【ワレコのコラム】日本大学 | 危機管理学部【完璧な危機管理対応だと思う】

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このところ世間を騒がせている日大アメフト傷害事件であるが、関西学院大学の奥野耕世選手(QB=クオーターバック)に反則プレイで怪我をさせた当事者の日大 宮川泰介選手(20)が、先日(2018/5/22火)、東京都内の日本記者クラブで会見した。

ワテも夜、YouTubeで見た。

【会見全編】アメフト反則タックル問題で日大選手が記者会見(2018年5月22日)

丸刈り頭だ。

頭の良さそうな弁護士さんが同席していた。

宮川選手の話の内容の信憑性はワテには分からないが、手元には話す内容をまとめた想定問答集のようなものを準備していたとはいえ、二十歳の学生が全国放送のテレビ中継で淀みなく応答しているのは感心した。

同じような質問が記者から繰り返し出たが、答え方も話す内容も一貫していて理路整然と説明出来ていたと思う。

もし裁判なら、裁判官や裁判員には好印象を与えたと思われる。

ちなみに、もしワテだったら、何かを隠そうとして嘘を付いているとすると、記者の繰り返しの質問でしどろもどろで支離滅裂になって、嘘がばれてしまうだろう。

自称、記者会見評論の素人のワテであるが、謝罪会見と言う観点では、かなり良い内容だったと思う。

ただし、この選手は生真面目な性格ゆえに、コーチからの指示「潰してこい」を真に受けて、反則した可能性もある。

コーチが本当にルール違反を犯してまで「潰してこい」と言ったのかどうかはこれから調査されるとは思うが。その点が事件の核心だと思う。

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内田前監督、井上コーチの会見

一方、翌5/23(水)の夜、日大の内田正人前監督と井上奨(つとむ)コーチが、東京都千代田区の日大本部で緊急会見を行った。

その動画がこれだ。

【会見全編】アメフト反則タックル問題 日大の内田前監督らが会見(2018年5月23日)

まあ、ワテの場合、全編は見ていないが、冒頭から30分くらいは見た。

印象としては、

「正直、○○○○○です。」

「正直、◇◇◇◇◇です。」

「正直、▽▽▽▽▽です。」

と言う言い回しが矢鱈と多かった気がする。

う~ん、何と言うかその、何かを隠そうとするあまりに、前もって「正直、」って言ってしまうのかもしれない。

会見している本人が真実を喋っていると言う意識があれば、あえて「正直、」なんて前置きする必要は無いと思うからだ。

そう言う点では、昨日の宮川選手の会見では、そんな言い回しは無かったように思う。

ワテは、「正直、」って言う言い回しを聞けば聞くほど何か怪しいと言う印象を受けた。

 

まるで吉本新喜劇で、

刑事「どこに隠した?」
犯人「ここには隠していません」(隠した押し入れの戸の前に立ち塞がる)
全員ズッコケる。

を連想してしまった。

 

さて、皆さんはこの会見でどんな印象を受けただろうか。

橋下徹氏のツイッター

橋下氏は、司会者が最悪だと言っている。

日本大学には危機管理学部と言うのが有るらしい。

ワテは知らなんだ。

確かに上の動画の 1:46:00 辺りの司会者と質問者(報道陣の中の一人の記者)とのやり取りは面白い。

報道陣が何度も同じような質問を繰り返すもんだから、司会者が強引に会見を終わらせようとしている。

司会者「これで会見を終わります」
司会者「記者会見これで終わります」
司会者「十分に聞きました」
司会者「これだけ聞いたら十分です」
報道陣「じゃあ、違う質問をします」
司会者「違うのを言えばいいもんではありません」。
報道陣「会見はみんなみてますよ」
司会者「見てても、見てなくてもいいんですけど」

ここで会場から笑いが出た。

報道陣「司会者のあなたの発言で日大のブランドが落ちてしまうかもしれませんよ」
司会者「落ちません」

もう少し大き目の笑いが会場から湧く。

報道陣「おふたり(内田・井上両氏)が、やめてくれとおしゃるならやめます」
司会者「おふたりがやめると言うことはないです」
司会者「これで終わりにします」「やめてください」「さっきから、しつこい」

まあ、この司会者さんを最悪と言う橋下氏の気持ちは分る。

しかしワテはそうは思わない。

完璧な危機管理じゃないのかと思うぞ。

完璧な危機管理では無いのか?

何故なら、謝罪会見での悪役を一手に引き受けて、本来、世間のパッシングを受けるはずの内田前監督と井上コーチが逆に良い人に見えてしまう。

もし仮に、司会者がこの人物では無くて、ごく普通に淡々と記者会見を進行させていたら、内田前監督と井上コーチは報道陣の質問の矢面に立たされる。

刑事事件になる可能性があるだろうから、弁護士さんから言ってはいけないと事前に釘を刺されている事件の核心に付いても、ついうっかり喋ってしまうかも知れない。

それを阻止する為かどうかは分からないが、兎に角、この悪役司会者さんが居た事により、会見の当事者のお二人が逆にそんなに悪い人には見えないという印象を世間に与えたとワテは思う。

もし仮に、そんなシナリオを事前に描いた上で、この司会者さんを選定したとしたのであれば、それは、完璧な記者会見、完璧な危機管理能力と言えるのでは無いだろうか?

ワテは、別に皮肉で言っているのでは無い。

ちょっと思い出せないんだけれど、最近も何らかの謝罪会見で、司会がかなりアクの強い感じの人で、謝罪している本人が相対的に良い人に見えるような印象を持った会見を見た気がするのだが思い出せない。

と言う事で、こんな見方はワテの邪推かも知れないが、もしそんなテクニックを使って謝罪会見を成功させる手法があるのなら、この日大の会見は素晴らしい内容だったと思う。

その会見のシナリオを描いたのは、もしや日大危機管理部か?

それは分からないし、何の根拠も無い。

ちなみに、この司会者さんは、テレビ報道によると、

日本大学広報部職員・米倉久邦

という人だと紹介されていた。

 

しかしまあ、ワテも、あんな状況で大勢の報道陣を前に、あんなにぶっきらぼうに

「これで終わりにします」
「やめてください」
「さっきから、しつこい」

てなくらいに言い切れる、面の皮が厚い人間に成りたい。

あれはあれで、ある種の才能だと思う。

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