【ワレコのDIY】カーオーディオ用JBLパラゴン風2Wayスピーカー自作【ハイゼットカーゴ】

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写真 宝箱ティッシュを使うこの読書女子は実はオーディオマニア?

さて、コロナウイルスの感染者が日に日に増加して、一向に減る気配が無い。パンデミック(英語: pandemic)が始まっているのか。

地球環境を破壊し数多くの動物さんを絶滅させている人類へ地球が反撃しているのでは無いかとも思う。因果応報と言うやつか。

まあ、成るようにしか成らないだろう。

当記事では、ワテが現在自作中のカーオーディオシステムに搭載するスピーカーシステムの製作過程を紹介したい。

まあ、ワテの備忘録だが。

では本題に入ろう。

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ハイゼットカーゴに搭載する自作スピーカーの製作

ワテが2019年に購入した軽バンのハイゼットカーゴデラックスは、商用車なので標準ではドアスピーカーすら付いていない。

カーラジオは、1DINサイズのスピーカー内蔵タイプなので、AM、FM放送をモノラルサウンドで聴く事は出来る。

まあ、ポータブルラジオで聴いている感じかな。

例えばこんな製品に似ているが、下の製品はBluetoothやUSBも付いている。

そんなワテのハイゼットカーゴデラックスに超高性能オーディオシステムを自作して搭載する事にしたのだ。

LM3886を四基使ったパワーアンプは先日完成した。

当記事は、この4chアンプで駆動する予定のスピーカーシステムの自作過程の紹介だ。超高性能スピーカーシステムを目指している。

キーワードはJBLパラゴンだ。

スピーカーを左右のドアに埋め込む案は不採用

当初は、車の左右ドアにスピーカーを埋め込む案も検討したのだが、ワテのハイゼットカーゴデラックスは商用車なので、ドアにはスピーカーも付いていないし、ドア内張にはスピーカーを取り付けるマウントホールすら開いていない(内張を外すと露出する鉄板には穴は開いていて、スピーカーケーブルもその付近まで来ているらしい)。

ネット検索してみると、穴あきタイプの純正パーツをダイハツから取り寄せて交換してスピーカーを付けている人もいる。あるいは、既存のドア内張パネルに穴を自分で開けてスピーカーを取り付けている人もいる。

ワテも当初は自分でドアの内装パネルに穴を開けて、スピーカーを取り付ける案を検討した。

でも、その案は不採用とした。

不採用理由は以下の通り。

  • 車の左右ドア内側にスピーカーを取り付けてもスピーカーが真横から運転者に向くので音響的に不自然だと思う。
  • ウーファーはドアに取り付け、指向性の高いツイーターのみダッシュボードに載せる案も良く見るがウーファーとツイーター位置が離れすぎるのでそれも不自然だと思う。
  • それにツイーターが数十センチの近距離から運転者に向いていると指向性が強すぎて自然な音にならないと思う。
  • 仮にドア内側にスピーカーを取り付けるとすると、デッドニングなど十分にやらないとスカスカの音しか出ない気がするが、作業が面倒くさい。
  • 自称DIYの達人のワテとしては、そもそも世間の凡人が考えるような安易なアイデアは使いたくないw

などか。

以上のような理由で、ドア内側にスピーカーを取り付ける案は不採用とした。

さて、ではどこに取り付けるか?

