
久しぶりの木工作業だ。
前回記事では、AliExpressで購入した無線制御可能なリレーコンセントを実際に無線制御する実験を行った。
その結果、無事に無線制御が出来たので、この無線コンセントを使えばワテの作業部屋に設置している集塵機を電動工具と無線連動させられる目処が立った。
当記事では無線コンセントや市販ダブルコンセントを取り付けるための台座を木工作業で製作したのでその作業過程を紹介する。
まあワテの備忘録だが。
では、本題に入ろう。
無線連動コンセントの最終設計案
無線連動コンセントの最終設計案は以下の通り。
これを作ることにした。

図 無線連動コンセントの最終設計案、これを作ることにした
上図を簡単に説明しておこう
ダブルコンセントが左右にあるが、左側「汎用」と書いてあるやつは普通に使えるコンセントだ。
一方、右側「無線」と書いてあるダブルコンセントは無線リモコンリレーで制御される。
中央にあるON/OFFスイッチは無線リモコンリレーの入力AC100VをON/OFFする。
このスイッチをONするとその上にある赤色パイロットランプが点灯して、無線リモコンリレーが動作中であることが分かる。
ただし、無線送信機側の「ON」ボタンを押下してリレーONになるまでは右側「無線」ダブルコンセントは通電していない。
ワテの手持ちには、接地付きダブルコンセントで通電表示LED付きのタイプがあったのでそれを採用する。
そうすると、左右のダブルコンセントの通電状態がLED表示で分かるからだ。
ちなみにこの通電表示LED付きのダブルコンセントはいわゆる医用コンセントというやつで、普通のコンセントと比べて差し込んだ電源プラグが抜けにくいのだ。
実際、医用コンセントに電源プラグを挿し込むときも強めの力が必要で、挿し込んだあともグラつきが少なくしっかりくわえ込んでいるのが手に伝わる。
そういう堅牢なコンセントなのでオーディオマニアな人は医用コンセントを好む人も多い。
ワテの場合はオーディオ好きではあるが、この医用コンセントはオーディオ用途に購入したのではなく、数年前にヤフオクで10個セットが安く売られていたので買ってみたのだ。
それ以降、時々この医用コンセントをDIYで使っている。まだ数個残っているかな。
無線連動コンセントの木枠作成
さっそく製作に取り掛かる。

写真 無線連動コンセント自作PJで使う部品
上写真では赤色ダブルコンセントも写っているが、最終的には白色のダブルコンセントで通電表示LED付きのタイプを採用した。
ちなみにこの赤色コンセントもヤフオクで購入したやつでこれは新古品で格安だった。赤色のコンセントは、本来は停電時などに自家発電装置などから電力が供給される「非常用電源」らしいが、ワテの場合は安かったので買った。
使う木材はホームセンターの端材売り場で買ったアカシア集成材で厚さ15ミリだ。
卓上スライド丸鋸で切断した。

下写真では、2枚のアカシア集成材の長板を両面テープで貼り合わせて、手押し鉋盤で削って幅を35ミリに揃えている。

AC100V電源コードは VCTF(ビニルキャブタイヤ丸形コード ) 2sq×2芯 3mをホームセンターで買ってきたやつを使う。
そのVCTFケーブル(直径約8mm)を固定するケーブルグランドを取り付けるために、下写真のようにアカシア集成材15ミリ厚をボアビットで削って加工した。


下写真が作業の様子だ。

このボアビットセットはアマゾンで確か3000円弱で売っていた17本セットで、斬れ味はまあまあだが、実用性はあるので良い買い物だった。
ワテの場合は、DIYで使った刃物は必ず椿オイルを塗って錆防止に心がけている。

刃物は錆ると斬れ味が悪くなるだけでなく、内部まで錆が進むと回復不能になる場合もあるから、安い刃物でも絶対に錆びさせないように刃物椿油を塗りまくっている。
下写真はダブルコンセントを取り付ける木枠が若干だがダブルコンセントに干渉したので、鑿で少し削っている作業の様子。

下写真が完成形だ。

下写真はアカシア集成材の台座の四隅をベルトディスクサンダーで丸めている作業の様子。

下写真はアカシア集成材台座のエッジをトリマーで面取りしている様子を示す。

ちなみにこのトリマーテーブルはワテ自作で下写真のようにマキタのトリマーを組み込んでいる。

下写真のように面取り作業に使ったトリマービットも歯ブラシで清掃して、そのあとは刃物椿をスプレー噴射して保管しておく。錆が大嫌いなワテである。

下写真は完成したパーツを仕上げサンダーで研磨している様子を示す。たぶん240番手かな。

下写真はリョービの手押し鉋盤の刃の部分を刃物椿油で錆止めしている様子を示す。
手押し鉋盤の刃を触る場合には必ずコンセントを抜く。手押し鉋盤の刃には木のヤニや木屑が付着して湿気を吸って錆びやすいので要注意だ。
それと手押し鉋盤の刃は鋭いので手を切る怪我をし易いのでそれも要注意だ。
怪我をしないコツは、ゆっくりと遅い動きで刃をウエスで擦る。素早く動かすと指先を切る事故が起きやすいので要注意だ。

