ノコで正確に直角に一瞬に切断出来るのが素晴らしい。

後は最上部の棚板を固定したり、あるいは、電動ドライバーの充電器をコンセントに挿す為の配線など予定している。

これが完成すれば作業台の上に工具が散らかる事も無くなるので、DIY作業が楽しくなるぞ。

まずはスピーカーを自作したいと考えている。

これだ。

オーラトーン風のキュービックなスタイルのスピーカーを作ってみたいと思っている。スピーカーユニットは上記事で紹介しているコーラルのフルレンジスピーカーがある。エッジもゴムに交換修理済だ。

スピーカーボックスに使う板材は、先日ホームセンターに立ち寄ったら、端材コーナーに丁度いい感じのサイズの端材が沢山有ったので買って来た。物凄く安かった。それを使う予定だ。

乞うご期待!

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