【ワレコDIY】車の網戸を自作した(1/2)【軽バン・車中泊仕様】

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写真 これから日本全国車中泊の旅に出掛ける車中泊女子

しかしまあ、ワテも車中泊に出掛けたいと思っている。

車中泊は、数年前からブームだ。

ワテの家では、軽自動車のバンタイプ、いわゆる軽バンを使っている。

その軽バンに布団やポータブル充電器を積んで全国各地を訪問したいと思っている。

実はこの計画を立てたのは数カ月前で、時間がある時に少しずつ準備をしていた。

今まで完了したのは以下の作業。

  • 軽バンの荷台に板を敷いてフラットにする。
  • 板の上にマットあるいは畳を敷く。
  • ポータブル充電器を準備する。
  • ドライブレコーダーを取り付けて安全走行の環境を整える。

などだ。

それぞれの作業内容は別の記事でも紹介しているので興味ある人は御覧下さい。

さて、当記事は、車用の網戸を自作して取り付ける製作過程を備忘録を兼ねて記事にしたものだ。

長くなったので全二回に分けて記事にする。

結論としては、費用四千円くらいでいい感じの網戸が完成した。

その完成品の写真をお見せしよう。

写真 ワテ自作のラワンベニア合板木枠のハイゼットカーゴ用網戸(マグネットテープ貼付式)

どう!いい感じでしょ!

チーク材っぽいニスを塗ったのだ。

ドアの曲面にピッタリとフィットするように木枠もカーブを描いているのだ。

車用の網戸作成なんて初めての経験だったので、余分な物を買ったりする失敗も有ったので、第二作で同じものを作るなら二千円くらいで作れる。

自称DIYの達人のワテが考案した方法を皆さんも真似すれば、こんな高級感ある木製網戸を自作できるぞ!

では、本題に入ろう。

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車中泊用の網戸をどこに付けるか?

ワテの自宅の車はこんなタイプだ。

いわゆる軽バン、つまり軽自動車のバンタイプだ。

写真 ダイハツ ハイゼットカーゴの写真(引用元 ダイハツ)

 

下写真に於いて、中央の窓に網戸を取り付けたい。

写真 ダイハツ ハイゼットカーゴの写真(引用元 ダイハツ)

運転席の窓にも網戸を取り付けたいのだが、まず先に、後部荷室のスライドドアにある窓に網戸を取り付ける事にした。

上写真中央のガラス窓だ。

最後尾のガラスは嵌め(はめ)殺し窓(FIX窓)なので、開閉は出来ない。

ワテの場合、今年の七月の土日に車に寝袋を積んで車中泊の予行演習をしてみた。関西方面のとあるイベントに車で出掛けて、夜は道の駅の駐車場で寝袋で一泊し翌日曜日もドライブをして無事に帰宅した。

初めての車中泊(予行演習)の感想

イベント終了後は、ドライブしながら車中泊が出来そうな場所を探した。他の車も少なく静かで宿泊には最適の無料駐車場があったのでそこに駐車。

晩飯は経費節約するためにコンビニの350円くらいの弁当を車内で食べた。車の荷台にはテーブルなどを積んでいないので、胡坐(あぐら)をかいて弁当を食べるのは食べ辛い。

