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【ワテの疑問】アマゾン・A8などの1×1ピクセル画像の意味は?【削除したらあかん】

この記事は約11分で読めます。
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ワテの場合、アフィリエイトを始めたのが2015年だ。

今では、ある程度アフィリエイトにも慣れて来たが、始めた当初は分からない事ばかりだった。

当記事では、表題の通り、

アマゾンやA8などのアフィリエイトコードに入っている1ピクセル× 1ピクセルのタグの意味を調査した。

結論としては、削除しては行けない事が判明した。

では、本題に入ろう。

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アマゾンアソシエイトでアフィリエイトコードを貼る例

アマゾンアソシエイトで商品のリンクを作成する場合、四つの方式がある。

  • テキストとイメージ
  • テキストのみ
  • 画像のみ
  • ウィジェットに追加

だ。

テキストとイメージ

その中で、テキストとイメージを選択すると以下のような広告コードが生成される。

<iframe src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=・・・" 
        style="width:120px;height:240px;" 
        scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0">
</iframe>

これはiframeの形式なので比較的分かり易い。

ウェブサイトに貼り付けるとこんな風になる(下図)。

一方、テキストのみあるいは画像のみを選ぶとこんな広告コードが生成される。

テキストのみ画像のみ

例えばテキストのみの場合の例

<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/gp/search?ie=UTF8&・・・">
    プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんアフィリエイト
</a>
<img src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=・・・&l=ur2&o=9" 
     width="1" height="1" 
     border="0" alt="" 
     style="border:none !important; margin:0px !important;" />

それを貼るとこんなふうに表示される。

プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんアフィリエイト

さて、ここでワテの疑問がある。

1ピクセル×1ピクセルの画像は何の為にあるの?

上記のコードを整理すると以下の様になる。

<a target="_blank" href="・・・">
    プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんアフィリエイト
</a>
<img src="・・・" 
     width="1" height="1" 
     border="0" alt="" 
     style="border:none !important; margin:0px !important;" />

前半部分は普通に<a>タグと href= が使われているので、「プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんアフィリエイト」の文字をクリックするとhrefで指定したURLに飛ぶアンカー設定である。

これは理解出来る。

ところがその後半部分に謎の 1×1サイズの画像がしかも border:none!important; なので絶対に見せたくないと思われる画像が貼り付いているのだ。

非表示の1×1サイズの画像は一体全体これは何なのか?

アマゾン、A8、Moba8.netなどワテの知る限り全てのアフィリエイト広告の会社の広告コードにはこの謎の1×1の画像が貼ってある。

まあ、それの意味を知らなくても貼っておけば良いのだが、問題があるのだ。

それは、編集中にウッカリ消してしまうのだ。

つまり、例えば上記のテキストリンクを下のように貼ったとすると、赤い印の位置にその問題の謎の1ピクセル画像があるのだ。本来は非表示なので1ピクセル画像は見えないが。

『プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんアフィリエイト

こんな感じ。

まあ、非表示なので気にしなければ良いのだが、編集作業中に消してしまう問題がある。

例えば下図のように文字入力中にに続く文字入力を間違えてしまった。

『プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんアフィリエイトasdふぁ』

これをバックスペースキーを使って削って、

『プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんアフィリエイト

まで削れば良いのだが、気づかずに1ピクセル画像も削ってしまう事が良くある(下図)。

『プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんアフィリエイト』

その結果末尾の1ピクセル画像を削除してしまうが、でも見た目では判断できない。

以下のようにHTMLモードにすると、1ピクセル画像を削除してしまった事は確認出来るが。

<a target="_blank" href="・・・">
    プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんアフィリエイト
</a>

この状態でもアマゾンの商品にリンクは張れているので表示上は見た目では区別が付かない。

問題は、もしこの1×1画像が無いリンクで商品購入につながった場合に、本来の収益が得られるのかどうかという点だ。

分からない時には問い合わせてみる

その点が気になったので以前A8に問い合わせた事がある。

その時には以下のような主旨の回答を頂いた。

バナー素材やテキスト素材に付属している1ピクセル×1ピクセルのタグは、広告素材のインプレッションをカウントするために必要なものです。
削除してしまうと正確なトラッキングが出来なくなりますので、取り外さないでそのままご利用ください。

