ネットニュースで、こんなのを見つけた。
高解像度、高分解能のサウンド、原音のニュアンスを余すところなく再現
ヤマハ スタジオモニターヘッドホン
『HPH-MT7』『HPH-MT7W』
− プロフェッショナルな音楽制作やレコーディング、ライブSRでのモニタリングに対応、
11月下旬発売 −
2015年11月下旬の発売だ。
価格は「オープン」となっている。オープンって何やねん。値段がわからへんがな。
そういう時は、アマゾンだ。
本日の時点の価格
なかなか高級品だ。
写真はこんな感じ。黒と白があるようだ。
主な仕様
モデル | HPH-MT7 / HPH-MT7W |
形式 | 密閉型 オーバーイヤー |
再生周波数特性 | 15Hz – 25kHz |
インピーダンス(1kHz) | 49Ω |
最大入力 | 1600mW |
出力音圧レベル(1kHz) | 99dB SPL/mW |
ドライバー | Φ40mm、ダイナミック、CCAWボイスコイル |
ケーブル | 3.0m ストレート |
端子 | 3.5mm ステレオミニプラグ 6.3mm ステレオ標準プラグ |
寸法(ケーブル、プラグを含まず) | 170 × 195 × 98mm |
質量(ケーブル、プラグを含む) | 360g |
付属品 | 6.3mm ステレオ標準プラグ変換アダプター キャリングバッグ |
どこで買えるのか?
価格コムのショップ一覧を見ると、その中の一つにイシバシ楽器というチェーン店で販売予定になっている。
https://www.google.co.jp/maps/search/イシバシ楽器
で、このリンクをクリックすると近所のイシバシ楽器が地図上に出ると思う。
店頭で実物を見て購入を検討している人はこの地図を参考にして頂きたい。
ちなみに、ワテの自作のわれこマップの各種検索機能でも近所のお店は容易に検索できる。興味ある人は使ってみて頂きたい。
さて、
ヘッドホンに関して一つワテの意見
大したことはないのだが、ヘッドホンには以下のようにケーブル(あるいはコードとも言うかな)の出し方が二種類ある。
あるいはワイヤレスヘッドホンならケーブルは無いが、今回はそれは除く。
で、ワテが使っているのは左側のタイプだ。
コードが両側から二本出ていているタイプで、首の下の辺りで一本になる。
一方、図の右側のように左側の一ヶ所からコードが一本だけ出ているタイプもある。
注意:上図右では右側からコードが出ている絵を描いたが、ワテの勘違いだ。
先日オーディオに詳しい読者の方からコメントでお寄せ頂いた情報によりますと、片出しタイプの場合には、多くの製品は左側から出ているものが多いと言う事です。
今回ヤマハから販売されたやつも写真で見る限りはこの片側一本タイプだと思う。
さて、ワテのお勧めは右側の片側一本タイプだ。片出しと呼ぶことにする。
何故かと言うと、今まで使って感じたのは、左側のタイプだと、以下の問題があるのだ。
- コードが引っ掛かる。胸の前で二本のコードが合体する部分がプラスチックで四角く固めてあるのだが、それが机の角に引っ掛かるのだ。詳細はこの記事を参照。結構イライラするので、このタイプを買う予定の人は、自分の机の構造を確認しておくと良い。
-
二番目の問題点。それは左側のようにコードが両出しになっていると、頭に装着する度にLとRを確認しなくてはならない。それが結構面倒なのだ。
このような理由で、ワテはもし次回ヘッドホンを買うなら、右側のようにコードが片出しタイプを購入しようと思っている。
片出しだと、どのメーカーもR側からコードが出ているようなので、コードの付いている側がRだと言う事が一目瞭然だ。
些細な事かもしれないが、ワテはその点が気になるので片出しタイプがお勧めだ。
まあ、マニアな人は、そんな使い勝手よりも、あくまで音質を優先して機種選定をすると思うが、ワテみたいな普通のユーザーならもちろん音質も重要だが、こういう使い勝手の善し悪しも気になると思う。
と言う事で、もしこれからヘッドホンを買う予定の人は、そういう所も注意して機種選定をすると良いかも。
ワテの調査した限りでは、
モニターヘッドホン
という名称で呼ばれているタイプのものには、コードの片出しタイプの製品が多いように思う。
以下の製品も有名だと思う。
SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST
モニターヘッドホンの定番中の定番だ。ワテも欲しいと思っている。
audio-technica スタジオモニター・ステレオヘッドフォン ATH-SX1a
ヘッドホンといえばオーディオテクニカだ。ワテもAT社の製品を使っている。お気に入りだ。