今後、テーブルも作成する予定である。

食事後は手持ち無沙汰だった。ポータブルラジオなども全く持って行かなかったので何もする事が無い。

時期は七月上旬だったので、気候的にはそれほど蒸し暑く無くて夜も外気は涼しかった。

暇なので寝袋を敷いて寝転ぶ。

しかしながら、車の窓を全部閉め切るとさすがに蒸し暑い。ニ、三十分くらいは窓を開けずに我慢していたのだが、やはり暑い。

時間は夜の八時くらいか。

後部荷室の左右の窓を開けてみた。外気が入り込んで涼しい。この荷室の窓は全開でも上半分くらいしか開かない構造なので、開口部の面積は大きくは無い。

試しにスライドドアを左右ともに全開してみたら、物凄く風通しが良くなり、快適だ。

蚊が入る

ところが、窓を開けると一分もすると、

「プーン」

と言う蚊の特有の羽音が聞えて来た。

駐車場は比較的辺鄙な場所にあったので静かだったから、蚊の羽音が良く聞こえるのだ。

窓を閉めてそれ以上の虫の侵入を防いだのだが、既に車内に侵入している数匹の蚊はまだ中にいるようだ。

蚊取り線香も無いし、それにワテは蚊取り線香や電子蚊取器があまり好きでは無いので持参していない。

蚊の退治方法は手で叩くしかないが、車内灯を点灯しても薄暗いので蚊は見えない。

寝袋に全身を包んで顔面のみ露出して蚊が顔に止まるのを待つ。

そして、顔に留まったら叩く予定だったのだが、蚊も警戒しているのか留まらない。

で、車の窓を閉め切って寝袋に入ったままだと益々暑いし。

なので、寝袋から出て、車の外を散歩して涼むなどして時間を過ごす。

そんな感じで兎に角、蚊には悩まされたのだ。

この教訓を元に、本格的な車中泊を行うには、まずは網戸の装着が必須だと言う事に気付いた。

ネット検索してみると、車用の網戸をDIYで自作している人も多い。あるいは、車中泊に人気の車(ハイエースなど)向けには、その車の窓にピッタリとフィットする網戸を1~3万円くらいで販売している会社もある。

自称DIYの達人のワテとしては、車の網戸くらいならワテでも作れると思うので早速自作してみたのだ。

世の中にある車用の網戸の例

例えばキーワード

車中泊 網戸

でグーグル画像検索してみると車用の網戸画像が沢山ヒットする。

写真 車用の網戸の例(製品や自作品など) 引用元 Google画像検索結果

自作品や既製品など各種ある。

その構造も様々だ。

中には小型ファンを取り付けて吸排気出来る物もある。

あるいは日よけ(サンシェード)を兼用している物もある。

車用の網戸の分類

ワテが調べた限りでは、車用の網戸は製品でもDIY自作品でも幾つかのタイプに分類出来る。

具体的には以下の通り。

  • 取り付け場所: 車外、車内、ドア上部のガラス窓に上から被せるタイプ
  • 固定方法: 磁石、ネジ、両面テープ、ドアのガラス窓枠に嵌め込む、その他
  • 網戸窓枠の材質: プラダン、アルミ材、マグネットテープ、木材、その他
  • 取り付けたまま走行可能か: 可能、走行不可(脱落の恐れあるので)

などか。

ドア上部のガラス窓に上から被せるタイプ

まず、取り付け場所として、「ドア上部のガラス窓に上から被せるタイプ」とはこんな製品だ。

つまりまあ、網戸が袋状になっていて、ドアを開けて網戸を上からドアの窓ガラスの辺りに被せる。そしてドアを閉めれば網戸も薄いので無理なくドアは閉まるのだ。

まあ、簡単に取り付けられるし、価格も三千円前後なので手軽ではある。

ただし、難点としては、網戸を取り付けたまま走行すると運転席から外が見辛いので危険だろう。なので、このタイプの網戸は、車を駐車場に入れて車中泊する時に窓に被せて使うような使い方を想定していると思う。

バンタイプのスライドドア用にもこのタイプの網戸はある。

こんなやつだ。

まあ、左右一組で価格も三千円程度なのでお手軽ではあるが、走行中に取り付けていると風でバタバタとはためくだろうから、使う時に毎回被せる必要がある。

車種ごとに専用設計された本格的カー網戸

例えばこんな製品がある。

それぞれの車種に応じて専用設計で作られている網戸だ。窓枠にピッタリと取り付けられるので、デザイン的にも美しい。上の製品の場合には、車の外側から取り付けるようだ。他社の類似の製品の場合には、車内から取り付けるタイプもある。

いずれにしても、専用設計なので値段が高い。上の製品の場合には、左右セットで約二万八千円。

ワテの予算では、ちょっと手が出ない。

ワテの軽バン用網戸のデザイン

さて、車用の網戸に関して入念に市場調査したので、世の中にあるカー網戸に関しては大体理解出来た。

そう言う知識を元に、ワテの軽バン(ハイゼットカーゴ)用の専用網戸を自作する事にした。

ワテの軽バン用カー網戸の仕様は以下の通り。

ワテの軽バン用カー網戸の仕様

  • 車の内側から取り付ける(走行時に万一脱落しても車内なので安全)
  • 貼り付けは100均のマグネットテープを利用(安いので)
  • 外から見ても目立たないデザイン
  • 網戸の枠は木製とする(合板を使う)
  • 製作費予算は左右セットで5千円以内くらい
  • 網は張り替え可能

このような仕様で網戸を作成する事にした。

このようにかなり欲張った仕様なので、それをDIYで自作するのはかなり優れたアイディアを使わないと実現出来そうにない。

でも自称DIYの達人のワテなので、これくらいはお茶の子さいさいと言うやつだ。

ほんまかいな!?

