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【ワレコの電子工作】PCBWay で作ったL4780TA専用基板にパーツを半田付け完了

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こう言うダイヤル式のアナログな発振器は案外使い易い 60V 6A出力の安定化電源なら応用範囲は広い ワテも欲しいデジタルオシロ

図 オーディオ系自作をするなら発振器、可変安定化電源、デジタルオシロの三点セットは揃えたい

ワレコ

アナログオシロ派のワテもそろそろデジタルオシロを使いたい

ワテは、L4780TAステレオパワーアンプIC採用のパワーアンプを現在作成中だ。

このL4780TAパワーアンプICはかなり前に何らかの経緯で入手したやつだ。その存在をすっかり忘れていたいのだが、部屋を片付けていて発見したのだ。

それでこのL4780TAパワーアンプICを活用する事にしたのだ。

【ワレコの電子工作】PCBWay で作ったL4780TA専用基板にパーツを半田付け【白光のお勧めコテ先T12-BCF2】
写真 ワテお勧めの半田付け便利グッズワレコもう春だ。久しぶりに半田付けをやった。ワテの場合、ワンチップのステレオパワーアンプL4780TAを使ってパワーアンプを作っている。前回記事で紹介したように、その専用基板をPCBWayさんで製作して、...

前回までの記事で紹介したように、PCBWayさんで製作した専用基板に抵抗やコンデンサなどのパーツを半田付けしていた。

今回は、足らないパーツをネット通販で購入して、それらのパーツが届いたので半田付けした作業を紹介したい。

では、本題に入ろう。

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ワテお勧めの電子部品ネット通販サイト

ワテの場合、電子部品を買う場合はまずは秋月電子さんで必要なパーツを探す。

その理由は秋月電子さんは安いからだ。

しかしながら秋月電子さんの場合、各種のオリジナルキットなどの品揃えは多いが、抵抗やコンデンサなどの基本的なパーツは、売れ筋の品物しか売っていないものが多い。

例えば、今回2.7Ωの金属皮膜抵抗(1/4W)が欲しいのだが、残念ながら秋月さんには売っていない。

あるいは、電解コンデンサ68µ/50Vが欲しいのだが、それも秋月さんには売っていなかった。

今回作成している回路はL4780TAのデータシートにあるリファレンス基板の回路なのだが、68µは電源回路のところにある電解コンデンサなので、多少容量が違っても問題は無いとは思う。

でもまあ秋月さんには2.7Ωも無かったので、ここは別の会社で買う事にした。

その場合は、RSコンポーネンツさんかマルツオンラインが候補だ。

その理由は、両社ともに膨大な数のパーツが販売されている。

RSコンポーネンツなら世界中の殆ど全ての電子部品が入手できる

例えば今回の工作では圧着端子を使う。

RSコンポーネンツさんなら、JST(日本圧着端子製造株式会社)、Hirose(ヒロセ電機株式会社)などの定番の日本製圧着端子はもちろん、Molex、TE Connectivity、その他多数の世界中のメーカーの圧着端子が販売されているのだ。

上のリンクを開くとRSコンポーネンツさんのサイトで多数の圧着端子を見る事が出来る。

開いた画面の左側にある絞り込みの条件を設定すると細かい絞り込みが出来るので、目的とする圧着端子を効率良く短時間で見付ける事が出来る。

そう言う使い勝手の良さも気に入っているのでワテはRSコンポーネンツさんのサイトで良く買い物するのだ。

RSコンポーネンツさんは業界最大級の国内在庫を誇っているし、WEB注文の場合には送料が450円と安いのだ。かつ、複数の品物を注文して、一部が分納になる場合でもWEB注文なら送料は450円のポッキリなのだ。

6000円以上で配送料無料になる。

https://jp.rs-online.com/web/c/connectors/pcb-connectors-wire-housings/crimp-contacts/

従って、海外在庫の品物など含めて数点のパーツを購入する場合にはワテはRSコンポーネンツさんを良く利用している。

実際、以前にチップ抵抗を三十種類くらい各百個ずつ買った時に、海外在庫を含めて納期がバラバラで十回くらいに分けて分納された。その場合でも送料は最初に支払った450円で済んだのだ。

素晴らしいぞRSコンポーネンツ。

メール便なら送料385円(税込)のマルツオンラインがお勧め

一方、マルツオンラインさんの場合はDigi-Keyと提携してるので、こちらも膨大な商品の中から選ぶ事が出来るのだ。

送料は宅急便で500円(税抜)、3,000円(税抜)以上なら送料無料だ。かつ、メール便で送れるサイズの場合は、全国一律350円(税抜)で済むのだ。

電子部品・半導体パーツの通販 販売 | マルツオンライン
電子部品、半導体など取扱いメーカー2900社以上。圧倒の型番数より瞬間検索、全品1個から購入可能、16:00までのご注文を翌日お届け、税込3,300円以上購入で送料無料。回路設計、試作基板の設計製造、ケース製造など法人様向けのエンジニアリン...