SHURE プロフェッショナル・スタジオ・ヘッドホン SRH840-A
伝統あるシュアーだ。世界的にも人気有る定番だ。
AKG プロフェッショナルスタジオモニター・セミオープンヘッドフォン K240MK2
AGKはアーカーゲーと読む。ドイツの名門。マニアな人にも人気有る。ワテも欲しい。
FOSTEX ヘッドホン T50RP mk3n
日本の名門フステクスだ。知っている人は知っているが、フォステクス(つまりフォスター電機)のヘッドホンやイヤホンは、他社にOEM製品として多数供給されているのだ。
そのフォステクス純正ヘッドホンだ。実はワテ一番の推薦だ。
YAMAHA ヤマハ スタジオモニターヘッドホン ホワイト HPH-MT7W
そして今回のヤマハのヘッドホン。
天才ピアニスト リヒテルが選んだのがYAMAHAのピアノだ。
そのヤマハの製品は、楽器だけでなくプロ用の音響機器にも定評がある。
と言う事で、
結論としては、ヘッドホンをこれから買う人は、コードに関しても気にしておくと良い。
ヘッドホンを買ったら、次は聴きたい曲を探そう。
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追記(2016/1/21)
本ブログの読者の方から本日頂いたコメントによりますと、
ケーブルが片側から出ているヘッドホンの場合、それは左側から出ているものが多いとの事です。
私が作図した上図では、右から出ていますが、それは少数派のようです。
この記事で紹介した各社のヘッドホンもほぼ全てが左側からケーブルが出ているようです。
上の記事では紹介していませんが、コメントで教えて頂いた情報によりますと、
ゼンハイザー 密閉型ヘッドホン HD25-1 II
は右側からケーブルが出ているようです。
アマゾンにあるメーカーのコメントを引用させて頂くと以下の通りだ。
プロフェッショナルのスタンダード、多様なモニタリングに対応できる密閉型ヘッドホン
ヘッドホンの定番として、20年以上の長きにわたって支持され続けてきたHD25シリーズの主力モデル頑丈な構造と回転式イヤーピースはあらゆるモニタリングに使用することが可能
まさにモニター用といったモデルで、手に取るようにサウンドの質感が感じられる
再生能力に余裕感があり、歪んだり、音割れすることがなく、浮かび上がる音像はとてもクリアー
ゼンハイザー(Sennheiser electronic GmbH & Co. KG)
ドイツの音響機器メーカー
1945年 フリッツ・ゼンハイザー博士(Dr. Fritz Sennheiser)によって創立
創立当初は “Laboratorium Wennebostel” という社名で、略して”Labor W”または”Lab W”と呼ばれていた。
1956年 現在の社名に変更された。
ゼンハイザーの工場は、ドイツ(2箇所)、アイルランド、アメリカ(ニューメキシコ 州)にある。
ヘッドフォン及びマイクロフォンなどが有名
音楽制作現場や映画制作現場などのプロフェッショナル用途にも多く用いられている。
ネットを検索してみたが、とっても有名なヘッドホンのようだ。
名前がいいなあ。如何にもドイツって言う感じの社名だ。ゼンハイザー博士。
自動車で有名なフェルディナント・ポルシェ博士に通じるものがある。
HD25-1 の特徴の一つに低音が良く出るらしい。
また、自分で分解や部品交換ができる仕様なので、どこかのパーツが破損しても安い費用で自分で修理が出来るらしい。
知らなんだ。
是非、次に買うヘッドホンの候補に入れたい。
とは言っても、今使っているオーディオテクニカ社のヘッドホンはとっても気に入っている。
まず、長時間聴いても全く違和感がなく、心地良い音がする。
ニュースのアナウンサーさんの声は聴きとり易いし、
音楽なら心地よいサウンドが頭の中に広がる。
耳が疲れるとか、頭が痛くなるとか、そういう事は全くないし、耳パッドの肌触りも良い。
言うことは無い。
唯一の問題は、上で説明した引っ掛かる問題だ。
コメント
私が知っているかぎりでは、ほとんどのケーブルは左側(L側)から出ていると思いますが。
HD-25は右ですかね。
佐々木様
この度は、大変貴重なコメントありがとうございました。
私はAT社のヘッドホン1台しか持っていませんので、片出しタイプのヘッドホンのケーブルが左右のどっちから出ているのか知りませんでした。
てっきり右から出ていると思っていたのですが、殆どは左なのですね。大変参考になりました。
さらに、「HD-25は右」の可能性があるのですね。
佐々木様はオーディオ通の人でしょうか。
いずれにしましても、大変参考になるコメントありがとうございました。