【ワレコのDIY】費用100円で丈夫な踏み台を自作する【木工・端材・ネジ止め】

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写真 最近買った小物。エタノールは清掃に万能だ。自動車のフロントガラスなどにも。

ワレコ

コロナウイルスによって人々の生活習慣は大きく変わった。

withコロナの時代にアウトドア、釣り、キャンプ、ガーデニング、DIYなど、他人とあまり交流せずに出来る趣味を始めた人が多いらしい。

ワテの場合、DIYは趣味の一つだ。

自称ホームセンターの達人だ。

もしDIYやホームセンターで分からない事が有れば、当ページ末尾のコメントフォームを使って何でも聞いてください。

さて、先日、近所のホームセンターに立ち寄った時に、資材売り場の木材端材コーナーを覗いたら、長さ30cmや40cmくらいの2×4端材を沢山売っていた。

この店では端材は10円~と言う嬉しい価格設定になっていて、短い端材だと10円で買えるのだ。

そこで2×4端材を11本と、12ミリ針葉樹合板の端材一枚を買って来た。

これらの端材を使って、踏み台を自作したので、当記事ではその製作過程と完成した作品を紹介したい。

結論としては、費用100円くらいでこの世の中にこんな丈夫な踏み台があるのか!と言うくらい丈夫な踏み台が完成した。

では、本題に入ろう。

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ホームセンターの2×4端材で踏み台を作る

コロナ禍で木材価格が高騰している

この所、木材価格が高騰している。

ワテの家の近所にはホームセンターが四店舗ある。

車で三十分前後走れば、さらに五、六店舗のホームセンターがある。

2×4材の6F(6フィート=1820mm)サイズなら、コロナ以前なら安いお店だと300円台前半で売っていた。

ところがコロナ禍の今では、安くても300円台後半、高いお店だと800円近い価格になっている場合もある。平均すると500円前後が相場だ。いずれにしても高い。

2×4材はDIYをやる人が良く使う木材なので、2×4材が高騰するとDIY人口が減るのでは無いかと心配になる。

さて、そんな時に近所のホームセンターの端材売り場で下写真の端材を買って来た。

写真 2×4材の端材を11本と針葉樹合板の端材一枚(写真には写っていない)を買って来た

長さ36cmくらいのが4本、38cmくらいのが7本なので、合計すると410cmだ。

410cmと言うと、6F(182cm)の倍以上。

2×4の6F一本が500円のお店なら、1000円分の価値がある。

それが120円なら、お買い得感は高い。

庶民派DIYerのワテである。

卓上スライド丸ノコは木工DIYには超便利ツールだ

今回製作する踏み台は、下写真のように下部が広い安定感のあるデザインにしたい。

その為には、木材を斜めカットする必要がある。

下写真は、2×4端材の下部を斜めカットした写真だ。

写真 斜めカットした2×4端材

このような斜めカットを手鋸や電気丸ノコで精度良く仕上げるのは難しい。

手鋸だと、そもそも真っ直ぐに切るにはある程度の経験が必要になる。

電気丸ノコで真っ直ぐ切るには何らかの直線ガイドを当てて切る必要があるが、今の場合は、さらに角度カットになるので、任意の角度で固定できるガイドが必要になる。

例えば下写真のシンワさんのガイドなどを使う必要がある。

しかし、これがなかなか難しいのだ。

なぜなら丸ノコはある程度面積の大きな板材を直線をカットするのはやり易いのだが、2×4材(幅89mm)のような幅の狭い木材をカットする場合には、丸ノコの金属ベースが乗る部分は2×4材の狭い幅の上なので、慣れない人が作業をするとベースプレートがグラつくなどして、切断面が歪んでしまう。

そう言う問題を全て解決するのがスライド丸ノコなのだ!

卓上スライド丸ノコはホームセンターにも売っている。

卓上スライド丸ノコを初めて見た人は、何だか複雑で大掛かりな装置だから使うのは難しいんじゃないかと思うだろう。

でも全く心配無い。

難しいどころか、物凄く簡単なのだ。

手で持って使う電気丸ノコだと何らかのガイドに沿って切らないと真っ直ぐに切れないが、卓上スライド丸ノコだと金属ポールに沿って丸鋸が精度良く前後に動くので、どんな素人が使っても真っ直ぐに切れるのだ。

