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世界遺産 京都 仁和寺近くのローソン出店中止 その場所と地図

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京都にある仁和寺(にんなじ)は「古都京都の文化財」として、世界遺産に登録されている。

1994年に日本で5件目の世界遺産として、京都市・宇治市、大津市の17か所の寺社で構成される「古都京都の文化財」という名称でユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録された。なお、京都市自体は世界遺産では無い。

宗派は、真言宗御室派。本尊は阿弥陀如来。創建年は仁和4年(888年)で宇多天皇の時代だ。

金堂、木造阿弥陀如来及両脇侍像、木造薬師如来坐像など数多くの文化財が国宝に指定されている有名な寺院だ。

さて、この仁和寺の近くに「出光興産」のガソリンスタンドとコンビニ「ローソン」の建設計画が発表されたのだ。

建設計画地は同寺の二王門(重要文化財)の南西約20メートルに位置し、世界遺産を守るための緩衝地帯(バッファゾーン)に該当し、面積2885平方メートルの土地らしい。

それに対して今年(2015)9月、寺や住民が建築計画の撤回を求めて京都簡裁に調停を申し立てていた。

この問題は、京都好きの私も注目していたのだが、

昨日、2015年11月9日 ローソンは、出店を中止することを明らかにしたのだ。

ローソン広報室の発表では、「景観に配慮したデザインでの出店を予定していたが、仁和寺や住民の皆様との話し合いを通じ、ご理解を得られないと判断した」と説明している。

申立人らの代理人の弁護士は「世界遺産を守ることに理解や見識を示したことはありがたく、評価できる」としている。

 

さて、このニュースを見た人は、一体どんな場所に出店が計画されていたのか気になったと思う。私も気になるので早速調査してみた。

 

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仁和寺の場所や地図

住所 京都府京都市右京区御室大内33

仁和寺二王門をわれこマップで探した。

二王門は仁和寺の南端にあるようだ。この門を入ると仁和寺の敷地となる。

一方、ローソン、ガソリンスタンドの建設予定地は 仁和寺二王門 の南西20メートルの土地だ。黄色い人がいる場所から左下に空地が広がっているが、恐らくこの付近だと思われる(私の推測なので断定は出来ない)。

われこマップ

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Googleマップ

 

このストリートビューで周囲を見渡してみると分かるが、確かに周囲の街並みはごく普通の古都京都の民家が広がる街並みだ。上のGoogleストリートビュー内で左に移動してその空地の辺りまで進むと、より良くその街並みの雰囲気が分かる。

ここに24時間営業のローソンやガソリンスタンドが建設されて営業が開始するのは、確かに違和感を感じる人も多いと思う。

出店中止を決断したローソンさんの英断を評価したい。

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