ハイゼットカーゴ荷室スライドドア用網戸デザイン時の懸案事項

今回のデザインでは木製の枠をドアの内側にマグネットテープで取り付ける予定だ。

下写真に示すように荷室のスライドドアは鉄の枠があるのでマグネットテープで窓枠を貼り付けるアイディアは問題ないだろう。

写真 ダイハツ ハイゼットカーゴのスライドドアの窓の写真

ところが、写真を見ても分るように、鉄の窓枠は平坦ではなくて曲面形状だ。

かつ、下部にあるドアロックボタンの辺りは鉄板が盛り上がっているのだ。

それらの凹凸や曲面を考慮した木枠なんて作れるのか?

その辺りが今回のカー網戸自作プロジェクトの最大の懸案事項なのだ。

木枠を曲面に沿って作るなんて、素人には無理では無いか?

宮大工さんや建具屋さんレベルの技術が必要なんでは?

そんな事は無い。

自称DIYの達人のワテには不可能の文字は無いのだ。

いや、時々あるけれどw

冗談はさて置き、早速網戸の作成を開始した。

使用する材料、工具など

今回の車用網戸製作プロジェクトで使用する材料や工具は全てホームセンター、100円ショップなどで入手出来る物ばかりだ。

使用する材料は以下の通り。

  • 帯状にカットしたラワンベニア合板(2.5ミリ厚)
  • 幅2cmのマグネットテープ
  • 強力両面テープ
  • 木工用ボンド
  • 網戸(畳一帖くらいの大きさで、ホームセンターで600円くらい)
  • 網戸押さえゴム(4.5ミリX7メートル、200円くらい)

使用する工具は以下の通り。

  • クランプ(F型、B型、洗濯バサミ型など40個程度)
  • 木工用ボンド
  • 古い歯ブラシ(木工用ボンドの塗布)
  • カッター
  • カッティングマット
  • 大型ペンチ(ラワンベニア合板を切るため。万能ハサミなどでも可)
  • メジャー
  • ボールペン
  • 突っ張り棒(130cm程度、最低一本、数本あると尚良し)

などだ。

見ての通り、極有り触れた(ごくありふれた)材料や工具だ。

主な材料を見てみよう。

ラワンベニア板(1830x920x2.5)

まずは帯状にカットしたラワンベニア合板。

この合板を使って網戸の木枠を作るのだ。

写真 厚さ2.5ミリのラワンベニア合板(1830x920いわゆるサブロク板)を細く帯状にカット

 

ホームセンターに売っている、厚さ2.5ミリのラワンベニア合板(1830x920いわゆるサブロク板)を細くカットして貰って帯状にした。

幅30x920ミリを32枚

幅13x920ミリを32枚

作成した。

ラワンベニア合板を帯状にカット

ワテが良く利用するホームセンターはカット料金が業界格安レベルの1カット20円なので、格安だ。一般には30~50円が相場かな。

かつ、何枚も重ねてカットしても、カット回数は1とカウントすると言う、DIYファンに優しいお店なのだ。

高い店だとワンカット50円、3枚重ねカットだと50X3=150円と言うボッタクリ価格のホームセンターもある。

まず、サブロク板(1830)を半分にカットして915ミリ幅を二枚にする。

それを二枚重ねて半分にカットして457ミリを四枚。

その四枚を重ねて半分にカットして229ミリ幅が八枚。

この229ミリ幅を八枚重ねて

13ミリ幅で四回カットして貰って32枚作成。

30ミリ幅で四回カットして貰って32枚作成。

パネルソーの刃の幅(2~3ミリ)を考慮しても、上のようにカットしてもらうと、端材が10ミリ残るくらいで、無駄なくちょうどいい感じに出来上がる(下写真)。

写真 幅30ミリの帯状にカットして貰ったラワンベニア合板(厚さ2.5X幅30X長さ920)