斜めカットの角度は8度にした。

卓上スライド丸ノコのターンテーブルを少しだけ回転させて8度の目盛に合わせて固定する。

あとは、木材を左手で押さえておいて、右手で丸鋸を手前から奥にスライドさせれば良いのだ。

下写真の手前の脚は既に8度でカットしている。

残りの三本の脚は下写真に示すように、現物合わせで鉛筆で印を付けて、脚の長さを合わせる。

写真 一つ目の8度カット済の脚と同じ長さにカットする為に鉛筆でけがく

その鉛筆線に沿って卓上スライド丸ノコでスパスパと角度カットをすれば良いのだ。

ちなみにワテが使っている墨付けシャープペンは下写真のタジマの製品だ。

今までは鉛筆でケガキしていたのだが、鉛筆だと毎回芯を削る必要があるが、シャープペンなら削らなくてもいつも同じ太さの線でケガキ出来るので作業性が上がる。アマゾンでも高評価のお勧めの品物だ。

 

下写真に示すように踏み台の四本の脚の上下を8度の斜めカットをした。

写真 上下を8度の斜めカットした四本の脚

ね、卓上スライド丸ノコって凄く便利でしょ!

上写真のように、この手の角度カットが簡単に出来るのが卓上スライド丸ノコの長所の一つだ。

卓上スライド丸ノコにレーザーマーカーは必要か?

卓上スライド丸ノコはピンからキリまであるが、DIYの最も安いやつなら実売価格は四万円前後だ。

ワテが使っているHiKOKI 卓上スライド丸のこ FC7FSBも日立工機製のDIY用だが、木工DIYに使うには全く問題無く使える。

卓上スライド丸ノコの上位機種になると、レーザーマーカー付き、LEDライト付き、切り込み深さ調整機構が使い易いなど、いろんな付加機能が付いているのだが、確かにその手の高級機は便利だとは思うが、DIYには過剰な装備だ。

例えばレーザーマーカーがあるとカットする前に鋸刃が通る位置が分るので便利ではあるが、実際に木材をカットする場合には、鉛筆のケガキ線に鋸刃を当てて木材の位置を微調整する作業を必ず行うだろう。

その後で実際にカットする訳だ。

だから、レーザーマーカー有っても無くても、鉛筆ケガキ線に鋸刃を合わせる作業は必要になるのだ。

では、レーザーマーカーの主な用途は何かと言うと、あくまでワテの見解では、本職の大工さんが作業現場で沢山の材をカットする場合に便利な機能だと思う。

つまり、例えば数十本の床材をスパスパとカットしたい。カットする位置は鉛筆で簡単に印を付けている。

その印を狙ってスパッとカットしたい場合に、レーザーマーカーが有れば作業が捗るだろう。

つまり、左手で木材を持ってレーザーマーカーの位置に印を合わせる。

そしてカット。

そう言う単調な作業を大量にこなす場合にはレーザーマーカーがあると便利だと思う。

一方、木工DIYの場合なら、鉛筆でけがいた線に慎重に鋸刃を合わせてからカットするので、レーザーマーカーは無くても全く困らない。

それに大工さんなら一日に何十本あるいは百本以上もの材をカットすると思うが、木工DIYなら作品にもよると思うが、精々十カットとかニ十カットくらいだろう。今回の踏み台でも十数カット程度だ。なので、毎回慎重に鉛筆線に鋸刃を位置合わせしても、大して時間が掛かる訳ではない。

逆に、赤色レーザー光は目に入ると網膜を傷つける可能性もあるので、ワテの場合はレーザー光が出ないほうが返って有難いのだ。

ちなみに上写真のリョービの卓上スライド丸ノコにはレーザーマーカーが付いている。

ただし最大切断幅が220mmしか無いのが残念。やはり300mm以上は欲しい。

HiKOKI 卓上スライド丸のこ FC7FSBなら305mmまで切断可能だ。

コーススレッドで組み立てる

今回は2×4材を組み上げるので、その断面は38×89ミリだから、長さ65ミリのコーススレッドを使用した。

下写真のようにF型クランプで二つの材を固定しておいて、皿取錐で皿取加工をする。そして3.8×65のコーススレッドを捻じ込むのだ。

写真 二つの材をコーススレッドで組み上げる様子

なお、上写真にはデジタル角度計が写っている。

前々から欲しいなあと思っていた下写真のデジタル角度計を遂に買ったのだ!

