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【ワレコの電子工作】チップ抵抗・チップコンデンサを小袋で整理し直した【SIKIRI3ケースを使う】

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ワレコ

昨日、ふと良いアイデアを思い付いたのだが、それが何だったのか思い出せない。

世間一般で多く使われている何らかの機器の使い勝手を良くする改良案だったのだが、忘れてしまった。

その発明によって莫大な収益が入ると言う画期的なアイデアだったのだが、もしかしたら昨夜見た夢だったのかな?

さて、良いアイデアも下らないアイデアも一日十個くらいは思い付くワテであるが、チップ部品の再整理を行った。

以下に示す前回記事では、チップ部品をワテ流に整理整頓した。

【ワレコの電子工作】チップ抵抗・チップコンデンサを100均ケースに整理した【ワテ流】
ワレコ HOZANの大型パーツキャビネットを三台くらい欲しいワテであるが、高くて買えないw そんな時には100均だ。 ワテの場合、2021年1月に表面実装部品を使ったラッチングリレー式オーディオセレクターを作成した。 その専用基板を、リード...

上記記事の手法は画期的なアイデアだと思っていたのだが、実際にチップ部品を使った電子工作を始めてみたら、上記記事で紹介している整理方法は今一つ使い勝手が悪い事に気付いた。

そこでワテ流チップ部品整理整頓術の第二案を考えた。

当記事では、その画期的な収納術を紹介したい。

結論としては、電子部品業界、電子工作業界、小物整理業界など、あらゆる業界を吃驚仰天(びっくりぎょうてん)させるかもしれない完璧な収納に成功した。

秋月電子さんもビックリする可能性がある。

では、本題に入ろう。

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チップ抵抗をポリエチレン小袋で整理整頓する

プラスチックケースにテーピングを丸めて収納する方式は廃止

電子部品をネット通販で購入すると下写真のような多数のテーピングされたパーツが届く。

写真 未整理状態のチップ抵抗、チップコンデンサ

これらのチップ抵抗、チップコンデンサは前回記事で紹介したように下写真のように小部屋が多数あるプラスチックケースにテーピングのまま丸めて収納していた。

写真 当初はプラスチックケースに丸めて収納していた

ワテが採用したのが、100均のSIKIRIシリーズの整理ケースだ。

下写真はSIKIRI30ケース。

下写真はSIKIRI42ケース。

ダイソー、キャン★ドゥ、セリアなどで売っている。

部屋数は1、3、6、10、30、42など色んな種類がある。

SIKIRIケースの特徴としては仕切り板が固定(ケースと一体形成)されているので、隙間から隣の部品が混じらないのが良いのだ。

テーピング部品を丸めて収納すると色んな問題がある

当初はこの収納方法は完璧だと思っていたのだが、その後、表面実装部品を使って幾つかの電子工作をする中で気づいたのだが、丸めて収納するのは面倒な感じ。

写真 テーピングされたパーツを丸めて収納するのは面倒

それに、上写真のように紙に手書きした抵抗値やサイズなどの文字が読み辛い。

写真 テーピングからばらけた抵抗が隣の小部屋に迷い込む可能性もある

チップ部品の中には上写真のように、購入時点でテーピングが小さくカットされたものもある。あるいはテーピングから外してバラになったものもある。

その結果、上写真のような収納方法ではバラけたチップ部品が上蓋の隙間から隣の小部屋に迷い込む可能性もある。

3216M(1206)サイズのチップ抵抗ならサイズも大き目なので、部品表面に抵抗値が刻印されているので万一迷い込んでも気づく可能性はある。

ところがチップコンデンサの場合には、3216Mサイズでもチップ表面になんの文字も無いものが多い。そんなパーツが他のパーツと混じってしまうと、もはや区別は不可能に近い。

なぜなら、ワテの場合には、コンデンサは使う時にテスターで容量を計測する習慣を付けているのだが、マイクロファラッド以上くらいの容量なら精度良く計測出来るが、ピコファラドのオーダーの容量は測定誤差も大きいので、自分で容量を計測して区別するなんてのは非常に難しいのだ。