従ってマルツさんに在庫が有って即日発送出来て、メール便で発送可能な小型パーツを購入する場合にはマルツオンラインを使う事が多い。

と言う事で、今回はマルツオンラインで下写真のパーツを購入した。送料¥ 385(税込)で総額千円くらい。金曜日に注文して日曜日に配達された。速いぞ。いや~、便利な世の中だ。

写真 マルツオンラインで購入したステレオミニジャック、金属皮膜抵抗、電解コンデンサ

やっぱり運送業者さんには感謝しなくてはならない。

物流トラックには道を譲るべき

ちなみにワテの場合は自動車を運転している時に、業務用のトラックとかバンなどの車が駐車場から道路に出られずに困っている場合には、必ず停車して道を譲る。

例えばコンビニに商品を配送したトラックが、次の店舗に行くために道路に出ようとしているような状況だ。

そう言う場合は必ず道を譲る。その理由は、このトラックが一秒でも早く道路に出られれば、品物が素早く届くのだ。日本中のドライバーがそう言う意識で車を運転をすれば、日本の物流は10パーセントくらい配達時間が短縮されると思う。

パーツを半田付けする

下写真の1µF/50VのWIMAフィルムコンデンサは中古品。何かのジャンク基板に付いていたやつを外して持っていたのだ。それをパーツボックスで発見したので、今回のアンプに使う。

写真 中古のWIMAコンデンサ(1µF/50V)を再利用する

ちなみにWIMAは「ヴィマ」と発音するらしい。ワテの場合、今日までずっと「ウイマ」だと思っていたw

ウイマとうまい棒、関連性は不明だ。

電解コンデンサは日本ケミコンの105℃品を使う

ワテの場合、電解コンデンサを買う場合には、ほぼ必ず105℃品を買うようにしている。

その理由は、85℃品と比べて105℃品だからと言って極端に値段が上がる訳ではないから、それなら信頼性が高い105℃品を選ぶのだ。

ワテの場合、アンプのシャーシは出来るだけ小型コンパクト薄型が好みなので、部品が密集する。かつ、シャーシの天板や底板に放熱用の通気口をドリルで穴開け加工するなんてのは面倒なので滅多にやらない。

その結果、ほぼ密閉したシャーシにパワーアンプを詰め込む事になるので、85℃品だと加速度的に寿命を迎える気がする。そう言う理由で105℃品を使うのだ。

その中でも日本ケミコン製の茶色の電解コンデンサが好みだ(下写真)。

写真 日本ケミコン小型アルミニウム電解コンデンサー 50V 1000μF 105℃ 長寿命 低インピーダンス【50YXF1000MEFC】

日本ケミコンのKZEシリーズは低抵抗の電解液を採用した高周波平滑用の電解コンデンサーです。高い周波数でコンデンサーの動作を阻害する等価直列抵抗(ESR)を低減しました。上位シリーズのKZHには無い耐圧50V以上のラインナップもあります。

引用元 https://www.marutsu.co.jp/pc/i/597231/

まあ、色んなシリーズの電解コンデンサがあるが、ワテの場合、詳細な仕様などは気にしない。と言うよりも仕様書を見ても内容をあまり理解出来ないので、容量と電圧さえ合っていればそれでいいのだ!

