【ワレコDIY】ビニルチューブ式工具収納器具の画期的アイデア2【大型版】

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写真 座禅をして精神統一を図るDIY女子のイメージ(このあと木工作業か)

最近、木工DIYに凝っているワテであるが、作業台を自作したのでDIY作業が大変やり易くなったぞ。

一方、ワテは昨年こんな工具収納ボックスを作成した。

ビニールホースを使う世界発だと思われる画期的なアイディアだ。

当記事では、工具収納ボックスの大型版(Ver2)を作成した。

その製作過程を紹介したい。

では、本題に入ろう。

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ビニールホースを使う世界発だと思われる画期的な工具収納方法

構想に十年以上の歳月を掛けてワテが考えた工具収納のアイディアがこれだ(1号機)。

ホームセンターなどで売っている安いビニールホースを使うのだ。

第一号機の紹介(改良型の第二号機はこの後で紹介)

写真 ホームセンターで売っている透明ビニールホース(各種サイズ)

このホースを10cm程度にカッターで切断して、木枠にはめ込んだ(下図)。

写真 工具収納ボックス1号機の設計図(Rhinocerosお試し版で作成した)

 

その第一号ツールボックスにハンドツールを収納した状態。

写真 第一号ツールボックスにハンドツールを収納した状態(横置き)

 

実は、元々は縦置きにして下図のように使う予定であった。

写真 第一号ツールボックスにハンドツールを収納した状態(縦置き)

この時には、チューブの角度がほぼ水平になるのでチューブに挿し込んだ工具が抜け落ちそうになる問題があった。また、荷重が片側に集中するので安定性も悪かった。

それと、チューブの数が少なかったので入りきらないハンドツールがあった。

そこで、今回、チューブ式工具収納ボックスVersion2を作る事にしたのだ。

チューブ式工具収納ボックスVersion2の製作開始

Ver1での反省を踏まえてVer2を設計した。

チューブ式工具収納ボックスVersion2の仕様

大きさは以下の通り。

  • 縦  275mm
  • 横  390mm
  • 奥行 80-165mm

この後、実物の写真が登場するが、二枚の側板は台形の形状をしているので、奥行きは底辺が165mm、上辺が80mmとなっている。

使う材料は、以下の通り。

  • 12mm合板(側板)2枚
  • 1×4(19×89)木材 2本
  • 透明ビニールホース 内径10mmから32mmくらいのもの(7種、各1メートル)

費用は3000円前後だ。透明ビニルホースの値段が高いので安い水道ホースなどで代用すれば1000円くらいに抑えられると思う。

チューブ式工具収納ボックスVersion2を三次元CADでモデリング

当記事を見て、ワテもアタイもチューブ式工具収納器具を作ってみたいと言う人の為に詳細な設計図を提供する事にした。

Autodesk社の高性能三次元モデリングツールFusion360を使って作成してみた。

図 チューブ式工具収納ボックスVersion2の透視図

上図においては内径32ミリのチューブのみを挿し込んでいるが、ワテの場合には内径10ミリから32ミリまでの7種類のチューブを採用した。

下図は正面から見た図。

下図は背面から見た図だ。

両側面の板は板厚12ミリのラワンベニア合板。

二枚の横板は1X4材(幅89x厚さ18)だ。

全体の横幅は390ミリにした。

さて、ビニルチューブ式ツール収納器具の設計における最も難しい箇所が下図に示す横板の傾斜だ。この横板角度によってビニルチューブの傾斜が決まるが、その角度が1度違うだけでも工具を抜き差しする時の操作性に大きく影響するのだ。

この傾斜角度はワテが入念に検討して割り出した値であり、この角度でチューブを固定する事によって、当器具を工作机に置いて作業する場合には最も操作し易い角度になっている。

図 チューブ式工具収納ボックスVersion2の側面図と寸法

この最適角度を決めるだけでも、ワテの緻密な計算能力をもってしても三時間は要したのだ。そう言う点でも皆さんはラッキーだ。この寸法通りに製作すれば、皆さんも間違い無く完璧なワレコ考案のチューブ式工具収納器具が製作出来るのだ❕

ほんまかいな。

木材のカット作業開始

今年の正月に自作した工作台を使って木材のカットを行う。

マキタ丸ノコM565も買ったので直線カットが楽しい。

写真 自作した2台の作業台がL字型の配置になっている

2台の作業台の隙間を2cmくらい広げておく(下図)。

その上にカットしたい板材を置き、丸ノコを直線カットするためにガイドとなる板(茶色)を載せる。

その状態でF型クランプで部材を作業台に固定する(下図)。

写真 自作作業台の上にカットする合板と直線ガイド用合板を重ねてF型クランプで固定

DIYにはクランプは必須だ。特に木工作業の場合には木材をしっかり固定しておくと両手が自由に使えるので作業がやり易い。クランプは多過ぎて困る事は無いが少ないと困る。特に板材を接着する時などに。