それと、下写真のようにプラスチックケースを六個も使うので、数種類のチップ抵抗を取り出すだけでも、数個のケースの蓋を開閉しなくてはならない。

写真 六個ものプラスチックケースをとっかえひっかえするのも面倒

と言う事で、この収納方法は今一つ使い辛い事が判明したのだ。

自称整理整頓の達人のワテにも失敗はある。

今回採用したポリエチレン小袋収納システム

ワテがチップ部品の整理に新たに採用した手法が、下写真に示すポリエチレン袋を使う方式だ。

写真 ダイソーで買って来たチャック付きポリエチレン袋(書き込み欄付き)

ダイソーで売っている

「厚めのチャック袋(書き込めるタイプ、55枚、5cm x 7cm)」

と言う商品だ。

このポリエチレン製の袋の仕様は以下の通り。

  • サイズ 50 x 70 x 0.08mm(厚み)
  • 55枚入り100円
  • チャック付きなので口を閉じられる
  • 三行の白塗り記入欄があるので書き込める

100均やホームセンターには似た様な多数のナイロン小袋が売られているが、ワテが採用したこの小袋の場合、秋月電子のパーツ収納小袋とサイズがほぼ同じなのだ。

写真 秋月ナイロン小袋(赤色閉じ口)とダイソー50×70小袋はほぼ同じサイズ

上写真では六個の部屋があるSIKIRI6プラスチックケースにこれらの小袋を収納している。

写真の通り、50x70mmサイズの小袋はSIKIRI6の小部屋にピッタリと収まるのだ!

この事実を発見したのは、この業界ではワテが世界初だ!

ほんまかいな。

それよりも、どんな業界や!?

 

兎に角ダイソーの小袋を使って、チップ抵抗を整理整頓する。

まずは下写真のようにテーピングを適当な長さにハサミでカットした。

この袋には三行の白色背景の記入欄があるので、抵抗値、サイズ表記(インチとセンチ)などを手書きした。

「Ω」の記号は書かない。その理由は出来るだけ簡素に必要最小限の文字を書くほうが見易いので(ワテの場合)。

ちなみに、上写真のチップ抵抗は日本の有名メーカーKOA製だ。一般に多くのチップ抵抗は黒色で味気ないのだが、このKOAの抵抗は色が薄い青色なのでワテは好きなのだ。

5x7cm小袋はSIKIRI3ケースにピッタリ収まる

このように小袋に収納したチップ抵抗を下写真のSIKIRI3ケースに収納する。

写真 100均に売っているSIKIRI3ケース

ネット通販でも100円で売っている。

このケースの蓋を開けると下写真のように細長い三部屋がある。

写真 100均に売っているSIKIRI3ケースの内部は縦長の三部屋がある

この三部屋に下写真のようにポリエチレン小袋に収納したチップ抵抗を並べて収納するのだ。

写真 抵抗値0~9.9KΩまでのチップ抵抗(主に3216Mサイズ、0.25W、±1%)を整理した

上写真のように抵抗値は目立つ赤マジックで記載したので、多数の小袋の中から目的の抵抗を素早く見つける事が出来るのだ。

「Ω」記号を省略しているので見易い。

完璧だ!

三列ある各小部屋には、二十枚くらいの小袋を収納している。なので合計60種類くらいの抵抗を収納している。

まだ若干の空きスペースがあるのでこのSIKIRI3ケースが一つあれば70~80種類くらいは収納可能だ。なのでケース2個使えばE24系列の全種類(約150種類)を収納出来る。

冒頭で示した六個のプラスチックケース(SIKIRI30)に収納していたこれらのチップ抵抗は、下写真のように二個のSIKIRI3に収納出来たのだ。

写真 左(抵抗値0~9.9KΩ)、右(10KΩ~)のチップ抵抗をケース二個に収納できた

チップ部品収納手法に革命を起こすワレコ式収納テクニックなのだ!