なお、カットして材料の幅が229ミリからどんどん狭くなって行き、最後の辺りでは幅50ミリx縦920くらいになるのでそれを8枚重ねてカットすると、上手く固定しないと切断誤差が1~2ミリくらい出る場合もある。

なので、熟練した専任の木工担当さんがいるホームセンターがお勧めだ。

ただし、この後で分かるが、この帯状合板を使って作る木枠は最終的には紙ヤスリで磨いたり、あるいは木工パテ埋めなども用いて形を整える。

なので、板幅が1~2ミリ程度ばらついても、気にしなくても良い。

ラワンベニア合板(厚さ2.5X幅30X長さ920)は一枚700円程度。

カット11回で220円、合計1000円程度で数十枚の帯板が出来上がる。

注意事項としては、合計64枚の帯板を作成するので、もし1カット50円、重ねカットでボッタクリ価格のホームセンターだと、

50円X64=3200円

のカット料金が発生するので要注意だ。

当初はべニア板を自分でカッターで帯状にカットする予定であったが、やはりホームセンターで切断して貰って正解だった。

主な作業を解説しておく。

網戸押さえゴムを入れる溝の構造

2.5ミリ厚30ミリ幅のべニア板四枚重ねる(部分によっては三枚重ね、六枚重ねなどあり)。

次に13ミリべニア板を使って下図のように幅4.5ミリの溝を作る。上部は少し狭くしておく(4ミリくらいか、要検討)。

その溝に網戸押さえゴム直径4.5ミリを押し込んで網戸を押さえ込むのだ(下図)。

接着は木工用ボンドで行う。

段差は紙ヤスリで磨く。

あとは木工パテ埋めなども予定している。

100均マグネットテープ

網戸の木枠を車のスライドドアに貼り付けるためにマグネットテープを使う。

写真 100均で売っているマグネットテープ(幅20ミリX1.5メートル)

100円ショップやホームセンターに売っているマグネットテープを使う。硬質ゴムに磁性体が埋め込んであるのだ。

お店によっては磁力が弱いものがあるので要注意だ。ワテの経験ではダイソー(DAISO)の2cm幅のマグネットテープが磁力も強くてお勧めだ。なお、今回の網戸の大きさは縦55X横83cmくらいなので、窓枠一つ当たり3メートル弱のマグネットテープを使う。

上写真のダイソー2cm幅マグネットテープだと1.5メートルなので、四つ買えば良い。400円に消費税32円。

なお、このダイソーのマグネットテープには片面に両面テープが貼ってあるが今回はそれは使わないので剥がす。理由は、粘着力が弱いので、専用の強力な両面テープを別途購入して貼り付けるので。

強力両面テープ

両面テープは網戸木枠にマグネットテープを貼り付ける為に使う。

マグネットテープに元々貼ってある両面テープは粘着力が弱く、かつ、熱にも弱いので暑い車内で使うと簡単に剥がれ落ちてしまうのだ。

そこで、ワテの場合は、以下のスコッチの超強力両面テープと言うやつを買った。

接着後の使用温度範囲 -20~80℃

上の製品は15ミリ幅X10メートルだが、ワテが買ったのは19ミリ幅X4メートルを二個。

一個千円くらいしたので二個で二千円。今回の買い物で最も高かった。

値段が高いので買うかどうか迷ったのだが、まあ、何事も挑戦なので思い切って買った。

結果的にはこの超強力両面テープで十分な性能だったが、値段が高いので、もし第二作目を作るなら、両面テープで木枠にマグネットテープを貼り付けるのでは無くて、接着剤で貼り付けると安く出来るだろう。木と硬質ゴムの接着なので、例えば以下のような良く見かける安い接着剤で行けるだろう。

少し高くなるが、コニシのこのボンドは文字通りウルトラ多用途なので殆どの物が強力にくっつけられる。

あるいは、もし両面テープでやるなら、下の製品のほうがより適しているかもしれない。

上の製品も超強力両面テープシリーズだが、こちらは「粗面素材用」だから。ワテが買ったのは「平滑面用」なのでべニア板相手だと接着力が若干弱い感じ。とは言っても超強力なので普通の両面テープと比較すると、アホみたいに強力だったが。