スピーカーを運転席の天井部分に取り付ける

ワテのハイゼットカーゴデラックスには、下写真に示すように、運転席の天井部分に棚があるのだ。

写真 ハイゼットカーゴS321Vのダッシュボードやオーバーヘッドキャビネット部分

この棚の正式名称は知らないが、オーバーヘッドキャビネットとかフロントシェルフとか言うようだ。

棚の横幅は1300ミリくらい、高さは200ミリ弱、奥行きは500ミリくらいかな。

ワテの場合、この天井部分の棚には物を入れる事もないので、無くても良い。

だったらこの棚を利用してスピーカーを搭載する事にしたのだ。

自称DIYの達人のワテならではの画期的な発想だ。

世界発のアイデアかも知れない。

JBLパラゴン風のデザインにする

さて、自作予定のスピーカーのデザインは、下写真に示すJBLパラゴン風にする事にした。

図 JBL Paragon 引用元 https://audio-heritage.jp/JBL/speaker/paragon.html

つまりまあ、以下のような仕様に決定した。

  • ウーファーとツイーターの2Way(ちなみにパラゴンは低域38cmコーン型、中域と高域はホーン型3Way)
  • ツイーターはコンプレッションドライバータイプを使う
  • パラゴンのように湾曲した音響板に音を反射させる事で車内全体に自然な音場を作る
  • 左右スピーカーの予算総額1万円程度(つまりまあプアオーディオだw)

早速製作に取り掛かる。

スピーカーユニット

まずはスピーカーユニットの選定だ。

ウーファー

本当ならJBLとかアルティックの有名ユニットを採用したいところだが、やっすいウーファーを使う事にした。

これだ。

EMINENCE ( エミネンス ) / ALPHA4-4 4Ω フルレンジスピーカーユニット

EMINENCE ( エミネンス ) / ALPHA4-4 4Ω フルレンジスピーカーユニット

写真 EMINENCE ( エミネンス ) / ALPHA4-4 4Ω フルレンジスピーカーユニット

サウンドハウスさんで買った。

知る人ぞ知る音響機器関連の激安通販サイトだ。2000円以上の買い物で送料無料なのが嬉しい。

下のリンクをクリックするとサウンドハウスさんのサイトへ行く。膨大な数の商品があるのだ。

EMINENCE ( エミネンス ) / ALPHA4-4 4Ω フルレンジスピーカーユニット

この商品は、商品説明には記載されていないが、ペアでの販売だ。

つまり数量1で注文すると上写真のように2台ペアの商品が送られて来るのだ。

2台ペアにも係わらず、四千円弱なのでとってもお買い得だ。

サウンドハウス

EMINENCE ( エミネンス ) / ALPHA4-4 4Ω フルレンジスピーカーユニットの仕様

EMINENCE ( エミネンス ) / ALPHA4-4 4Ω フルレンジスピーカーユニットの仕様は以下の通り。

  • ⼝径 4インチ
  • インピーダンス 
  • 許容⼊⼒ 110 W(PGM)
  • 周波数レンジ 105 Hz-10 kHz
  • 感度(1W/1m) 88 dB
  • マグネット フェライト
  • サイズ 116.1 mm x 116.1 mm x 58.7 mm
  • 重量 0.68kg
  • マグネット重量 0.28kg
  • ボイスコイル 1インチ
  • ボイスコイル Copper voice coil
  • コイルフォーマー Polyimide former
  • バスケット Pressed steel basket
  • コーン Paper cone
  • エッジ Cloth cone edge
  • ダストキャップ Solid composition paper dust cap
  • バッフル径 95.8 mm
  • ねじ⽳サイズ 3.8mm
  • ねじ⽳間の直径 108mm  Mounting Holes B.C.D.(Bolt Circle Diameter)

カーオーディオにもオススメ

⼈気のALPHA6の4インチモデル。許容⼊⼒は110Wと⾼い汎⽤性を誇り、フルレンジとしてだけではなく、中域や中低域⽤としても使⽤されています。プロオーディオのラインアレイ、⼩型PA、楽器⽤の他、カーオーディオとしてドアやサイドパネル等の限られたスペースへの設置にもおすすめです。

引用元 https://www.soundhouse.co.jp/

まあ、特徴としては、口径4インチの小型フルレンジスピーカーだが、許容⼊⼒は110Wと高い。エッジがCloth cone edgeなので、布エッジのようだ。ウレタンエッジだと数年でボロボロになる場合が多い。特に炎天下の車内なら70度以上になるが、布エッジは丈夫なので、そう言う点でもカーオーディオシステムには最適なユニットだと思う。