ネット通販サイトには似た様なデジタル角度計が沢山販売されている。

ワテがこの機種を選んだ最大の理由は、目盛が全てミリなのだ。

多くの場合、デジタル角度計はインチ目盛とミリ目盛が両方付いている。

ワテの場合、インチサイズを必要とすることはまずないので、定規の両側がミリ目盛のほうが使い易いのだ。

そう言う理由で、このデジタル角度計を選んだのだ。非常に用心深いワテである。

下写真に示すように踏み台の脚と作業台の角度が98.2度と表示されているので、スライド丸ノコの8度カットの精度が正しい事がこれで分る。

写真 ワテおすすめのデジタル角度計

下写真のように、ダイソーで買った一個200円のF型クランプは大活躍している。

写真 ワテの木工DIYで最も使用頻度が高い工具がこのダイソー200円クランプ

下写真では、踏み台の二本の脚を横棒で連結して一体化する作業中だ。

下写真右が既に完成したもの。それをひっくり返して左側(これから一体化する)に合わせて角度を同じにするのだ。

写真 踏み台の脚の広がり角度をピッタリと揃えるテクニック

下写真のように、二つの脚の角度を完全に一致させる事が出来た。完璧や!

写真 踏み台の脚の開き角度をピッタリと一致させる事が出来た

自称DIY達人のワテなのだ。

ワテおすすめの皿取錐はこれだ。

写真 マキタインパクトドリルドライバーと皿取錐で穴開け加工の様子

下写真の黒っぽいやつがワテお勧めの皿取錐だ。3×9の意味はΦ3の穴開けと、Φ9の皿ビスの頭がピッタリと嵌る穴が開けられると言う事。

木工に使うコーススレッドは軸径Φ3.8が多い。そのΦ3.8コーススレッドは色んな長さがあるが、良く使う長さ45ミリ、55ミリ、65ミリ、75ミリ、90ミリ辺りのコーススレッドは皿頭の直径はΦ8.xミリのものが多いのだ。

なので、上写真のスターエム社製3×9皿取錐を買っておけば、殆どのコーススレッドに対処出来る。

なお、同じ皿取錐だが下写真のやつは普通鋼なので若干値段が安い。ワテの場合は、少し値段が高かったが上写真の黒っぽいハイス鋼のやつを買ったのだ。

ちなみにスターエムさんから最近出たと思うのだが、下写真のやつは上で紹介した製品によく似ているが、下のやつは鉄工用の皿取錐だ。

予算が有ればこれも買いたい。

あるいは、これから皿取錐を買う人はこの鉄工用を一つ買っておけば木工にも鉄工にも使えると思う。そう言う作戦でも良いだろう。

ただし木工に使う場合には、木工専用の皿取錐のほうが使い勝手は良いと思う。具体的には、切り粉の排出能力などは木工なら木工用のほうが最適化されていると思うので。

下写真がワテ使用中のスターエム社製の木工用皿取錐(ハイス鋼)だ!

写真 皿取錐を一つ持っておくだけで、木工作品の仕上がりが美しくなる

下写真は、皿取錐で加工した場所にコーススレッド(3.8x65mm)を捻じ込んでいる様子を示す。

写真 皿取錐で加工した場所にコーススレッド(3.8x65mm)を捻じ込んでいる様子

ちなみに建築業界では、コーススレッドを捻じ込む事を「ビスを揉む(もむ)」と言う。

なぜ「ビスを打つ」とか「捻じ込む」ではなくて「揉む」なのかは知らないが。

踏み台の天板を張る

天板には10円で買って来た12ミリ針葉樹合板を張る事も検討したのだが、脚を2×4材で作ったので天板が12ミリだと見た目のバランスが悪い。それに木目も違うし。

そこで、1×4材の端材が自宅に有ったのでそれを使って天板に張った(下図)。

写真 三枚の1×4材を隙間なく張りたいのでクランプで密着させておいてネジ止めしている

下写真が完成した踏み台だ。

右隣りが形状を参考にした折り畳み式の踏み台だ。

写真 完成した踏み台(左)、形状を参考にした折り畳み式踏み台(右)

ちなみにこの折り畳み式踏み台は1000円くらいでホームセンターで買ったやつなのだが、一家に一台と言っても良いくらい便利なので、お勧めしたい。

完成した踏み台の紹介

下写真に完成した踏み台を示す。

まあ設計図も書かずに行き当たりばったりで作成したのだが、一応完成した。

主要な構造物は2×4端材なので物凄くゴツイ感じに仕上がった。

天板部分には1×4材を張ったが、もし天板も2×4材を張ったら余りにもゴツイ感じになると思ったので1×4にしたのだ。

ANSYSなどを使って有限要素法で構造解析をしないと正確には分からないが、恐らく強度的には200キロくらいの人が乗っても壊れる事は無いと思う。

もし天板も2×4で、かつ、ネジ止めだけで無くて木工用ボンドも併用して組み立てた場合には、恐らく500キロくらいまでは耐えられると思う。

その根拠は、ワテの長年のDIY経験から来る眼力だ!