マキタ丸ノコM565はAC100Vタイプなので電源ケーブルをコンセントに挿す。

テーブルタップは、先日作成した棚の棚受け棒(45度傾斜)に固定しているので、そこに電源ケーブルを挿した(下図)。

写真 マキタM565電動丸ノコでカットする前の状態

電動丸ノコはコードレスのほうが作業はやり易いが、値段も高くなる。

でもワテの場合は上写真のように電源ケーブルが垂れ下がる構造にしたので作業中にケーブルが絡みにくいのでコード有りだが作業性は良いと思う。

で、実際にカットしたのが下写真。

写真 2台の作業台の隙間を利用して側板を台形形状にカットした

なお、カットには失敗した。上写真のように切り口に大きなバリが出来てしまった。

その理由は、上の方で紹介した写真のようにカットしたい板、直線ガイドの板(茶色)を重ねたが、その直線ガイド板が厚すぎたのだ。

その結果、丸ノコの左側に出っ張っているモーター部分が板に当たるので丸ノコのベースプレートが数ミリ浮いていたのだ。

それに気づかずにカットしたので、木口がバリバリになってしまったのだ。

なので、上写真の切断は両刃鋸を使って手作業で行った。

次回何かカットする時にはもう少し薄い板材を使ってカットしたい。

あるいはこんな工具を買えば良いのかな。

アマゾンのレビューでは高評価だ。ワテも買ってみるかな。

横板を釘で固定する

下写真のように2枚の横板を固定した。

写真 2枚の横板を側板に釘で固定した

横板は1×4木材を360mmくらいにカットした。

それを32mmの釘で側板に固定した。当初は木ネジで固定しようとしたが、上写真のように横板は水平ではなく斜めに配置している。

この状態で木ネジを電動ドリルでねじ込むのは手が二本では足りなかったので位置がずれてしまう。

なので、木ネジはやめて単純に釘で打ち付けた。

横板の角度は実は目分量で適当に決めたのだw

計測はしていないが35~40度くらいかな?

ビニールホースを詰め込む

さて、木枠の部分が完成したのでいよいよビニールホースをカットして詰め込む。

チューブのカットはカッティングマットの上にチューブを置いて大き目のカッターで切った。

写真 ビニールホースを詰め込んでいる途中の写真

各1メートルの長さで購入したビニールホースは適当に90mmくらいにカットした。

下のほうに大型のペンチなどを挿し込んで収納する予定なので、下部には太目のホースを詰め込んだ。上に行くほど直径の小さめのホースを詰め込んでみた(上写真)。

ここでチューブを使い切ってしまった。

 

ちなみに、チューブ式工具収納ボックスVersion1は以下の通り。

写真 チューブ式工具収納ボックスVersion1を上から撮った写真

上写真の第一号機はチューブの費用が約千円だった。

第二号機のチューブが足りなくなったので一号機のチューブを抜き取って利用した。

写真 チューブを目一杯詰め込んだチューブ式工具収納ボックス第二号機の写真(ちょっとキモイぞ!)

チューブを差し込む時には摩擦が大きいので水を霧吹きで吹き掛けると良い。

ワテの場合は、消毒用エタノールスプレーが有ったのでそれをシュッシュを吹き掛けて作業したら、スルスルとチューブを差し込む事が出来た。

完成したチューブ式工具収納ボックスを早速使ってみる。

チューブ式工具収納ボックスVer2を早速使ってみる

山金工業の作業台の上にチューブ式工具収納ボックスVer2を設置した。

ワテが電子工作に使ってる作業台はこれだ。

ちょっと値段が高かったのだが、丈夫な作業机を欲しかったので以前に思い切って買った。

なので、冒頭で紹介した木工用の作業台(2台)は出費を抑えるために自作した(設置場所にピッタリのサイズで作りたかったのが最も大きな理由だが)。その時の費用は材料代だけで約1万円だった。

