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【ワレコのDIY】ケルヒャー高圧洗浄機のホース収納ハンガーを自作【費用500円くらい】

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ワレコ

ケルヒャー高圧洗浄機は便利なのだが、硬くて長い黒いホースの収納に困る。

そんな問題を解決する画期的なアイディアをDIYで具現化したのだ。

費用は500円ポッキリ。

素晴らしいぞ!

当記事では、費用500円、製作時間2時間で完成するワテ考案の超便利なケルヒャー高圧洗浄機のホース巻き取り収納機構の製作過程を詳細に紹介したい。

では、本題に入ろう。

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ケルヒャー高圧洗浄機のホースは硬い

ワテが使ってるケルヒャー高圧洗浄機は下写真のようなタイプだ。

上写真のように、長い黒いホースはリールなどに巻き取る機構が無いので、収納が面倒だ。

ガレージの床にホースを丸めて収納しようとしても、硬いので曲率半径は1メートル以下くらいには出来ない。その結果、硬い黒いホースが床面に雑にくねって乱雑に広がってしまう。

それなら大き目の樹脂製の収納ボックスの中にケルヒャー高圧洗浄機本体もホースも全部まとめて入れて保管すると言う案もある。まあ確かにそれなら収納はキッチリと出来るが、使うたびに本体を取り出してホースを伸ばすと言った作業を毎回行うのは面倒。

出来れば、ケルヒャー高圧洗浄機本体もホースも使いたい時には直ぐに使える状態で保管するのが最も望ましい。

ケルヒャー高圧洗浄機最新型の高級機ならホース巻き取り機構がある

まあ予算がある人は下写真のような最新型の高級機を買えばホース巻き取りリールが付いているので収納はやり易いだろう。

でも値段が高い。

それに今使っている安っすいケルヒャー高圧洗浄機も、機能的には問題無く高圧洗浄できるので買い換えるのは勿体ない。

と言う事で、以下では各種のホース収納機構を調査してみた。

市販のホースリール・ホースハンガーを調査する

ホース巻き取りリールを使う案

まあ、ホースを巻き取る機能を持つ商品としては、下写真のような巻き取りリールが思い付く。

ケルヒャー高圧洗浄機のホースは硬いはずなのに、最新型では小さなリールに巻き取れる。

と言う事は最新型のケルヒャー高圧洗浄機の高級品は、小さなホースリールにホースを巻き取れるような柔らかいホースにした改良型なのかも知れない。

つまり、ワテが使っているような古いケルヒャー高圧洗浄機のホースと、最新型のホースとは硬さが異なるのかも知れない。

いずれにしても、上写真のような市販ホースリールにケルヒャー高圧洗浄機のホースを巻き取るには、継手部分をケルヒャー高圧洗浄機に接続出来るように改造する必要があるので手軽には試せない。

では、下写真のようなホースが付属しているリールのセットを買って、既存のケルヒャー高圧洗浄機のホースと入れ替えると言う案もある。

その場合にも、継手の部分を自分で改造して繋ぎ換える必要があるので、簡単には出来ない。

ケルヒャー純正の柔らかいホースや他社製互換品ホースを買う

ネット検索していたら、ケルヒャー製の柔らかいホース(フレキシブルホース)が販売されているのを見付けた(下写真)。この手のホースを買って硬いホースと交換すれば良さそうだが値段が高い。

あるいは他社製だが類似のフレキシブルホースも販売されている(下写真)。

まあ要するに、ケルヒャーの硬いホースは使い辛いので、柔らかいホースを欲しがる人が多いようだ。

まあ、これらの製品は買えば数千円から一万円前後するので、試しに買っても良いだろう。でもその場合には、柔らかいホースを巻き取り収納する機構は別途自分で用意する必要がある。

と言う事で、引き続きケルヒャー純正の硬いホースの収納方法に付いて考える。

手軽なホースハンガーを使う案

次にワテが考えたのは、下写真のようなホースハンガーを使ってホースを引っ掛けて収納する案だ。

この手のホースハンガーは水道ホースのような柔らかいホースなら効果的だとは思うが、ケルヒャー高圧洗浄機の硬くて曲げにくいホースをクルクルと巻いて引っ掛けるのは、多分上手く行かない気がする。

ホースが硬いので暴れる感じ。ピッタリとは収まらないだろう。

ワテ考案のケルヒャー高圧洗浄機のホース収納ハンガーの製作

と言う事で、ワテ考案のホース収納ハンガーを製作する事にした。

まずはダイソーの園芸用品売り場で樹脂製の100円の皿を二つ買って来た。直径はΦ36cmだったかな。

円盤板を二枚切り出す

写真 ケルヒャー高圧洗浄機のホース巻き取り収納ハンガー自作に使う部材

その皿にすっぽりと収まる円形板を塗装コンパネ12mmで作成する。

ジグソーで円形カットするのは難しいので、ワテの場合には、下写真のように卓上スライド丸ノコでカットを繰り返して多角形を円形に近づける作戦で製作した。

最初は四隅をカットすれば正八角形に出来る(下写真)。

この正八角形の八個の角をカットすれば、正十六角形になるのでほぼ円形に近い円板が出来上がる。

あとは、手鉋で少し削って二枚の円盤が完成した(下写真)。

 

この円板の中心にΦ10の穴を開けたい。

そこで、樹脂製皿の中心が出っ張っていたのでその部分に赤マジックを塗る。

 

そして、下写真のように塗装コンパネ12mm円盤を樹脂製の皿に押し付けると、円盤の中心に赤マジックが付くのでここが中心点だ。

すばらしいテクニックだ!