車用網戸の製作開始

ワテの場合、性格的には慎重派だ。

入念に机上で検討して100パーセント完璧だと確信できる設計が出来た時点で、製作工程に入る。

しかしながらDIYの場合には、そんな手法でやっていると時間が掛かる。

なので、ワテの場合にはDIYで何か作る場合には、50パーセントくらい設計が出来た時点で兎に角作ってみる事にしている。

何事もやってみないと分からないし。

で、早速製作を開始した。

マグネットテープをスライドドアの金属枠に貼る

上写真のように、幅2cmのマグネットテープを鉄製のスライドドアに貼り付けて行く。

磁石が入っているので、勝手に吸い付くから簡単だ。

 

口の字型に貼るが、下部のドアロックの黒い突起の辺りは金属枠が盛り上がっているのでその部分はマグネットテープは貼らない。

上写真のように張り終えたら、それぞれのマグネットテープを剥がして、下写真のように元々貼ってある両面テープを剥がす。

写真 ダイソーのマグネットテープの両面テープを剥がす

剥がし方のコツとしては、夏場の熱い車内に放置しておけば、両面テープの粘着物質も温められて剥がし易くなる。なので上写真のように保護シールと粘着テープを同時に剥がして行くと良い。

注意事項としては、黒いマグネットテープ側にはこの後で別の超強力両面テープを貼るので、手の指紋や脂を付けないようにする事。脂を付けると粘着力が落ちるので。もしウッカリ手の脂を付けたらエタノールなどで清掃しておくと良い。

超強力両面テープを貼り付ける

上写真のように、超強力両面テープをダイソーのマグネットテープに貼り付ける。

本当に超強力なので、一発勝負と言う感じ。貼り直しは出来なくはないが難しいぞ。

なお、先ほども述べたが、この超強力両面テープは値段が高いので、次回、同じ物を作るならこのテープは使わないだろう。

代替案としては、取り敢えずダイソーマグネットテープの両面テープを使う。

そして、木枠を貼り付けて完成した時点で、マグネットテープを剥がして両面テープも除去。そして、接着剤を使って木枠にマグネットテープを貼り付ける案が安上がりで接着強度も高いのでお勧めだと思う。ただし、ワテはこの手法では、まだ網戸は作っていないので、必ずしも上手く行くとは限らない。でもまあ、やってみる価値はある。

超強力両面テープにべニア板を張り付ける

マグネットテープに超強力両面テープを貼り付けた(下写真)。

ドアロックボタンの周囲はマグネットテープは貼らない(下写真)。

超強力両面テープの保護シールを剥がしたら、下写真のようにべニア板を貼り付けて行く。

 

上写真のように、ドアロックボタンは避けてべニア板を貼る。

べニア板を切る場合には厳密に寸法を測る必要などはなくて、現物合わせや目分量でべニア板をカットして貼って行くと良い。

DIYのコツは、あまり神経質に考える必要はなくて、どんどん手を動かして作業を進めると良い。

もし失敗しても、所詮数千円程度の出費なので、全部ダメになってもまたやり直せば良いから。

ここまでで、べニア板30ミリ幅を口の字型に貼り付ける事が出来た。

べニア板の厚みは2.5ミリなので、窓枠鉄板の曲面に沿って曲げれば、いい感じに窓枠鉄板に沿って貼り付けられる。

このようにワテ考案の網戸は、現物合わせで窓枠を作るので寸法間違いなどの失敗が起こらない。

他の人の網戸製作例を見ると、窓に紙を当てて窓の形状の型紙を作成するなどしている人もいる。

その型紙を使って、材料をカットするのだ。

まあそう言う手法も悪くは無いが、このような一点物を作成する場合には、最も確実なのは現物合わせだ。

次に進もう。

べニア板を二枚重ねにする

べニア板は最終的には6枚重ね(1.5cm厚)にする予定だ。

以下の作業では二枚重ねの作業を行っている。

上写真のように、現物合わせでボールペンで曲線を描いて、線に沿って切り取る。

 

下写真のように、こちらも現物合わせで印を付けてカットする。

2.5ミリ厚のべニア板は、カッターで切ってもいいし、薄刃のノコギリで切ってもいいし、ワテみたいに大型ペンチで挟んで、刃の部分で直線を付けて、指で線に沿ってポキッと折っても良い。