チューブ式工具収納ボックスVer2に手持ちのハンドツールを適当に挿し込む

取り敢えずその辺りにある手持ちのハンドツールを適当に挿し込んでみた(下写真)。

これら以外に部屋中に散らかっている工具があるのでそれらもこの後で挿し込んで収納する予定だ。

写真 取り敢えず手持ちのハンドツールを適当に挿し込む

まあ見た目は今一つであるが、実用性は抜群だと思う。

ワレコ式チューブ式工具収納ボックスVer2の長所

  • 何と言っても多数のハンドツールを高密度に収納出来る
  • 大中小の様々な直径のビニールホースがあるので工具の先端形状に応じて好きな場所に挿せば良い
  • 押しつぶされて楕円形状になったチューブには先端が幅広のツールを挿し込める
  • スプリング付きラジオペンチも先端が広がる事無くピッタリ閉じて収納可能だ
  • 金属製の収納ボックスならガラガラと不快な接触音が出るがワテ方式では素材がビニールなので工具の抜き差しで一切音が出ない
  • 傷つけないように保管に注意が必要なノギスでさえもビニールチューブなので安心して保管できる
  • どこに何を挿しても良いので使いながら自分が最も使い易い場所にそれぞれのツールを挿せば良い。
  • 工具の持ち手が自分の方を向くので収納も取り出しも無駄な操作が一切不要
  • 設置場所の大きさに応じた縦横寸法で作れば良いのであらゆる人の作業台に設置可能
  • 完成後もいつでもチューブのサイズや位置を入れ替えられる
  • 割と安い費用で作成出来る(Ver2のホース代は2500円くらい、Ver1は1000円くらいなので合計3500円+木材)

などか。

まあ、今回作成したVer2は大型化したので使用したホースも長くなりホース代金が合計3500円になってしまった。

もし皆さんが同じようなものを作る場合は、透明ホースではなくて園芸・農業用の散水ホースが安いのでお勧めだ。

これなら30メートルで約3000円なのでメーター当たり100円。

ワテが買った透明ビニールホースの場合は細い物(内径10mmくらい)でメーター200円、内径32mmくらいのものでメーター600円程度だった。

それとワテの場合は直径の事なる7種類ものビニルホースを使ったが、大小二種類くらいで良いかもしれない。

さらに、ビニルホースは90mm程度にカットして使ったがもう少し短くても良いかもしれない。例えば50mmくらい。でもあまり短くすると詰め込んでいるホースが何かの拍子にばらけてバラバラに分解する可能性もあるので要注意だ。

そいう言う心配がある場合には、接着剤で貼ってしまっても良いかもしれないが、その辺りは皆さん自由にして下さい。

裏板は取り敢えず無しで使っている

なお、写真で示すように、現状では裏板のようなものは張っていない。

その結果長いトライバーの軸なども何かに当たる事無く奥まで差し込める。

でも、チューブの直径より細いペンとか精密ドライバーなどを挿し込むと引っ掛かるものが無いので奥に抜け落ちてしまう問題がある。

その辺りは必要に応じて裏板を貼るとか、あるいは、全面に貼るのではなくて、抜け落ちるような細目のツールを挿し込む予定の部分にのみ裏板を貼るなどで対処すれば良いだろう。

なお、ビニルチューブは若干曲がっているのと、多少は摩擦があるので長いドライバー軸を奥まで差し込む時に多少引っ掛かる場合がある。

改良案1

上で紹介したワレコ式チューブ式工具収納ボックスVer2であるが、早速改良案が浮かんだ。

例えば多数のドライバーを挿し込みたい人は、ビニルチューブでも良いが、費用を押さえる為には下図のような板に小穴を開けたものを張り付けると良いだろう。

ビニルチューブの場合には正確に一列に並べるのが難しいが、板に穴を整然と開ければ一列に並ぶので、サイズの異なるドライバーをサイズ順に整列させる事が可能だ。さらにビニルチューブにドライバー軸を挿し込む時に摩擦で多少引っ掛かる感じがあるので、木材の板を採用すればその問題も解決出来る。

完璧や!

なお、挿し込んだドライバーを安定させる為には、ある程度厚みのある板に穴を開ける必要があるだろう。その辺りの最適化は各自調整して頂きたい。

或いは板に穴を開けてその穴にピッタリはまる硬質のパイプ(内径1cm、長さ10cmくらい)を挿して接着しても良いかも。そうするとドライバーが抜き差しし易いし、パイプがドライバー軸をしっかり保持してくれるので安定性が良さそう。

或いは板を使わずに、硬質パイプ(プラスチックパイプ、アクリルパイプ、塩化ビニルパイプなど)を密着させて並べるなども良いかも。

つまりペンチ類は軟質ビニルチューブに挿して、ドライバー類は硬質パイプに挿す案だ。まあ、色んな応用が考えられる。

さらに、上図に於いて下部の空間領域には小物を置いても良いし、あるいは引き出しのような構造物を追加しても良いだろう。その辺りは好き好きで。

フレキシビリティ満載の「ワレコ式チューブ式工具収納ボックスVer2」なのだ。

素晴らしい!!