インピーダンスは8Ωと4Ωの二種類が有ったのだが、4Ωを選択した。

その理由は感度(1W/1m)が88 dBと低いので、インピーダンスの小さい4Ωのほうが8Ωよりは大きな音量が出るので。と言うのは、この後で紹介するツイーター(8Ω)は感度が98dBもあるので、ウーファーと余りにも感度に差があるとバランスが悪いと思ったからだ。

ワテの場合、EMINENCEと言うメーカーは初耳だ。

EMINENCE

1966年アメリカ・ケンタッキー州で創業。現在も同地に⾃社⼯場を構えており、プロフェショナルを唸らせるクオリティの⾼いギター⽤、PA⽤スピーカーユニットを世に送り出しています。⼤ヒットを記録している「Tonker」「Legend」や、トーンにこだわるギタリスト、エリック・ジョンソンの名を冠したシグネチャーモデル「EJ1250」も⼈気を博しています。

引用元 https://www.soundhouse.co.jp/

まあ、今回採用したEMINENCE ( エミネンス ) / ALPHA4-4 4Ω フルレンジスピーカーユニットはペアで四千円弱なのでプアオーディオ派にはお勧めだ。

サウンドハウスさんもペアで売っている事を明記すれば、自作オーディオマニアな人がどんどん買うと思うんだが。ワテも初めて見た時には、一個4000円弱なのかな?と勘違いした。だって、普通、これくらいのスピーカーユニットなら一個で4000円くらいはするからだ。

でも、二個で4000円弱!やっすいぞ。

有名なFOSTEXさんの定番のフルレンジスピーカーならこれくらいの値段だ。

ワテも使ってみたい有名ユニットだ。

EMINENCE ( エミネンス ) / ALPHA4-4 4Ω フルレンジスピーカーユニットの周波数特性

EMINENCE ( エミネンス ) / ALPHA4-4 4Ω フルレンジスピーカーユニットの周波数特性のグラフを以下に引用させて頂く。

図 EMINENCE ( エミネンス ) / ALPHA4-4 4Ω フルレンジスピーカーユニットの周波数特性

引用元 https://www.eminence.com/pdf/Alpha_4_4.pdf

上図を見ると2キロヘルツ付近に落ち込んだ谷があるのが気になるが、クロスオーバー周波数は1KHzくらいにする予定なので、このEMINENCE ALPHA4-4は1KHz以下を受け持つので谷は気にしなくても良いだろう。

ツイーター

次はツイーターの選定だ。

ワテが採用したのは、CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) ED3402だ。

同じくサウンドハウスさんで買った。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) ED3402の仕様

いわゆるコンプレッションドライバーと言うやつだ。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / ED3402

写真 CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) ED3402

直径90ミリの強力磁石を搭載しているのでずっしりと重い。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / ED3402

一個三千円弱なので二台買っても五千円くらい。

 

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) ED3402の仕様を以下に引用する。

  • ドライバー
  • スロート径︓1インチ
  • ボイスコイル︓φ3.44cm
  • 周波数特性︓800Hz〜20kHz
  • 最低クロスオーバー周波数︓800Hz
  • 感度︓98dB
  • 許容⼊⼒︓20W(RMS)
  • インピーダンス︓8Ω
  • CSP8/CSP8P/CSP10/CSP10P/CSX10/CSX10P⽤

引用元 https://www.soundhouse.co.jp/

ドーム型のダイアフラムはチタン製だ。

まあ特徴としては、重量が約900gもあり、ずっしりと重い。感度も98dBと高い。そして何よりも注目したいのが周波数特性が600Hzくらいから7KHzくらいまでは、まあフラットな感じだ(下図)。