なんのこっちゃ。

 

写真 無駄に丈夫に作った踏み台

 

写真 主要な骨組みは全て2×4端材で組み立てたワテ自作の踏み台

下写真のように現状では無塗装だ。

写真 無事に完成した踏み台脚立(無塗装状態)

今後、何らかの塗装を行うか検討中だ。

その後、下写真のように床保護と滑り止めとしてクッション材を貼り付けた。

写真 100均キャン★ドゥで買ったクッションテープを貼った

このクッションテープはシールを剥がすと粘着テープになっているので、手軽にいろんなところに貼れるので便利だ。

テープを貼った結果、クッションの効果だけでなく、強い摩擦があるので踏み台が滑らなくなったのでとっても安全だ。

今回は二面のみ傾斜加工した

なお今回製作した踏み台は、四つの側面のうち二面のみ傾斜加工している。

一方、参考にした折り畳み式踏み台は、四面共に傾斜しているデザインだ。

まあ本当ならワテも四面傾斜加工にしたかったのだが、面倒なのでやらなかった。

でも、ワテ所有の卓上スライド丸ノコを使うと、その加工も簡単に出来るのだ。

つまり、今回はターンテーブルの回転のみで斜めカットした。

もしその時に、鋸刃自体を垂直面から傾斜させてやれば、ターンテーブルの回転と組み合わさって、切断面は目的とする四面が傾斜面になる脚に出来るのだ。

下図にそれを図解したものを示す。

HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 卓上スライド丸のこ 刃径190mm FC7FSB

次回、似た様な踏み台か脚立でも作る場合には、そんな複合傾斜カットに挑戦してみたい。

まとめ

ワレコ

材料費約100円で完成した物凄く丈夫な踏み台だ。

いや~、DIYは楽しいぞ。

Afterコロナの世の中では、恐らく都心から郊外に引っ越す人が増えると思う。

なぜなら都心のタワマンに住んでいても、木工DIYも出来ないし、ガーデニングも出来ないからだ。

人間、手足を動かして何かを作ったり、土や自然に触れてこそ人間らしい生活が出来るのだ。

当記事では、ワテがホームセンターで買って来た安い2×4端材を使って、アホみたいに丈夫で頑丈な踏み台を自作した過程を紹介した。

今回のDIYでは、卓上スライド丸ノコとデジタル角度計が大活躍した。

ワテと同じような木工DIYを始めたい人は、まずは卓上スライド丸ノコの購入をお勧めする。

ワテの場合には、最初に普通の電気丸ノコを買って、その後、卓上スライド丸ノコを買ったのだが、現状では卓上スライド丸ノコばかり使っている。

卓上スライド丸ノコは、皆さんにもお勧めしたい。

あと、デジタル角度計も前々から購入検討していたのだが、今回アマゾンプライムを利用して少し安く買った。買って正解だった。二千円程度の出費でこんなに便利ならもっと早く買えば良かったと思っている。

なお、今回、実はもう一つ買った物がある。

これだ↴

これもデジタル角度計なのだが、こちらの製品は底面にマグネット内蔵なので鉄製の柱とか鉄板に貼り付けられる。かつ、このデジタル角度計では、水平に対する角度を絶対値で計測出来るので、正確に言うとデジタル水準器と言う事になると思う。

一方、上で紹介した二本の定規の間の角度を計測するタイプはあくまで二本の定規間の角度しか計測出来ない。なので、水準器として利用する事は出来ない。

このマグネット付き角度計(水準器)は、ワテの場合は、例えば卓上スライド丸ノコの台座の水平度を計測したり、あるいは、鋸刃に張り付ければ鋸刃の垂直度が計測出来る。

なので、もし台座に対して鋸刃の角度が直角からずれている場合には微調整すれば良いので、卓上スライド丸ノコの直角カットの精度を高める事が出来るのだ。

これらのデジタル角度計、デジタル水準器は皆さんにもお勧めしたい。

(完)

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