木工用ボンドで貼り付けて行く

下写真のようにボンドを歯ブラシで塗る。

その上にべニア板を張り付ける。

曲面に沿って湾曲している部分は突っ張り棒で押し付けると良い(下写真)。

あるいは、強力なネオジム磁石を使っているフックならべニア板二枚重ねでも、吸い付くので押さえられる。

なお、注意事項としては、コーナー部分は、べニア板の縦板と横板が交互に重なるように貼って行く。そうすると強度が増すので。

それと、二番目の注意事項としては、木工用ボンドが車の車内の他の部分に付いても気にしなくても良い。

例えば車のボディに木工用ボンドがウッカリ付着してしまったとしても、慌てる必要は無い。

何故なら、木工用ボンドは車のボディなどに貼り付いても、乾燥すると簡単に剥がせるからだ。

あるいは、車のドアや窓にある黒い合成ゴムの枠に木工用ボンドが付いても心配無い。その場合もボンドが乾燥するとぺりッと綺麗に剥がせるので。

ただし、布製のシートに木工用ボンドが付着すると、水洗いしないと取れないので、布部分にはボンドを付けないようにする事。

ドアロックボタンの部分の処理

下写真は、ドアロックボタンの周りにべニア板を二枚重ねで貼った状態だ。

下写真は、ドアロックボタンの周りにべニア板を三枚重ねで貼った状態だ。

これでようやくドアロックボタンの周りの膨らみよりも重ねたべニア板の高さのほうが高くなった。

 

下写真のように、ドアロックボタンの辺りに四枚目のべニア板を張る。

下写真のようにドアロックボタンの辺りにもう一枚べニア板を張る。これで五枚目だ。

細かい事は気にせずにべニア板をどんどん貼って行くと良い。それがDIYの基本だ。

ここまでで、べニア板は三枚重ねになっている。

ただし、ドアロックボタンの左右は5枚重ねになっている。ドアロックボタンの真上は二枚重ねなので若干強度的には弱い。

なお、最終的には2.5ミリラワンベニア合板を6枚貼り合わせるので15ミリの厚さになる。そんなに分厚い窓枠をスライドドアの内側に取り付けると、ドアをスライドさせて開閉する時にボディに当たるんじゃないか?と心配する人もいるだろう。

ワテの場合も実際に試してみたが、全く問題ない。つまり、スライドドアは少し開いた瞬間に外側に数センチくらい浮くような動きをするので15ミリくらいの窓枠が有ってもボディに接触する事は無いのだ。

突っ張り棒で木工用ボンド接着完了まで数時間固定する

木枠がドア鉄板にピッタリとくっ付くようにするには、曲面のカーブが一致する事が重要だ。

なので、下写真のように突っ張り棒で突っ張って数時間乾燥させる。

突っ張り棒は車内幅1300ミリくらいの物が数本あると便利だ。ワテの場合は二本しか使わなかったがどうにか出来た。

上写真の状態で一晩放置して翌朝、木枠を外して作業部屋に持って来た(下写真)。

べニア板の四層目は作業部屋で貼る

四枚目のべニア板(2.5ミリ厚)は部屋で貼る。

理由は、多数のクランプを使うからだ。

車から外して持って来た木枠はいい感じに出来上がっている。

一晩乾燥させているので、上写真のように曲面もいい感じで出来ている。

曲面に沿って作ったカーブもいい感じに出来ている(上、下の写真)

下写真のようにコーナー部分は、見た目が汚いが、この後でサンダーや紙ヤスリなどで整える。必要ならパテ埋めも予定している。

下写真のドアロックボタン部分は段々になっているが、この部分にさらにべニア板を重ねて張るのでクランプが必要なのだ。

横から見た写真(下)

木工用ボンドの接着は、一晩も乾燥させれば十分だが、普通の木工用ボンドなら2時間も乾燥させればくっ付くので、その後の作業では2時間置きくらいに板の貼り付け作業を行った。

