奈良国立博物館で『第67回 正倉院展』が開催されている。
開催期間は、2015年10月24日(土)~ 11月9日(月)なので、本日(11/4)の時点ではまだ見学に行く事が可能だ。
正倉院展で検索したところ、宮内庁のウェブサイトに正倉院の公式ページが有った。
http://shosoin.kunaicho.go.jp/ 宮内庁の正倉院のページ
正倉院は宮内庁の管轄らしい。
その中に、正倉院展の開催のお知らせが有ったので、一部引用させて頂くと、
名称 『第67回 正倉院展』
主催 奈良国立博物館
会場 奈良国立博物館 東新館・西新館
奈良市登大路町50(奈良公園内)
電話 NTTハローダイヤル 050-5542-8600
会期 平成27年10月24日(土)~11月9日(月)
出陳宝物 七条色紬袈裟以下63件(初公開宝物12件)
とのことです。
今回初めて正倉院のウェブサイトを見たのだが、なかなか良く出来ている印象だ。
正倉院宝物検索、主要宝物自動鑑賞などの機能がある。
試しに検索機能を使ってみたら、1000点近い宝物の写真や由来を見る事が出来るようだ。
参考までに検索結果の画面をキャプチャーさせて頂いた。
中には、歴史の教科書に載っていた
鳥毛立女屏風(トリゲリュウジョノビョウブ)
と言うのも有った。歴史が苦手な私は今でもトリゲダツと読んでしまう。
さて、正倉院事務所の発表によると、今回の正倉院展では、63件の宝物を出陳されているとの事です。
調度,服飾品,儀式具,楽器,飲食具,伎楽面,仏具,文書など宝物が含まれる。
主なものは、
「七条色紬袈裟しちじょうかっしょくのつむぎのけさ」
「彫石横笛ちょうせきのおうてき」
「八角鏡平螺鈿背はっかくきょうへいらでんはい」
「蘇芳地金銀絵箱すおうじきんぎんえのはこ」
「柿柄麈尾かきえのしゅび」
「漆柄麈尾うるしえのしゅび」
「正倉院古文書正集しょうそういんこもんじょせいしゅう 第42巻」
が展示されるそうだが、漢字から何となく雰囲気は分かるが是非見てみたい。
宮内庁の正倉院サイトのページ最後に、
「詳細は奈良国立博物館ホームページまで」
と記載されていたので、早速開いてみた。
そのトップページの画面をキャプチャーさせて頂くとこんな感じ。
こちらも良く出来ているなあと思う。
驚いたことに、今回の正倉院展以外にも、
◆特別陳列
おん祭と春日信仰の美術
平成27年12月8日(火)~平成28年1月17日(日)
◆同時開催◆
特集展示「新たに修理された文化財」
平成27年12月22日(火)~平成28年1月17日(日) 春日鹿曼荼羅 部分
◆特別陳列
お水取り
平成28年2月6日(土)~平成28年3月14日(月)
◆特別陳列
銅造伊豆山権現像修理記念
伊豆山神社の歴史と美術
平成28年2月6日(土)~平成28年3月14日(月)
◆特別展
国宝 信貴山縁起絵巻
朝護孫子寺と毘沙門天王信仰の至宝
平成28年4月9日(土)~平成28年5月22日(日)
など、年末から来年にかけて、多数の展示が予定されているのを見つけた。
近所に住んでいたら気軽に見に行けるのだが、一般の人はなかなかそうは行かない。
奈良の人は羨ましいなあ。そういう意味でも、上記の正倉院宝物検索などの機能は有り難い。
正倉院の場所と地図
さっそく地図を開いて見た。
今、全く話題になっていない われこマップ だ。
地図アプリ開発の第一人者(自称)のワテの渾身の力作だ。
JR奈良駅から北東に直線距離で約2キロくらいの位置にある。
左側の地図では通常の地図に地形を重ねた表示なので地表の起伏が分かる。
右側の地図では、同じ場所の航空写真表示だ。
地図の左上には三基の古墳がある。中央付近にも小さ目の古墳があるのが分かる。
ちなみに古墳の数え方は、一基、二基と数えるらしい。最初は上の文章で「三個」と書いたのだが、心配だったのでネット検索してみたところ、大型の墓は「基」で数えるそうだ。そうするとピラミッドは?と思う人も多いだろう。私も気になったので、同じくネット検索してみたところ、ピラミッドも「基」を使うそうだ。
以上豆知識でした。
さて、もう少し広域地図を示してみます。
修学旅行で奈良に行ったことがある人も多いと思う。
私も、もう一回行ってみたい。
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