下写真の日本ケミコン68µ/63Vは青色パッケージが鮮やかだ。これも105℃品だ。

写真 日本ケミコン高周波平滑用アルミ電解コンデンサー 63V 68μF(105℃・低Z品)【ELXZ630ELL680MH12D】

まあ上の青い電解コンデンサの写真を見て、安っぽいなあと思う人は、オカルトオーディオに洗脳されていると言っても良いだろう。

そう言う人は多分、下写真のようなキンキラキンの派手なパッケージを好むに違いない。

まあ、ワテの場合は、オーディオ用と銘打ったパーツは滅多に買わない。普通の民生用の一般向けのパーツで十分だからだ。値段も安いし。

でも実は、こんな金色の電解コンデンサが並ぶメーカー製の高級アンプの基板を見るといい音が出そうな気になる。

ワテも洗脳されとるがなw

ルビコン製コンデンサも良く使う

下写真はルビコン製の1000µF/50Vで同じく105℃品だ。

写真 ルビコン製小型アルミニウム電解コンデンサー 50V 1000μF 105℃ 長寿命 低インピーダンス【50YXF1000MEFC】

ちなみにルビコン株式会社の社名は、ローマ内戦開戦時のユリウス・カエサルの故事にちなむ「ルビコン川を渡る」から来ているらしい。

その辺りの背景を説明したネット記事を見付けたので以下に引用させて頂く。

現在の社名「ルビコン」は、1990(平成2)年、以前の「信英通信工業」から変更されたものだ。「ルビコン」はそれまで同社の製品名だった。
 この名は、古代ローマ帝国の礎を築いたシーザーに由来する。ガリア地方に遠征中、本国でのポンペイウスら反対派の暗躍を知ったシーザーは、帝国の全権を掌握するために、軍の侵入が禁じられていたローマに進軍する。ローマ国境を流れるルビコン河を前にして逡巡する部下を叱咤、「賽は投げられた!」と叫んで先頭でルビコン河を渡河したのだ。
 シーザーのこの不退転の決意を我が物としたい。自らの会社の精神的支柱にしたい。
 「ルビコン」の名を選んだ時の登内さん(※)の思いはこういうものであったのだろう。
 「決めたことをやりぬく」意志の力は、いま・ここで、現在と未来のすべてを賭けて、「やるんだ!」と決める、その決断の深さに決定される。

※現会長の登内英夫(てるお)さん (この注釈はワテが入れた)

引用元 https://ina-dani.net/topics/detail/?id=5419

ルビコンの社名はルビコン川から来ているのか。

知らなんだ。

もし、イムジン川から社名を取っていたらイムジン電解コンデンサになっていたかも知れない。

この映画は中々面白かった。

さて、本題に戻ってアンプの製作を開始した。

大型電解コンデンサ1000µF 50Vが予想外に大きかった

下写真のようにルビコン製1000µの電解コンデンサは二個並べて基板に取り付ける。

ところが、電解コンデンサの直径が予想外に大きくて、リード線が真っ直ぐ挿し込めない。

写真 ルビコン製電解コンデンサ1000µが太過ぎるので二個直立させられない問題

あかんがなw

まあそう言う時には、ラジオペンチを使って足を曲げてフォーミングしてやればいい(下写真)。

写真 電解コンデンサの足をラジオペンチで曲げ加工した

このように電解コンデンサの足をフォーミングしてやれば、下写真のように電解コンデンサを無事に直立させる事が出来た。

写真 ルビコン製電解コンデンサを無事に直立させる事が出来た

完璧や!

まあ電子回路初心者には到底真似のできない高度なテクニックなのだ。

ほんまかいな。

 

ちなみにワテが使っているラジオペンチはマルト長谷川工作所のKEIBAブランドの溝なしラジオペンチだ。

  • スプリング付
  • 溝がないので傷付かない
  • 先端は溝無加工で繊細なアクセサリーパーツや、精密部品でも傷を付けることなくつかめる。

引用元 アマゾンの商品説明

ミュート機能は使わない事にした

L4780TAのデータシートに掲載されているリファレンス基板にはミュートスイッチが取り付けてある。

ワテの場合はその部分はピンヘッダを立てて、アンプのフロントパネルに取り付けたトグルスイッチまで配線する予定であった。

しかし、ミュート機能は使わない事にした。

その為に、下写真のようにコネクタ ショートピンを使って、常時MUTEを解除するようにショートしておいた。

写真 MUTE機能は使わないのでショートピンを挿し込んでおいた

これで半田付け作業は完了した。

あとはシャーシを自作して電源を接続すれば完成だ。

今後の作業

電源はDC24V(4.5A)出力のスイッチング電源を二台使う

L4780TAは単電源あるいは両電源での駆動が可能だ。

ワテの場合はデータシートのリファレンス回路を作っているが、その場合は両電源での駆動になっている。

以前に格安で購入したスイッチング電源が幾つかあるので、その二台を使って正負電源を作る事にする。

ワテが使うのは、以下の仕様のスイッチング電源が二台だ。

入力:AC100-240V(1.4A)50/60Hz
出力:DC24V(4.5A)

まあ新品で買うと数千円するとは思うが、ワテの場合ジャンク品と言う事で格安で入手したやつだ。

まとめ

ワレコ

 

このパワーアンプが完成したら木工部屋に設置する予定だ。

今年は電子工作で色んな作品に挑戦したい。

一つはArduinoやAVRマイコンだ。

もう一つはパワーエレクトロニクスの分野にも興味ある。

具体的には、大電流を扱うスイッチング電源とか電子負荷などに興味あるのだが、大電流が怖いので中々そう言う分野に足を踏み入れる事を躊躇している。

でもまあ、今年は何事も挑戦する気持ちでやってみるつもりだ。

ワテ考案のビニルチューブ式ツールスタンドの製作記事はこちら

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