同じ抵抗値だけれどサイズ違い・ワット数違いも一緒に収納

例えば下写真は二種類の100Ω抵抗だが、左は2Wで6432Mサイズの大型、右は0.25Wで3216Mサイズの中型だ。

ワテの場合には基本的にはチップ抵抗はこの0.25W、3216Mサイズ、±1%誤差製品を使うようにしている。

その理由はこれより小さいと半田付けし辛いので(ワテの半田付け技術では)。

写真 同じ抵抗値だけれど種類が異なる場合も個別に小袋収納する

上写真のようにこれらの二種類の抵抗も個別にポリエチレン袋に収納して、100Ωのところに並べて収納しておけば分かり易い。

なお、ワテの場合はワット数を記入していない袋には0.25W(=1/4W)の抵抗を入れている。場合によっては同じ3216Mサイズでも0.5Wや0.6Wの品物もあるが。

そんな感じで一心不乱にポリエチレン小袋にマジックで抵抗値やサイズ表記を手書きしてチップ抵抗を収納した。

RSコンポーネンツ、秋月電子、デジキーなどのパッケージや付属書類に印字されている商品型番、メーカー、抵抗値なども必要に応じてハサミで切り取って小袋の中に一緒に収納しておくと分かり易い。

写真 小袋の中にはそのパーツ付属の商品ラベルなども一緒に収納している

そうしておくと、追加注文する時に同じ型番のものを簡単に発注出来るからだ。

パーツ整理用プラスチックケースの数を大幅削減に成功

約一時間くらい掛けて下写真のように無事にチップ抵抗の整理整頓が完了した。

旧式の整理方法(SIKIRI30ケース6個) 今回採用の新整理方法(SIKIRI3ケース2個)

写真 チップ抵抗の整理結果(新旧方式の比較)

