記事内に広告が含まれています

【ワレコのDIY】フレンチクリート式壁面収納【HiKOKI 無段変速ジグソー専用棚完成】

この記事は約11分で読めます。
スポンサーリンク
BIGTEDDY - 6インチ フレンチクリート 写真ハンガー ハードウェアキット マウントアルミニウム Zクリップ 吊り下げマウントブラケット ミラーフォトシェルフとキャビネット用 (3ペア ネジとアンカー付き)
キャンディーズ(カセット・テープ)

写真 金具で引っ掛けるタイプもフレンチクリートと言うようだ。今回は木工で作る。

ワレコ

もうすぐ春ですね。

自称フレンチクリートの達人のワテがジグソーを壁面収納する棚を製作した。

 

自宅木工作業部屋にフレンチクリートシステムを製作して僅か一週間くらいしか経っていないが、既にフレンチクリートの達人を自任するワテである。

そんなワテが電動工具壁面収納の第二段としてジグソーを収納する棚を作成した。

木工初心者の皆さんがフレンチクリートを製作する上で参考となるテクニックを紹介しているので、参考にして頂きたい。

ちなみに第一弾は下記事で紹介しているマキタトリマM373の壁面収納棚の製作記事だ。

【ワレコのDIY】フレンチクリート式壁面収納【マキタトリマーM373専用棚完成】
図 木工DIYは楽しい🔨 ワレコ ワテも木工作業部屋の壁面収納をフレンチクリート式にしてみた。 そのフレンチクリートを利用して、まずはマキタトリマM373の収納棚を作ってみた。 当記事では、ワテが自作の木工作業部屋の壁面に作成したフレンチク...

では、本題に入ろう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ジグソーをフレンチクリートで壁面収納する

下写真の日立工機の 無段変速ジグソー(HiKOKI FCJ55VA2)と付属品、替え刃などをフレンチクリートで壁面収納する棚を製作するのが当記事の目的だ。

ちなみにこの 無段変速ジグソー(HiKOKI FCJ55VA2)は、リサイクルショップで中古で買ったやつだ。

さて、どんな棚を作るかはワテの頭の中に緻密に検討した設計図があるのだが、図面には描いていない。

以下に多数の写真を掲載してその製作過程を紹介するので、設計図が無くても製作した棚の構造は皆さんにも理解出来ると思う。

まず、針葉樹合板12ミリの端材にΦ30の穴を開けた。

下写真のように綺麗なΦ30ミリ穴が開いた。

ちなみにこの穴開けに使ったのが、下写真のマキタ 13mm電気ドリル 6305だ。

写真 マキタ 13mm電気ドリル 6305にΦ30ミリ木工ドリルを付けた

ワテが使っているマキタ13mm電気ドリルはこれだ。

回転数は、1,300(回転 / 分)のみ。無段変速なども付いていない。

ちなみにこのマキタ電気ドリルは、偶々通りがかったホームセンターで現品限りで安売りしていたので買ってしまったのだ。市販価格の約半額(6,900円税別)。

安売りしているとつい買ってしまうワテである。

自称、安売りの達人だ。

なんのこっちゃw

電気ドリルの選び方講座

やっぱり電気ドリルは100V式がいいなあ。100Vパワーは強力だ。

充電式電気ドリルは、バッテリーの充電直後なら強力だが、電池が減って来ると途端にトルクも落ちてしまい、穴開け途中でモーターが止まってしまうなどのトラブルも良くある。

其の点、100Vパワーの電気ドリルは停電しない限りフルパワーで穴開けが出来るのだ。

と言う事で、電気ドリルを買う予定の人は100V式をお勧めする。

 

なお、ワテが買ったマキタ6305によく似たマキタの13mm電気ドリルは幾つかある。

下写真は、電子ブレーキ付の6305A。回転数は1,300(回転 / 分)固定。

下写真は、正転・逆転が切り替えられるタイプ6304Rだ。回転数は1,100(回転/分) 固定。

下写真は、無段変速・正逆転両用の低速ドリル(0 ~ 600回転 / 分)6304LRだ。これが最も使い易そう。

ワテが買った6305は、正転のみでかつ、電子ブレーキも付いていない最もシンプルなタイプ。

まあ、本当ならブレーキは無くても良いので、逆転が出来るタイプ6304Rか、6304LRが欲しかったのだが、まあ逆転が無くても木工DIYで困らないだろう。

なぜなら、木工DIYなら開ける穴の深さは精々数センチくらい。

本職の大工さんが家を建てる場合なら、角材や柱に10cm、20cmと言った深い穴を開ける場合もあるが、そう言う作業ならドリルが抜けない場合があるので逆転出来る電気ドリルでないと使い辛いだろう。

