数日前に WarekoMap をv3.7からv3.7.1にバージョンアップした。
v3.6をリリースした時に、設定ダイアログで従来の
- 黄色い人を中心にzoomする (Yahoo地図は赤いマーカー)
- 手のアイコン位置を中心にzoomする
を廃止して、
- 自動切替 (黄色い人が地図上いる場合は黄色い人を中心にzoomする。いない場合は手のアイコン位置を中心にzoomする)
という方式にしたのだが、あるユーザーの方から、従来の方法を復活して欲しいという要望があったので、このv3.7.1では
- 黄色い人を中心にzoomする (Yahoo地図は赤いマーカー)
- 手のアイコン位置を中心にzoomする
- 自動切替 (黄色い人が地図上いる場合は黄色い人を中心にzoomする。いない場合は手のアイコン位置を中心にzoomする)
の三つの中から選べるようにした。
自分ではこの自動切替は良いアイディアだと思って勝手に変更したのだが、利用者の皆さんの意見を聞かずに勝手に変更したのは間違いだった。WEBサイト運営は、なかなか難しい。
さらに、そのv3.7.1では、サイトのURLを
http://www.wareko.net/maps/v3.7/search.php
から
http://www.wareko.net/maps/v3.7.1/search.php
へ変更したのだ。
WarekoMapの利用者さんの数はまだまだ全然少ないのであるが、最近ではたまに海外の人も訪問してい頂いている。
以前、このブログでも触れたが、map と maps の違いをワテは良く知らずに WarekoMapと名付けたのだが、mapだけだと特定の地図を指すようだ。
一方mapsなら、一般名称としての地図という意味になるので、地図サービスのようなサイトの場合 mapsと名乗るのが普通らしい。だからGoogle MapsやYahoo! Maps となっているようだ。
それで、いちおう海外の人向けにも正しい表記にする為に、上記のように
というふうに s を付けたのだが、そこに落とし穴が有った。
Wareko Map This では、Chromeの各タブを調べて、
- 既にWarekoMapが起動している場合はそのタブを使って地図表示をする
- どのタブにもWarekoMapが見つからない場合は新規タブにWarekoMapを起動して地図を開く
という動作になっている。
で、このChromeの各タブを調べてWarekoMapを探す処理を、JavaScriptで
var str_url = “http://www.wareko.net/maps/v3.7/search.php”;
var b_found = (str_url.indexOf(‘http://www.wareko.net/maps/’) >= 0);
みたいな安易な判定にしていたので、
var str_url = “http://www.wareko.jp/maps/v3.7.1/search.php”;
になったら、タブにWarekoMapが有ったとしても見つからないという判定になってしまう。
こりゃあかんがな。
で、さっそくWarekoMapThisの修正に取り掛かったのだが、作ったのが2015/8/15の頃なので約二か月弱経っていて、すっかり中身を忘れてしまった。いつこんなプログラムを書いたんや?ソースコードに見覚えが無いという感じ。
どうやってデバッグをしたのかすら覚えていない。起動方法すら分からん。
それで、ChromeExtension作成方法のYouTubeビデオなど見直してようやく記憶を取り戻して、修正を行った。
今回は、正規表現を使ってurlの形式がある程度違ってもバッチリ検出出来るようにしたつもりなので、多分上手く動くと思う。
それと、今回はもう一ヶ所改良した。
Chromeのウインドウが複数起動していて、裏に隠れたウインドウの中にWarekoMapタブがある場合、WarekoMapThisを実行したらその裏のウインドウのそのWarekoMapタブを見つけて最上位に持って来て地図表示する。
従来は、ウインドウを最上位に持ってくる処理をしていなかったので、自分でそのタブを探して表示する必要があった。
まあ、あまりこういうふうに複数のウインドウを表示してChromeを使っている人はいないと思うのであまり役に立たないかも。
それに、WarekoMapThisダウンロード数が今でもまだ全世界で21回なので(そのうち4回はワテ自身)、、、多分誰も気づかない改良だ。
と言う訳で、
Wareko Map This – Chrome Web Store – Google
の宣伝よろしくお願いします。
とても便利な無料のChromeアドオンですから。
なお、将来の Wareko Map This v1.2 を作成する際の備忘録として補足するなら、
v1.0がインストールされているChromeでは、v1.1が公開されると自動的にv1.1にアップデートされるようだ。
Chromeで拡張機能を
で表示させてみると、ワテの Chrome でも v1.0 が知らないうちに v1.1 に変わっていた。
また、Chromeウエブストアでの v1.0 から v1.1 の入れ替えも簡単で、VisualStudio で作成している Wareko Map This プロジェクトの中に manifest.json というファイルが有って、その中身の一部は、
{
“manifest_version”: 2,“name”: “Wareko Map This”,
“description”: “This extension will let you get a Wareko Map for any selected address on a webpage.”,
“version”: “1.1”,
のようになっていて、この version の部分の数字を新しいバージョンに変えればよいのだ。
で、このファイルや他のJavaScriptファイルなどをzipにまとめてアップロードするだけで、新バージョンをChromeウエブストアに登録出来るのだ。
でもたぶん、数か月後には、またすっかり忘れていて、このページを読み返すことになるに違いない。
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