あるいは、速乾性木工用ボンドを使えば作業が捗るだろう。

四枚目のべニア板を張り付けてクランプで固定する

下写真のように四枚目のべニア板を張り付ける。

三枚目の横べニア板は左右が三枚目縦ベニアで挟まれている。

なので、四枚目横べニアは、左右の三枚目縦ベニアに重なるように長い寸法にして貼り付ける。

このように縦横が交互に重なるようにするとコーナー部分の強度も増す。

四枚目べニア板を張り付けたらクランプで固定する(下写真)。

ドアロックボタンの段々のべニア板をべニア板で滑らかにする

下写真のようにドアロックボタンの段々になっている部分にもタップリと木工用ボンドを塗布しておく。

そして、下写真のように四枚目のべニア板を張り付ける。

貼り付けたら下写真のようにクランプで固定する。

段々の部分で木が浮いて隙間ができやすいので、沢山のクランプを使って挟み込む(上下写真)。

クランプで圧力を掛けるとボンドがニュルッとはみ出すので、指先で塗り込めば良い。

あるいは、過剰にボンドを塗ってしまった場合には、はみ出したボンドを指先で掬い取ってボンドの容器に戻しても良い。

木工用ボンドは、水に溶けるので、作業中にうっかり他の部分に付けてしまっても慌てなくても良い。後から洗えば良いからだ。

曲面に沿ったカーブを維持する為に木枠を台座で支える

クランプを沢山使うとその重量で木枠が撓んで(たわんで)しまう。

その結果、元々、いい感じに曲面を描いていた木枠が歪んでしまい、車に取り付けた場合に隙間が出来てしまう。

なので、その問題が出ないようにするために、下写真のように木枠の所どころを木片で支えて、元々のカーブを維持出来るようにする。

下写真は四枚目のべニア板を全部貼り付けてクランプしたので、一晩乾かしている。

白いグジャグジャしたやつは水を含んだウエットティッシュ。

はみ出した木工用ボンドを拭き取るなどの用途。

あるいは水を入れたバケツと雑巾を用意しておくと良い。

四枚目のべニア板貼り付けが完了した

クランプして一晩乾燥させた。

曲面に沿ったカーブもいい感じだ。

念のために、車に持って行って取り付けてみたら、曲線部分が若干ボディから浮いていた。

マグネットテープがあるので数ミリくらいの隙間なら磁力で吸い付いて貼り付くが。

でも1センチくらいの隙間が出来てしまうと、磁力だけでは吸い付かないので、再び突っ張り棒で突っ張って、木枠をボディの曲面に一致させる。

その状態で一日くらい放置しておけば良い。

その間に、反対側の窓枠を作成すれば良い。

これで、片側の窓枠が出来たので、反対側の窓用に同じ木枠を作った。二つ目は作業もサクサクと進んで短時間に完成した。天気も良くて、木工用ボンドの乾きも早かった。

ここまでの作業は二日で完了した。

これで網戸の木枠の部分が7割くらいは完成したかな。

木工DIYを始めたい人向けのアドバイス

当記事で紹介したように多数のクランプで部材を固定する写真を見た人は、物凄く本格的なDIYに見えるかも知れない。

その結果、「そんなの私には出来そうにない。」と思う人もいるだろう。

そんな事は無いのだ。木工作業では、クランプは色んな用途に使う。今回のような薄いベニアを重ねて貼り合わせるなんて言うのは、クランプが役立つ典型的な木工作業だ。

ワテが使っているクランプは殆どが100均の製品。

100円で4個セットの選択バサミ型クランプ

100円のC型クランプ 

200円のF型クランプ

など、各10個前後持っている。

アマゾンにも安くて評価の高いクランプセットがある。

あとは、箱物を作るならコーナークランプもお勧めだ。

ワテの場合はこのコーナークランプを8個買ったので、箱物の製作は物凄く作業性が良くなり、日曜大工が益々楽しくなって来た。

残る作業

残る作業は以下の通り。

  • 網戸押さえゴムを入れる溝の作成
  • 木枠の形を整える為に紙ヤスリで磨く
  • 木工用パテ埋め(必要なら)
  • 木枠を塗装
  • 網を張って完成

こんな流れになる。

 

一応、これでハイゼットカーゴの荷室のスライドドアの窓にピッタリの網戸が完成する予定だ。

取り付けたままスライドドアの開閉も可能。

外から見ても網戸の木枠は見えない。見えるのは網のみ。なので単なるサンシェードっぽく見えるだろう。

超強力両面テープが2千円くらい掛かってしまったので、材料費総額五千円弱かな。超強力両面テープを使わずにボンドで貼れば三千円くらいで自作出来るのでお勧めだ。

続く

アマゾンで「車用の網戸」を検索してみる

後半記事

その後、網張作業も行い無事に完成した。

詳細はこの続編記事をご覧ください。

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