 

床に散らばったドリルの切り屑は自作サイクロンシステムで簡単に掃除出来るのだ。

針葉樹合板12ミリの組み立てはスリムコーススレッドがお勧め

針葉樹合板12ミリの組み立てには、木工用ボンドは使わずに、スリムコーススレッド30ミリで固定した。

ワテが使っている軸細コーススレッド(=スリムコーススレッド)は軸径がM3.3タイプ。

スリムコーススレッドも常備しておくと良い

長さは20mmから5ミリステップで40ミリまでのスリムコーススレッドを常備している。

あとは、55mm、65mm、75mm、90mm、120mmの普通サイズ(軸径M3.8タイプ)のコーススレッドの箱買いで沢山常備している。

この手のネジは、箱買いで買うのが割安なのでお勧めだ。木工DIYを始めると、意外に沢山のネジを使うのだ。

コーススレッドは半ネジを買っておくのが無難

コーススレッドや木ネジには、全ネジタイプと半ネジタイプがあるが、木工DIYなら半ネジタイプを使う事が殆どなので、箱買いするなら半ネジタイプを買っておくと良い。

ワテの経験では、どうしても全ネジタイプのコーススレッドが必要になった事例が無いので、まあ半ネジを買っておけば良いと思う。

 

針葉樹合板12ミリのカットは卓上スライドが大活躍だ。

皿取錐や下穴錐を活用すると失敗が無い

合板を裂く方向にコーススレッドを捻じ込むと、板が割れやすい。

なので、ワテのお勧めは、皿取錐や下穴錐を活用する事だ。

標準的なコーススレッドなら軸径3.8~5.1ミリ、頭径8.2~9.2ミリだ(※1)。

※1 情報源 https://daidohant.com/product/course-thread/コーススレッド/

軸細コーススレッド(=スリムコーススレッド)なら、軸径3.3~3.8ミリ、頭径6~7ミリだ(※2)。

※2 情報源 https://daidohant.com/product/course-thread/コーススレッド/

なので、直径2.5ミリや3ミリの下穴錐を持っていれば、大体のコーススレッドの下穴を開ける事が出来る。

 

あるいは、下穴と同時に皿取もしたい場合には、以下の製品がお勧めだ。

二種類あるが、サイズは同じで材料が異なる。黒っぽいほうが値段が数百円高いがハイスピード鋼のタイプだ。まあどっちを買っても良く斬れると思うがワテはハイスピード鋼のやつを使っている。

サイズはワテは3×9ミリを使っている。このサイズを使えば、殆ど全てのコーススレッドの軸径(3.8~5.1ミリ)とネジ頭径(8.2~9.2ミリ)に対応出来るからだ。

あるいは、予算が有れば軸細コーススレッド用に、3×8タイプも追加購入しても良いだろう。でもワテの場合は3×9サイズ一本でコーススレッドと軸細コーススレッドのどちらも下穴加工している。

 

あるいは、皿取錐と一緒に埋木錐もセットになったやつがある。

同じく二種類あるいが、サイズは同じでハイスピード鋼か普通鋼かの違いだ。

こちらも3×9を買うのが無難だろう。

まあワテなら、やっぱりハイスピード鋼(高速度鋼)のやつを買うかな。

何故なら刃物は良く斬れるヤツを使いたいので。

 

あと、上写真で紹介した下穴錐(Φ9ミリ軸)に取り付ける事が出来るドリルストッパー(Φ9ミリ軸用)もお勧めだ。

このドリルストッパーを取り付けて皿取錐、下穴錐を使うと、穴開け深さを一定に出来る優れモノなのだ。

 