図 CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) ED3402の周波数特性

引用元 https://www.soundhouse.co.jp/download/cp/ED3402.pdf

なので、クロスオーバー周波数を1KHz付近にして、それ以上の周波数をこのCLASSIC PRO ED3402で再生する事にした。

10KHzやそれ以上の周波数では能率が10dBくらい落ち込んでいるが、そんな高域はワテの耳には聞き取り辛いから気にならない。それに、カーオーディオの場合、一般に低音が出にくいので高音がシャリシャリした感じになり易い。そう言う点でも、高域が自然に落ち込んでいるこのED3402はカーオーディオに最適なドライバーユニットだと思う。

間違い無い。

自称、ワレコ鉄男だ。なんのこっちゃw

CLASSIC PRO ( クラシックプロ )  ED3402の周波数特性の寸法

下図に示すように、CLASSIC PRO ED3402は直径がΦ90ミリ、高さ46.2ミリもある。

その半分くらいがマグネットだ。

これで一個2600円くらいだから、二個でも5000円程度だ。

安っすいぞ。

これくらいの大きさのコンプレッションドライバーで、JBL、アルティック、エレクトロボイスなどの有名オーディオメーカー製なら数万円から何十万円もする物もある。

なので、CLASSIC PRO ED3402ドライバーは異様に安いと言っても良いだろう。自作オーディオには嬉しい価格だ。

CLASSIC PRO ED3402ドライバー専用ホーン

なお、CLASSIC PRO ( クラシックプロ )  ED3402ドライバーには、専用のホーンが幾つか販売されている。

例えば最も小さいやつは、CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / H3401だ。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / H3401

■ホーン
■CSP8/CSP8P/CSP10/CSP10P用
■外寸:約W12xH12xD6(cm)

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / H3401

今回は、ホーンは取り付けない事にした。

その理由は、ハイゼットカーゴの天井棚に取り付けるには、この小型ホーンでさえも大きさ的には収める事が難しいのと、狭い車内空間に設置するので屋内のオーディオルームのような数メートルもの距離で聴く訳では無いからホーンが無くても違和感は無いと思うので。

なお、この後で紹介するが、このドライバーを取り付ける予定のバッフル板に開けた穴は、ヤスリで削って小さいながらもホーン状にしてみた。まあ、効果の程は分からないが、何となく気分的な動機でやってみたのだ。

と言う事で、ウーファー2台とツイーター2台の合計4個のスピーカーユニットを購入したが、当初の予定通り1万円以内に収まった。

88dBと98dBの10dBの差

スピーカーの能率が10dB違うと同じワット数のアンプで駆動した場合に音の大きさはどれくらい違うのか気になる。

出力音圧レベルのWikipediaから引用させて頂くと以下の記述がある。

出力音圧レベル(しゅつりょくおんあつレベル)とは、音響機器におけるスピーカーシステムの効率(能率)を表すスペックである。低音域から高音域までの全域において、平均的・総合的にどの程度の音圧が得られているかを表したものであり、たとえば90 dB/Wというように表示される。通常スピーカーの中心から1メートルの距離において、1 Wの測定用信号を加えて測定される。

この値が3 dB異なる場合、高い方のスピーカーと同じ音量を出すには、アンプの出力(W)は約2倍必要ということになる。

引用元 https://ja.wikipedia.org/wiki/出力音圧レベル

なので、88dB(4Ωウーファー)と98dB(8Ωツイーター)の10dBの差のある二つのスピーカーで同じ音量を出すには、88dB側のアンプは10倍のワット数が必要と言う事か。

ただし、88dBのウーファーはR=4Ωなので、同じ電圧EならR=8Ωの場合の倍の電力になる(オームの法則)。

電力P  =  電圧2  /  抵抗  =  E2  /  R

なので、4Ω88dBウーファーと8Ω98dBツイーターと同じ音量にするには、ウーファーに与えるアンプワット数は理論上はツイーターの10倍ではなくて5倍で良いと言う計算になるのかな?

