【ワテ調査】スイスではチャーシュー麺１杯いくらでしょうか？

我が国の経済状況に対する総理の御認識と言うものをお伺いしたいと思います。

唐突ですけれども、安倍総理、今、世界で最も物価の高い国はどこだかご存じでしょうか？

ええ、そうですよね。なかなかこれは認識されている方も多くは無いかもしれませんけれども、私調べたところ、えー、北欧のノルウーがそうです。

で、えー、日本もですね２００２年くらいまではトップだったんですけれども、今日本は２０位ということで、それでですね、ノルウエーをほぼ並んで物価指数でスイスと言う国が入っています。

ここは３年前まではトップでしたしこの２０年間すっとトップ争いをしている大変物価の高い国なんです。

そこにですね、私の弟がジュネーブで仕事をしていますんで、えー、その事情に色々と聞かせて貰っていると言う事で、ちょとですね、総理にまた、スイス、世界で最も物価の高い国がどうなっているかと言う事を念頭にですね、お聞きしたいんですけど

ジュネーブと言う街では人口１９万程度なんですけれども、今ラーメンブームでラーメン店が何十軒も有るんだそうですよ。

そこで、私、弟から聞かれたんですよ。

「チャーシューメン一杯いくらだと思う」と聞かれたんですよ。

総理、ジュネーブのチャーシューメン一杯いくらだと思いますか？

そりゃあ分かんないよ（誰かの声）

わらわら（笑い声）

はははは（笑い声）

うふふふ、（笑い声）

 円に換算すると３０００円だそうです。

ただですね、これには続きがありまして、じゃあそのジュネーブにおいて最も安い賃金で働いている方、これを弟に聞きますと、まあ、パートで働いている日本で言うと非正規の家政婦さん、こういった方たちのお給料が一番安いんですけれど、ただ、これも一月にすると日本円にすると最低でも４０万円以上なんですね。

うわ～（驚きの喚声とどよめき）

うお～（驚きの喚声とどよめき）

 もうお分かりだと思います。物価が高くてもそれ以上に賃金が高ければ豊かさを実感し、そして、経済は成長して行くという、この事をスイスを例にわたくしは例えさせて頂きました。

じゃあ、我が国の失われた２０年間という、この間、物価と賃金と経済成長はどうなっているか、もう今日は時間の制約がありますので、私のほうから述べさせて頂きます。

物価については、これは、総務省が消費者物価指数と言う事で調査をしております。

２０１０年を１００とした指数で、今から２０年前、１９９５年で１０１．１だそうです。

そして、２０１５年、昨年で、１０３．２ではありますが、アベノミクスが始まった２０１３年でも１００．１なんですよ。

１０１．１よりも横ばいと言うより下がっているくらいです。

そして２０１４年にいきなり２ポイントほど上がるんですが、これはお分かりですね、消費増税が３％あったからです。

（以下省略）