上写真のように、今回採用したポリエチレン小袋にチップ抵抗を収納する方式は、SIKIRI3ケースを2個しか必要としない完璧な収納方法なのだ。

かつ、個々のチップ抵抗はチャック付きポリエチレン小袋に収納しているので、どんな衝撃が加わっても他のチップ抵抗と混じる事は無い。

さらに、このポリエチレン小袋は秋月小袋とほぼ同じサイズなので、秋月で買ったパーツならその小袋のままSIKIRI3やSIKIRI6ケースに収納出来るのだ。

と言う事で自称整理整頓の達人のワテ発案の

「ワレコ式 5x7cm小袋+SIKIRI3ケースによるチップ部品整理整頓技法」

が完成したのだ。

チップコンデンサをポリエチレン小袋で整理整頓する

次はチップコンデンサの整理整頓だ。

チップコンデンサの場合もチップ抵抗と全く同じ手法で整理整頓した。

写真 小袋にチップ積層セラミックコンデンサと商品ラベルをカットして収納

上写真のように容量値、耐圧、容量誤差、製造元、サイズなどを手書きしておく。

下写真のように商品ラベルも一緒に入れておくと、どこで買ったどんなパーツなのか一目瞭然だ。

写真 商品ラベルも一緒に入れておくと分かり易い

その結果、旧式整理法ではプラスチックケース4個(SIKIRI42)を必要としていたが、新式整理法ではSIKIRI6ケースがたったの1個で良いのだ(下写真)。

写真 チップコンデンサの整理に必要なケースは1個有れば足りる

チップ抵抗の整理ではSIKIRI3ケースを使ったがチップコンデンサの整理ではSIKIRI6ケースを使った。

その理由は単にSIKIRI3ケースを使い切ってSIKIRI6ケースしか無かったので。

まあどっちのケースを使っても5x7cmサイズの小袋がピッタリと収まるのだ。

ちなみにチップコンデンサは容量毎に下写真のように小部屋に分けて整理している。

写真 チップ積層セラミックコンデンサを容量毎に六つの部屋に収納

従来手法では四個ものプラスチックケースを必要としたが、新方式では一つだけのプラスチックケースで良いのだ。

今後はチップ部品整理業界の断捨離エキスパートと呼ばれる可能性があるワテである。

チップ部品の整理整頓に使ったグッズ

パイロットの24時間キャップを外しても書ける油性マーカー

下写真がワテがお気に入りの筆記用具だ。

24時間以内ならキャップを外していても書けるという油性マーカーなのだ。

文房具売り場で偶々見付けたので買ってみた。

製造元はパイロットで商品名は「パーマネントマーカー」。

従来の油性マジックならキャップを付け忘れると先端が乾燥してしまって使えなくなるが、この「パイロット パーマネントマーカー100 油性」はキャップを付けずに数分くらい放置しても全く問題無く書ける。

まあワテの場合は24時間放置して実験した訳ではないので、本当にそんなに長時間キャップ無しで放置しても使えるのかどうかは未確認だが、製造元が言うのだから間違い無いだろう。

でも不思議なのは、24時間放置しても書けるんなら、一時間くらい増えて25時間放置しても書けるだろう。

と言う事は、25時間だろうが30時間だろうが100時間だろうが、何時間放置しても書けるんじゃないのかな?と言う疑問があるのだが(数学的帰納法かよw)。

ダイソーの書き込めるタイプチャック付きポリエチレン袋(5x7cm、55枚入り)

今回の整理整頓作業に使ったのがこの袋だ。

55枚入って100円なので、物凄く安い。

ワテの場合には、これを5個買って来た。

55枚x5 = 275枚だ。

写真 ダイソーの書き込めるタイプチャック付きポリエチレン袋(5x7cm、55枚入り)

小袋は電子部品の収納に最適だ。

まとめ

ワレコ

電子部品を整理すると気分がスッキリするので、何か新しい作品を作ってみようと言う気持ちになる。

もし人生に行き詰っている人は、整理整頓をすると何か新しい道が開けるだろう。

当記事では、ポリエチレン小袋と100均プラスチックケース(SIKIRIシリーズ)を組み合わせたチップ部品収納テクニックを紹介した。

この方法のメリットは以下の通り。

  • 安くて手軽に入手出来る用具を使って整理するので誰でも出来る
  • 袋のチャックを閉じる時に中の空気を出せば薄く出来るので高密度収納可能
  • 手書きで自由に情報を記載出来る
  • 添付書類、ラベルを必要に応じて袋に収納出来る
  • 袋のチャックを閉じれば地震で落下しても他のパーツと混じる事が無い

などか。

市販のパーツケースの紹介とワテのコメント

以下では市販のパーツケースのうち、ワテの調査で人気のあるやつを紹介したい。

上写真のHOZANのパーツケースは有名だ。定番商品と言っても良いだろう。

中の仕切り板位置は可変なので、色んなサイズ・種類の電子部品の整理に適している。

ただし、チップ部品の収納には不向きだ。なぜなら仕切り板が動かせるので、小さなチップ部品ならちょっとした隙間から隣の部屋に移動する可能性があるので。

 

チップ部品の収納に人気があるのが上写真のような構造のパーツケースだ。

上写真の製品の場合、144個の小部屋があるので抵抗ならE24系列のほぼ全値を収納可能だ。

それらの小部屋は分離して一つの小さな蓋付きケースとして取り外せる。なので必要に応じてケースの収納場所を入れ替える事が可能だ。

ただし、これらの製品は小部屋のサイズが小さいので、ワテの整理方法で紹介したようにそのパーツの仕様を記載した紙切れやラベルなども一緒に保管したいと言う用途には向いていない。

あくまで、多数のチップ部品をテーピングから外して個々のケースに収納すると言う用途で良いと言う人向けだろう。

テーピングからパーツを外すのはワテとしてはお勧めしない。万一床に散らばったりするともはや再整理するのは不可能に近いからだ。

 

と言う事で、ワテ方式(小袋+SIKIRIケース)が最強だ!

最強関連商品

ワテの場合、銀だら西京焼きが焼き魚界の最強だと思ている。

最近、美味い銀だら西京焼きを食べていないので食べたいなあ~

(続く)

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