う~ん、意味が良く理解出来ないのだが、兎に角必要な画像と言う事だ。

 

この1ピクセル画像の疑問はFAQのようで、各社のサイトに説明がある。

A8 1ピクセル×1ピクセルのタグは必要ですか? 解説あり
Moba8.net 1ピクセル×1ピクセルのタグは必要ですか? 現在はサービス終了
Amazon テキストリンク、個別商品リンク(基本型)にイメージタグが挿入されているのはどうしてですか? 現在はリンク切れなので以下にその説明文を引用する

表1 主なアフィリエイト会社の1ピクセル×1ピクセルのタグの説明ページ

2016年頃にアマゾンアソシエイトのサイトに記載されていた1×1ピクセルイメージの説明を以下に引用する。

テキストリンク、個別商品リンク(基本型)にイメージタグが挿入されているのはどうしてですか?

アソシエイト・プログラムでは、Amazonの広告の成果を効率的に図るためのインプレッションのデータを提供しています。Webサイトにこのリンクを掲載すると、ページがロードされるたびにwww.assoc-amazon.jpのサーバーに1×1ピクセルのイメージをリクエストします。当プログラムでは、このリクエストの数をインプレッションとしてカウントします。インプレッションデータはリンクタイプレポートで見ることができます。このデータにより、あなたのwebサイトに掲載されているアソシエイトリンクの効率を把握することが、より簡単になるでしょう。

引用元 アマゾンアソシエイトのサイト(2016年頃)

と言う事で、要するに1×1ピクセル画像を使ってアマゾンアソシエイト運営側で、インプレッション数(つまり広告が表示された回数)をカウントしていると言う事だ。

なので、やはり勝手に消してはいけないと言う事だ。

うっかり消さないようにするにはどうすれば良いか?

まず、広告コードを貼った場合にはその末尾ではバックスペースを使わないようにすればよい。

どうしても文字を消したい場合には、バックスペースで消すのではなくて、削除(DEL)キーで消せば良いだろう。これならカーソル位置より後ろの文字は消すが、直前にある1x1ピクセル画像を消す事は無い。

アマゾンのウィジェット

今回初めてアマゾンのウィジェットと言うのを使ってみた。

Googleアドセンスみたいにレクタングル広告が表示出来るようだ。

上のやつは300×250の例。

なかなかいい感じだ。

自分でコメントも追加出来るし後から編集する事も可能だ。

ただし、作成に関しては少し注意が必要だ。

アマゾンウィジェットの反映は1~2日かかる

それは、ウィジェットを編集して広告種類やコメントなどを書き換えて保存ボタンを押すと、このウィジェトを使っている全てのページに変更が反映されるという内容のメッセージが出る。

ところが、直ぐには反映されないのでしばらくは今までと同じ広告が出る。

その結果、何か編集方法に間違いが有ったのかなあと自分を疑い、再度広告を編集してしまうなどの危険性がある。

アマゾンさんに問い合わせたところ、ウィジェットへの変更内容の反映は瞬時に行われるのでは無くて、1-2日程度お時間がかかるとの事だ。

当初はアマゾンのウィジェットが表示されなかった

実は当初は上のアマゾンのウィジェット広告が表示されなかった。

理由は当サイトが https だがAmazonで生成されるウィジェット広告は http で始まる。

それを手で s を追加して(二ヶ所)https 化してやると無事に表示出来るようになった。

https化に関しては手修正が可能(推奨)

一般にアマゾン広告のコードを手修正するのは規約上は禁止である。

具体的には以下のような回答が得られるようだ。

当プログラムでは、原則、アソシエイト・メンバーご自身の処理によるアソシエイトリンクの加工は、サイズの変更も含めお断りしておりますのでご了承ください。

なお、万一、当プログラムのリンクツールで自動作成される リンク以外をご使用される場合は、ご自身の責任でご利用いただきますようお願いいたします。当プログラムでは、リンクの加工により、ご注文がトラッキングされないなどの問題については、責任を負いませんことを、あらかじめご了承ください。

