
パソコンのファイル管理の画期的な方法を発明した。
パソコンを使っていると、多くの人が同じ悩みにぶつかります。
「どこに保存したか分からない」「探すのに時間がかかる」といった問題です。
ファイル整理は一見単純に見えますが、実際には“正解のない領域”になっているため、混乱しやすいのが現実です。
結論:最もシンプルで強い整理方法
本記事で紹介する方法は次の3つだけです。
- すべてのデータは「時系列」で一元管理する
- 分類は「ショートカット」で行う
- ファイルのコピーは基本的に行わない
この3つを徹底するだけで、「ファイルが見つからない問題」はほぼ解消されます。
なぜ従来の方法はうまくいかないのか
ファイル整理の方法は大きく「カテゴリ管理」と「時系列管理」に分かれます。 しかし、どちらにも明確な弱点があります。
カテゴリ管理の問題
分類は直感的ですが、実際には「複数カテゴリに属するデータ」が頻繁に発生します。 その結果、どこに入れたか分からなくなります。
時系列管理の問題
整理は非常に簡単ですが、「いつの出来事か」を覚えていないと検索が困難になります。
解決策:ショートカット方式
この問題を解決するのが、本記事の「時系列×ショートカット方式」です。
ポイントは、データの実体を1か所に固定し、分類だけをショートカットで行うことです。
具体的にはデスクトップに日々の記録(実体)を保管するDailyWorksと言う名前のフォルダを作成します。
その中身は以下の通り。

図 日々の記録(実体)を保管するDailyWorksフォルダと中身の例
上図のようにDailyWorksフォルダでは時系列にデータを管理します。
つまり以下のようなフォルダ構造を作ります。
【時系列分類用】
DailyWorks
└ 2026
└ 2026-04
└ 2026-04-22(水)-出来事
一方、デスクトップには以下のようなフォルダ構造を作ります。これはカテゴリーで分類するためのフォルダです。
【カテゴリ分類用】 ├ 写真 ├ 旅行 ├ 仕事 ├ 電子工作 ├ 日曜大工 └ 料理
下図はその具体例です。

図 デスクトップにはDailyWorksフォルダとカテゴリー分類用のフォルダのみ
この構造により、データの本体はDailyWorksフォルダの1箇所に集約されつつ、複数のカテゴリーにも分類出来るのです。
データのバックアップはDailyWorksフォルダを取得すればOKです。
必要ならカテゴリーフォルダのバックアップも取得しておけば、万一の場合にはカテゴリー分類も復元出来ます。
実践方法(3ステップ)
STEP1:日々の記録フォルダを作る
まずは日々の全ての作業記録のデータを格納するDailyWorksフォルダを作成します。 名前は自由でが、ここに全データを集約します。
以前は「日々の記録」フォルダと言う名前にしていましたが、現状では「DailyWorks」フォルダとしています。
STEP2:時系列でフォルダを作る
以下のように階層化します。
2026 └ 2026-04 └ 2026-04-22(水)-作業内容
すべてのファイルはこの構造に保存します。
もし同じ日に複数の作業を行った場合は以下のように連番を付けます。
2026 └ 2026-04 ├ 2026-04-22(水)1-作業内容A └ 2026-04-22(水)2-作業内容B
あるいは未来の予定を書き込む場合は、0番を付けておきます。
2026 └ 2026-08 ├ 2026-08-01(土)0-江戸川区花火大会を見に行く └ 2026-08-15(土)0-靖国神社へ参拝する
などです。
その予定を実際に実行した場合には番号 0 → 1 などに変更します。
このように時系列フォルダで日々のパソコン作業を管理すれば、全ての作業を日記のように記録できるのです。
STEP3:ショートカットで分類する
必要に応じてカテゴリフォルダを作り、その中にDailyWorksフォルダに保管した出来事フォルダのショートカットを配置します。
例えば旅行に出かけて沢山の写真を撮影したなら、その出来事フォルダのショートカットを写真フォルダに保管します。
あるいは、仕事に関する作業をDailyWorksフォルダに保管した場合には、仕事フォルダに保管します。
私の例で言うと、料理フォルダには最近自作した納豆や筍煮物に関する作業フォルダのショートカットを保管しました。

図 料理フォルダ内に保管したショートカット例
応用:プロジェクト管理(重要)
この方式の大きな強みは、複数日にまたがる作業も一つのプロジェクトとして管理できる点です。
例えばインターホン交換作業(水色)の場合、以下のように分割できます。

図 玄関インターフォン交換プロジェクトの例(延べ4日間の作業)
この場合、以下のような4つのフォルダがあります。
インターホン交換プロジェクト ❶ 調査・購入(2026-04-06) ② 取り付け(2026-04-09) ③ 問題発生・再検討(2026-04-09) ④ 完成(2026-04-12)
最初の作業はフォルダ名の先頭に❶を付けることで見付けやすくしています。
2026-04-06(月)1-❶玄関インターフォン交換PJ_【あきばおー購入】パナソニック VL-SE31XL テレビドアホン
このフォルダの中身は以下の通り。

図 ❶フォルダの中身
ここで「写真」フォルダには、インターフォン交換作業の様子をスマホで撮影したのでその写真を保管しています。
PDFファイルは取扱説明書やネット通販購入の注文明細を保管しています。
「全作業過程」フォルダの中身は以下の通り。

図 ❶フォルダの中の「全作業過程」フォルダの中身
上図のように「全作業過程」フォルダには関連する作業フォルダのショートカットを入れておきます。
さらに、②~④までの各作業フォルダには「全作業過程フォルダ」へのショートカットを配置します。 これにより、どの段階からでも全体の流れを確認できます。
例えば、作業フォルダ③の中身は以下の通り。
2026-04-09(木)2-③玄関インターフォン新たに購入検討中[VL-SE50KFA]ドアホンアダプタ接続可能

図 ③フォルダ中身
上図において、「全作業過程 – ショートカット」をクリックすれば、先程の❶フォルダにある「全作業過程」フォルダが開きます。
その中には、❶~④までの作業フォルダのショートカットがあるので、いつでも自由に関連するフォルダを開く事が出来るのです。
インターフォン交換をカテゴリーに分類する
インターフォン交換はどのようなカテゴリーに分類するか迷う場合もあります。
実体: 2026-04-06(月)1-❶玄関インターフォン交換PJ_【あきばおー購入】パナソニック VL-SE31XL テレビドアホン ショートカット: ・日曜大工フォルダ ・電子工作フォルダ
ここでは、「日曜大工フォルダ」と「電子工作フォルダ」にその実体❶フォルダのショートカットを入れておくことにします。
つまり、インターフォン交換に関するフォルダの実態はあくまでDailyWorksフォルダの中に年月日で分類して保管してあり、一方、それらの作業を複数のカテゴリーフォルダにショートカットで分類出来るのです。
すなわちマルチフォルダ管理が可能なのです。
これが当記事で紹介した
の真髄なのです。
まとめ

皆さん、どうですか?
ワテ考案のショートカット式フォルダ整理術は。
ファイル整理の本質はシンプルです。
- データは時系列で一元管理する
- 分類はショートカットで行う
この2つを守るだけで、ファイル整理のストレスはほぼ解消されます。
時系列フォルダには過去の自分が行った全ての作業が保管されています。
「2023年3月には何をしていたかな?」と思った時にはそのフォルダを見れば良いのです。
まずやること
最初にやるべきことはただ1つです。
「日々の記録(DailyWorks)」フォルダを作成すること。
それだけでファイル整理の考え方そのものが変わります。



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