まあ、現実にはそんなに単純には計算通りにはならないとは思うが、大雑把な計算としてはこんな感じかな。

なので、このパワーアンプ(LM3886x4基搭載)に接続する予定の自作2Wayチャンネルフィルター兼プリアンプには、Low出力とHigh出力の両方にゲイン調整のボリュームを付けた。

万全の対策だ。

その他のパーツ

既に作成済の4chパワーアンプのスピーカー接続端子にはスピコンを採用した(下写真)。

NEUTRIK ( ノイトリック ) / NL4MP

NEUTRIK ( ノイトリック ) / NL4MP

NEUTRIK ( ノイトリック ) / NL4MP

NL4MPは1+、1-、2+、2-の4つの電極が出ているので、2組のスピーカーユニットを接続出来る。

今回製作するスピーカーシステム側にも、このNL4MPを取り付けてウーファーとツイーターに半田付けで配線する予定だ。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) SPK4F

一方、スピーカーケーブルにはこのNL4MPに刺さるスピコンを使う。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) SPK4Fだ。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / SPK4F

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / SPK4F

上写真のように、スピーカーケーブルとの接続はネジ止めなのでやり易い。

オーディオマニアな人は、この手のPA用のパーツを敬遠する人も多いようだ。

理由は知らない。

まあ、高級スピーカー端子なら、こんなのが有名なのかな。

スピーカーユニットの配線はベルデンを採用した

スピコンからスピーカーユニットまでの配線材料はベルデン9497を使った。

スピーカーケーブルの定番の一つだ。

BELDEN ( ベルデン ) / 9497 スピーカーケーブル 1m 

BELDEN ( ベルデン ) / 9497 スピーカーケーブル 1m

「ウミヘビ」の愛称で親しまれているBELDENの定番スピーカーケーブル。 放送局やレコーディングスタジオだけでなく、カーオーディオ用のスピーカーケーブルとしても愛用されています。 ツイストペアケーブルの為、外部から影響するノイズの発生を互いに打ち消し、通信距離を延長。

引用元 サウンドハウスさん https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/19496/

サウンドハウス

ワテの場合は今回初めてベルデン9497を使ってみたのだが、使った印象としては、線が硬くて太くて丈夫なので、安心感がある。

 

一方、アンプからスピーカーシステムまでの配線は、カナレ電気の定番のスピーカーケーブルを採用した。

 

CANARE ( カナレ ) / 4S6 定番スピーカーケーブル 切り売り

CANARE ( カナレ ) / 4S6 定番スピーカーケーブル 切り売り

CANARE ( カナレ ) / 4S6 定番スピーカーケーブル 切り売り

上写真のように、四本の電線(赤、白、薄赤、透明)がツイストペアになっている。

通常は、赤・薄赤を結合、白・透明を結合して、スピーカーケーブルとして利用するのが一般的だ。

今回は、ウーファーとツイーターをこの4S6一本でアンプと接続する事にした。

なので、ウーファーの+-を赤・白で配線。ツイーターの+-を薄赤・透明で配線する。

4S6の場合、銅線一本当たりの実質導体断面積は1mmなのでいわゆるイチスケになる。

スケア許容電流
0.9 mm217 A
1.25 mm219 A
2.0 mm227 A

表 スケアと許容電流の関係

引用元 https://www.furukawa.co.jp/product/catalogue/pdf/densetu/pdf/8.pdf

上表から内挿すれば1スケでも18アンペア程度の許容電流だと思われるので、二本をペアにする通常方式の配線では無くて、今回予定している一本を使う方式でも十分な電流を流せるだろう。

バッフル板や骨組みを木工で作成

さて、JBLパラゴン風のスピーカーシステムの製作に取り掛かる。

使う板材は、安っすい針葉樹合板だw

写真 バッフル板に穴開け加工した

まあ、もう少し丈夫な集成材などを使う案も有ったのだが、行き成り高級木材を使って失敗するとショックなので、試作の意味合いも込めて身近にあった針葉樹合板を使ってみた。