改良案2

更なる改良案が浮かんだ。

上写真で紹介したチューブ式工具収納棚であるが、多数のチューブを密着して詰め込んだので、どこのチューブにでも好きな工具を挿し込めるメリットはある。

でも、ペンチはこの位置、ニッパーはこの位置、プラスドライバーはこの位置と言うように、所定の位置にそれぞれの工具を挿して使いたい人も多いだろう。

そう言う場合には、チューブの数を減らすと同時に板を追加して規則的にチューブを配置する案(下図)が良いだろう。

図 チューブを規則的に配置&ドライバー用に硬質パイプを採用すると同時にチューブの数を半減出来る案

上図の例では板は縦に配置しているが、板を横に配置してチューブを横並びにする案なども試してみると良い。

なお、チューブを押しつぶして楕円形にする場合には、狭い板の間にチューブを挿入するのが難しいだろう。そう言う場合には例えばお湯でチューブを温めて柔らかくしてから万力で挟んで押し潰す。その状態で板の隙間に差し込むなどの方法が思い付く。

ワテ自作のチューブ式ツール収納棚も、この改良案2の方針に従って改良する予定だ。ビニルチューブは何度でも再利用出来るし、木枠は簡単に作り直せるので自分の使い易い大きさ、チューブ配置になるように何度でも改良出来るのだ。

完璧なアイデア、完璧なデザイン、完璧な製作技術。

人類史上初の快挙と言っても過言ではないワレコ式チューブ式ハンドツール収納ボックスだ!

過言かもw

まとめ

構想に十年以上の年月を掛けてワテが考案したチューブ式工具収納ボックスであるが、今回作成した第二作目(Ver2)は物凄く使い易い。

「ワレコ考案 チューブ式ハンドツール収納ボックス」

とでも名付けるかな。

Ver1では縦置きにすると片側に荷重が集中して不安定になる欠点があったので、Ver2ではその辺りの対策を施して安定感のある構造にした。

すなわち側板を台形形状にすると同時に、棚板も傾斜させたので差し込んだハンドツールが斜め上に向くようにした。

下部には太目のチューブを配置して大型のペンチ、プライヤー、ニッパーなどを挿し込むとより安定感が増す。

好きな場所に好きなツールを挿し込めるので操作の自由度が高い。

どんな先端形状のツールであってもチューブの直径より細ければ挿し込んで保持出来る。

例えばこんなツールですら難なく収納できるのだ。

上写真の場合は二本のチューブに挿し込めば良い。

上写真の圧着工具の場合は、先端が幅広なので、最も太いチューブ(内径32mm)を押しつぶして細長くなっている場所に挿し込めばどうにか保持出来た。32mmよりもう少し太いチューブを使うと尚良いと思う。

その場合は、工具に合わせていつでも太さの違うチューブに入れ替えるなども自由自在に出来るのが素晴らしいぞ。

デジタルノギスでさえも、軟質のビニールチューブなので安心して保管できる。

上写真のバネ付きラジオペンチも、チューブに挿し込めば先端がピッタリと閉じていい具合に収納できるぞ。

完璧や!

構想十年以上のワテの努力がここに実を結んだのだ!

皆さんにもお勧めしたい。

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この記事には読者の方からコメントが 4件あります。
興味ある人はこのページ下部にあるコメントを参照下さい。

DIY アイデア
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われこ われこ

コメント

  1. otya より:

    素晴らしい 参考になりました。 
    工具箱に悩んでました。どれでも取り出しにくく
    これはいいですね。収納プラボックスにチューブを
    入れてみようかと思います。本当に感謝です。

    • wareko より:

      otya様
      本日は、小生の工具収納ボックスの記事にコメントありがとうございました。
      製作費2000円前後で自分の持っている工具に合わせて高密度に収納できるツール収納方式ですので、皆さんにお勧めです。
      もしotyaさんが類似の収納ボックスを完成された場合には、出来れば写真を拝見したいです。
      では、また何か良いアイデアや感想などありましたら、お教え頂ければ幸いです。

  2. DSKU より:

    拝啓 ハンドツールにかかる長年の悩みや苛立ちを一挙に解決するアイデアに感銘を受けました。誠に勝手ながら無断で採用させていただき手持ちの端材で製作に着手したのですが、作業を進めるうちに別の考えが浮んだりして最終的には似て非なるものが出来てしまいました。よろしければ僭越ながら写真をお送りしますので直接メールをいただければと思います。これからも他に類を見ない画期的な記事を楽しみにしております。 敬具

    • wareko より:

      DSKU様
      この度は、小生のハンドツール整理記事にコメントありがとうございました。
      さて、DSKU様が最終的に完成されたハンドツール整理治具には大変感心があります。
      是非とも拝見させて頂きたいです。
      もし可能なら、その写真を私のこのページで全世界に紹介させて頂きたいです。
      私のメールアドレスは
      wareko77+blog@gmail.com
      になります。
      よろしくお願いいたします。