これは以前どこかのフォーラムか何かで見つけた記述で、重要なのでコピーしておいたものだ。

しかし http の https 化に関しては、逆に推奨されている

Amazonアソシエイトプログラムからのお知らせ

【2016/08/19:リンクURLに関するお知らせ】

現在、Amazon.co.jp へのリンクURLを生成いただく際は、http:// から始まるURLではなく、https:// から始まるURLを推奨しております。変更する際は http:// を https:// に置き換えるだけで機能いたします。なお、http から始まるリンクURLは今後も有効に機能いたしますので、過去に生成したリンクを変更する必要はございません。

引用元 Amazonアソシエイトプログラムのトップページ

なお、この修正を行っているにもかかわらず、当ページはChromeで見た場合にURL欄先頭に緑の鍵アイコンが出ない。

理由は、冒頭のテキストとイメージで生成した iframe型の広告も手作業 https 化したのだが、iframe がさらに読み込む script が http なのでそれが原因でこのページは httpshttp の混在なのでSSL的には安全とは認証されないようだ。

残念‼

SSL化に関するアマゾンの回答

このようにワテのサイトも世の中の波に乗ってSSL化に踏み切り、その結果 https アドレスになったのでChromeのアドレス欄に緑の鍵アイコンが出せるようになった。

しかし、Amazonのテキストとイメージ広告に関しては上記の問題があり、その広告を貼ると緑アイコンが出ない。

それで気になるのでアマゾンのカスタマーサポートさんに問い合わせてみた。このところ度々お世話になっている。

さて、アマゾンさんの回答の主旨は以下の通り。

アソシエイトリンクについてはSSLサイト内での使用を想定はしていないため、httpsから始まるサイト内での利用については動作は保証いたしておりません。

んんん?

何やて‼

じゃあ、上で引用したアマゾンのページにある【2016/08/19:リンクURLに関するお知らせ】で、アマゾンさん自らが https を推奨している理由は何なのよ⁉

う~ん、たぶん、今現在アマゾンでも http から https 対応を進めている最中なんだろう。

それで、現状であくまで従来の http のみサポートという立場なんだろう。

それで、アマゾン側で https に完全対応した時点で、アマゾンアソシエイトリンクは完全にSSL対応しましたという案内が出るんだろうと思う。

ワテの推測だ。

まとめ

1ピクセル×1ピクセルのタグは、広告素材のインプレッションをカウントするための物だ。

でもワテには良く意味が理解出来ない。

兎に角消さないのが良い。

その為には広告コ-ドの付近で文字列を修正する場合にはバックスペースではなく削除キーで修正する。

もしうっかり消してしまった場合は、新たに広告コードを生成して貼り直すのが良いだろう。

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この記事には読者の方からコメントが 2件あります。
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コメント

  1. 通りすがりんご より:

    1*1の画像埋め込みは、ウェブビーコンですね。
    アクセス解析に用いられる手法の一つです。
    Amazonは不正クリックなどに対する対策として、このようなビーコンを埋め込む事で、正しいアクセスが行われているかどうかを確認しているものと推測出来ます。
    確認している内容は、最低でもそのビーコンが埋め込まれているページへアクセスしたクライアント情報(IP/リファラ(どこから来たか)/どのページにアクセスしたか)などです。
    ちなみに、その他に様々な情報をAmazonが収集している場合もあります。
    といっても、そんなに怖いものではないのでご安心を。
    知識程度に。。

  2. wareko より:

    通りすがりんご様
    この度は大変詳しい解説コメントを頂きまして大変ありがとうございました。
    さっそく「ウェブビーコン」という技術について調べてみました。
    初めて聞く専門用語です。

    その結果分かった事は、1×1の画像を表示しているフリをしているが実はサーバーサイドでcgiとかphpのプログラムを実行しているのですね!
    そんな裏技を使っていたとは知らなかったです。
    大変勉強になりました。
    では、また何かコメントを頂けると嬉しいです。