そして、下写真のように二枚の樹脂皿、二枚の円盤板を全部重ねておいて、クランプで固定した。

下写真のように、インパクトドライバーにΦ10の木工用ビットを付けて一気に穴を開けた。

一方、2×4材(防腐加工済)を220ミリにカットしたものを二本用意して、中心部分にΦ10穴を開けた(下写真)。

下写真が完成した部材だ。

写真 ケルヒャー高圧洗浄機のホース巻き取り収納ハンガーの部材を自作

この後、板材や2×4材に耐水性の塗装を施した。

ワテが使った塗料は以下の製品だ。

この塗料は水性なので扱い易い。この塗料は分厚い皮膜が出来るので耐水性は良さそうだ。

刷毛は水洗いできるので、お手軽に使えるのでお勧めだ。

ケルヒャー高圧洗浄機のホース収納ハンガーを組み立てる

ワテ自宅ガレージの金属製柱に下写真のようにハンガー部材を固定した。

写真 ケルヒャー高圧洗浄機のホース巻き取り収納ハンガー(ワテ自作)

上写真のように二個の円盤間隔は1メートルくらいの長さなので、長いホースも三回くらい巻くだけで簡単に収納出来るのだ。

完璧な設計なのだ。

かつ、上写真のように噴射ノズルが丁度ぶら下がる位置に来るように、二個の円盤の間隔を事前に緻密に計算しておいたのだ。

と言うのは嘘で、単なる偶然です。

固定に使ったのは以下に示すパーツだ。

大型の木製円盤をしっかりと固定するために、ワッシャーはM6用の普通サイズでは無くて、直径が大きな「大ワッシャー」を採用した。まあ、普通のM6ワッシャーでも問題は無いと思うが。

上下二箇所を固定するので2セットのボルト、ナットなどを購入して費用は約300円くらい。

写真 ケルヒャー高圧洗浄機のホース引っ掛けハンガー上部

写真 ケルヒャー高圧洗浄機のホース引っ掛けハンガー下部

下写真のように、二本の鉄製支柱の隙間にM6x150ボルトを通して、背面には2×4材220ミリで固定している。

写真 ケルヒャー高圧洗浄機のホース巻き取り収納ハンガー固定棒

アサヒペンスーパーコートを分厚く塗ったのだが、塗料は分厚いビニールのような皮膜になっている。その結果、塗装表面は摩擦が大きく、この2×4材がズレにくい効果が有る感じ。

当初はM8とかM10くらいのぶっといボルトで固定する予定だったのだが、ステンレス製でそんなにぶっとくて長い(150mm)ボルトは一本300円くらいするので高過ぎる。

そこでM6ボルトに変更したのだ。

写真 ケルヒャー高圧洗浄機のホース巻き取り収納ハンガー円盤を固定棒にボルト固定する

M6ステンレスボルトの引張強度をネット検索してみたら、10,050N(ニュートン)との事だ。

つまり、

1[N] = 1/9.8 [kgf] = 0.102[kgf]

なので、

10,050[N] = 1,025.1[kgf] = 約1トンの重さ

となる。

まあM6でも十分過ぎる引張強度だ。

ちなみにM10だと引張強度は29,000Nとの事なので、この約三倍。つまり3トンか。そんなボルトを使う必要は無いw

 

下写真は横から見たハンガーリール(ダイソー100円の植木鉢用の皿)だ。

写真 ケルヒャー高圧洗浄機のホース巻き取り収納ハンガー円盤を横から撮影

今回はケルヒャー高圧洗浄機のホースの収納ハンガーを製作したが、このホースは直径が細いので上写真のように数回巻いても薄い樹脂の皿からはみ出す事は無い。

もし類似の構造で太目の水道ホースを収納するハンガーを製作したい人は、もう少し厚めの皿を使うと良いだろう。

例えば100均に売っている洗面器などが丁度良いサイズだ。もし洗面器だと華奢で壊れる可能性がある場合には、洗面器を二枚重ねにして接着剤で貼ってしまえばかなりの強度になると思う。

そうすれば、重い水道ホースを何重にもグルグル巻いて収納しても、重さに耐えられると思う。

まとめ

ワレコ

費用約500円、製作時間約1時間でケルヒャー高圧洗浄機のホース巻き取りハンガーが完成した。

安い費用、手軽に入手出来る部品、簡単に加工できる設計図、そして硬いケルヒャー高圧洗浄機のホースを完璧に収納出来る完成度の高さ、自称DIY達人のワテにとってはこれくらいのアイディアは幾らでも思い付くのだ!

「ワレコ式ケルヒャー高圧洗浄機ホース巻き取り収納ハンガー」が完成したのだ。

皆さんにもお勧めしたい。

まあこの記事をケルヒャーさんが見てくれれば、感動の余りワテをケルヒャーのドイツ本社に招待してくれるかも知れないぞ。

ワテはドイツ語はまあまあ出来る。

定冠詞
男 der des dem den
女 die der der die
中 das des dem das
複 die der den die

くらいなら喋れるのでw

出来ればルフトハンザドイツ航空のファーストクラスでお願いします。

でも飛行機は怖いので船旅のほうが良いです。

クイーンエリザベス号に乗ってみたい。

追記

このホース巻取り機構を自作して数年経つが、とても便利なので重宝している。

例えば車で外出しようと思った時にフロントガラスが汚れているのが気になる事がある。黄砂が降り積もっているとか、鳥の糞が付いているとか。

そんな時でも、水道栓を開けるだけでケルヒャー高圧洗浄機を使えるので一分も掛からずに洗浄が出来る。

車を洗いたい時に直ぐに洗えるってのは、ワテみたいなせっかちでズボラな性格には最適だ。

(続く)

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