あと、最近スターエムさんが新製品を出している。

まあ要するに、下穴径がΦ1.5ミリと言う細いコーススレッドや木ネジ用の下穴と皿取が出来るのだ。

かつ、ドライバービット#1(小型⊕ドライバー)のタイプと#2(普通サイズ⊕ドライバー)のタイプがある。

要するに皿取する直径の大きさが異なる。

まあワテの場合は、#2のやつ(上写真)の購入を検討中だがまだ買っていないw

二段式フレンチクリートの作り方テクニック

さて、ほぼ完成したジグソー収納棚をフレンチクリートに引っ掛ける為に二本の45度カット棒を貼り付ける作業だ。

この場合、壁面のフレンチクリート横棒の間隔はワテの場合162mmで張っている。

従って、ジグソー収納棚の背面にも162mm間隔で45度カット材を二本平行に張り付ける必要がある。

ワテお勧めの作業手順としては、ジグソー収納棚の上部にまず一本目の45度カット材をコーススレッドでネジ止めしておいて、壁に引っ掛ける。

下段の45度カット材はこの時点ではネジ止めせずに、自由に移動出来る状態だ。

この状態で上写真のように、下段の45度カット材とジグソー収納棚に鉛筆で線を引けば、この後で壁から外してこの線が合うようにネジ止めすれば良いのだ。

自称DIY達人のワテが発見した高度なテクニックなのだ。木工素人には到底思い付かない達人技と言っても過言ではない。

ほんまかいなw

完成したジグソー壁面収納棚の紹介

下写真が完成したジグソー壁面収納棚だ。右隣には先日完成したマキタトリマM373壁面収納棚だ。

下写真に、フレンチクリートの横棒に引っ掛ける45度カットした部材を示す。

下写真は上から撮影したものだ。

ジグソーの刃を取り付けたままでも収納出来るように左側に穴開け加工をしている。

なお、上写真は右利き仕様だ。もし左利きの人は穴は右側に開けるほうが良いと思う。

穴の位置一つとっても、人間工学に基づいて最適化を図るワテの高度なDIYテクニックなのだ!

しつこいにも程があるw

 

さて、中古で買ったやっすいジグソーであるが、無段変速なので使い勝手は良い。

上写真のように刃を付けた状態のジグソーを下写真のように収納棚に設置出来るのだ。

写真 完成したジグソー壁面収納棚を実際に使っている様子

上写真において、電源コードも丸めて収納出来るし、棚下段にはT字型直線ガイド、ジグソー替え刃などを収納出来る。また、豆腐の空容器が入る高さに設計しているので、六角レンチなどの小物は豆腐容器に保管できるのだ。

実用性満点にもかかわらず低コストで製作出来る「ワレコ式ジグソー壁面収納棚」は完璧な構造と言っても良いだろう。

まとめ

ワレコ

雪が融けて川になってDIYを始めます。

捻じ込み過ぎたコーススレッドが裏から顔を出します。

もうすぐ春ですね。

ちょっと木工やってみませんか?

さて、木工DIYは楽しい。

ワテの場合、自宅の狭い部屋を木工作業部屋に改造していて、今までに三台の作業台を製作して、サイクロン集塵システムの配管も済ませた。

あとは、フレンチクリートを活用して、部屋に散らばっている多数の工具、小物、その他いろんなものを壁面収納する予定だ。

今までは部屋が物で溢れて足の踏み場も無い混沌状態であったが、昨年末から今年に掛けて自作した丸ノコ集塵システムなど活用する事で、徐々に混沌状態から抜け出しつつある。

何事も考えるだけでは前に進まない。

考えている暇が有れば手足を動かさなくては前に進まないのだ。

特に木工DIYに関してはそう思う。

今までに作った事が無いものを作ろうとしている訳なので、完璧な設計図を描いてから作るなんてのは不可能だろう。

そうでは無くて、大雑把に設計図を頭に描いておいて、あとは実際に作って行きながら何か問題が有れば対策を施せば良いのだ。

それをDIYと言うのだ。

と言う事で、マキタトリマM373と、HiKOKI無段変速ジグソーFCJ55VA2の壁面収納棚が完成した。

次は何を壁面収納しようかなあと検討中だ。

電動ドリルドライバー、電動インパクトドライバーなどのハンドルーツの収納棚を作ろうかなあと考えている。

スポンサーリンク
コメント募集

この記事に関して何か質問とか補足など有りましたら、このページ下部にあるコメント欄からお知らせ下さい。

DIY電動工具
スポンサーリンク
シェアする
warekoをフォローする
スポンサーリンク

コメント