下写真のように完成した部材を接着剤(タイトボンド3)で貼り合わせる。

タイトボンド3をしばらく使わずに高温多湿の作業部屋に置いてたら、少し固まりつつあった。
カチカチに固まっている訳ではないからまだ使えるが、少し水を混ぜて撹拌するとよいのかな?
下写真のように接着が完了した。

接着剤がはみ出している箇所があったので、下写真のように仕上げサンダーで研磨した。
ここで使っている穴開きの台は集塵ホースを接続して粉塵を吸引できるようにしている。

下写真のようにクルミオイルを塗って仕上げる。

下写真が完成形だ。

完成した木製台座に電材を取り付ける
下写真のように3連プレートにダブルコンセント、両切りスイッチ、パイロットランプを取り付けている。

下写真のように3連プレートとほぼ同じサイズで四角の枠を組んでいる。

ところがダブルコンセントの上下2箇所のネジ穴が木枠から外れているので、ネジ固定が出来ない問題が発覚。
そこで急遽下写真のように端材を切り出して、ネジ固定が出来るようにする。

下写真のようにタイトボンド3を塗布した。

下写真のように切り出した木片を貼り付ける。

下写真のように四箇所に木片を貼り付けたので、ネジ固定が出来るようになった。
固定方法としては、普通に木ねじで固定する事も考えたのだが、最終的には下写真のM4鬼目ナットDタイプ埋め込む事にした。

鬼目ナットを使う理由は、もし木ねじ固定だと、何度もプレートを取り外したり取り付けたりするとネジ穴が馬鹿になるからだ。
さっそくM4鬼目ナットDタイプを埋め込むためにΦ6ミリの穴を開けた。M4鬼目ナットDタイプの参考下穴径は5.7~6.0なので、下写真のようにΦ6で穴を開けたのだ。

穴あけ作業には下写真のスターエム竹用ドリルがお勧めだ。斬れ味が抜群に良いのだ。

竹用ドリルも使ったあとは上写真のように刃物椿をタップリとスプレーしておく。
さっそくM4鬼目ナットDタイプを4mm六角レンチで捩じ込んだのだが、タイトボンドで貼った木片が硬めの木質だったので捩じ込み辛い。
強めの力で捩じ込んだら下写真のように鬼目ナットが破損してしまった。あかんがなw

上写真はその鬼目ナットをプライヤーで引っ張ったら千切れてしまい、最悪の状態になってしまった。
さてどうするか?
暫く考えて、鉄工ドリルΦ7で削ってしまう事にした(下写真)。

その結果、上写真のように破損していた鬼目ナットを完全に除去成功したのだ。
ああスッキリ。
さて、Φ7の穴を埋める必要がある。とは言ってもΦ7の丸棒など無いし。
とりあえず下写真のようにタイトボンド3を穴に詰めた。

下写真のように貼り付けたのと同じ木を鑿で削った木片を用意した。

その木片を下写真のように接着剤を詰めた穴に沢山詰め込んで金槌で叩いた。

数時間後に下写真のように固まった。

下写真のようにアサリのない鋸を使って飛び出している部分を切断した。

下写真のように再びΦ6の竹用ドリルで穴あけ加工した。
ただし、そのあとΦ6.5のドリルで追加工して穴を広げておいた。そうすればM4鬼目ナットDタイプもスムーズにねじ込めるので。

下写真のように使った竹用ドリルは再び刃物椿をスプレー。

絶対に刃物を錆びさせないワテである。
と言う事で、無事に3連プレートの固定台座が完成した。
まとめ

久しぶりの木工作業は楽しい。
暑い夏も終わりが近づき、涼しくなってきたのでDIYには最適の季節だ。
当記事では、無線連動コンセント自作プロジェクトの三回目で、AliExpressで購入した無線制御可能なリレーコンセントと市販接地付きダブルコンセントなどを固定する木製台座を製作した。
途中でM4鬼目ナットが破損するトラブルに見舞われたが、鉄工ドリルで破片を除去し、穴には多数の木片を接着剤で詰め込むと言う斬新なアイデアで完璧にリカバリーすることが出来た。
その結果、4つの鬼目ナットを埋め込む事が出来たので、今後の配線作業では3連プレートを何度も取り付けや取り外ししても、ネジ穴が馬鹿になることも無いので安心して作業が出来る。
(つづく)






















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