まあ、これで上手く行ったら、ウォールナット材とかチーク材などで本番機を作ってみるかな。

さて、スピーカーユニットをネジ止めしてみた(下写真)。

板の寸法は1050x135x12(厚さ)ミリくらいだ。

写真 右側のウーファーとツイーター拡大

上写真のようにツイーター(コンプレッションドライバー)の穴はヤスリで削って小さいながらホーン状にしてみた。この後、もう少し削った。

写真 スピーカー背面の様子(配線前)

上写真を見ると、コンプレッションドライバーのマブネットの巨大さが分かるだろう(直径90mm)。

ちなみに、バッフル板の縦幅は135mmくらい。

バッフル板を支える横棒

ワテのハイゼットカーゴのボディ天井付近には鉄のフレームが剥き出しになっている。商用車なので内装が簡素なのだ。上級グレードの車種だと、鉄フレームを見せないように内装で覆われているが。

さて、その鉄フレームは車の天井の左右にあり、丁度その部分に横板を載せてバッフル板を支える事にした。

その横棒にバッフル板を固定した写真を以下に示す。

ホームセンターの建築金具売り場をぶらついていたら、U字型の金具で両端がボルトになっているものと、それに丁度合う鉄の板(二個の穴有り)を見付けた。本来の用途は知らないが、一個100円前後と安かったのでこれを使う事にした。

それらを組み合わせて、横棒とバッフル板を固定してみた。

写真 横棒とバッフル板を合体させた状態

まあ、こんな金具を使わずに横棒とバッフル板を接着剤で貼り付けてしまっても良かったのだが、天井のキャビネットの隙間に設置する時に、一体物にしてしまうと隙間に設置し辛いと思ったのだ。

なので、念のために分解出来る構造にしておいて、設置する時に必要なら先に横板を載せて、その後でバッフル板をU字金具で固定するなどが可能としたのだ。

でも、結局は、横棒とバッフル板を合体した状態でも天井キャビネットの隙間に押し込む事が出来たので、もし今後本番機を作るとしたら接着剤で貼ってしまう予定だ。

JBLパラゴン風の効果の説明

下図に示すように、スピーカーユニットは斜め上の方向に向けている。

図 スピーカーユニットが天井方向に向いているのが特徴(スピーカー取り付け前後の状態)

その結果、スピーカーから出た音はハイゼットカーゴの湾曲した天井に反射して車内に拡散するのだ。

それはまさにパラゴンの湾曲した音響板に音波が反射して音がリスニングルーム広がり、リスニングポイントを広げる効果に匹敵するのだ。

ほんまかいなw

まあ、もし天井付近に設置したスピーカーがダイレクトに自分の方向に向いていると、近距離で直接音が自分の方向に伝搬して来る。それも、右側スピーカーは耳まで40~50cmくらいの近距離だ。

それだと、恐らく左右のスピーカーの音の聞こえ方やバランスに違和感を感じると思うので、湾曲した天井にスピーカーを向けて音を拡散させるJBLパラゴン風の構造を採用したのだ。

どう!画期的なアイデアだw

スピーカーシステムの各種の写真

参考までに色んな角度からスピーカーシステムを撮影した写真を掲載しておく。

U字金具は2x4材の木片を45度くらいにカットしたものに二個の穴を開けて固定している。

この木片は横棒(下写真の上側の木材)に木工用ボンドで貼り付けている。

まあ、もしワテと同じハイゼットカーゴや、トヨタへのOEMのピクシスバン、スバルへのOEMのサンバーバンに乗っている人で、同じ物を作ってみたい人は参考にして下さい。

その時には、「ワレコ設計のハイゼットカーゴ用JBLパラゴン風スピーカーシステム」と呼んで頂きたいw。

 

なお、U字金具を取り付けている木片は横棒には接着剤で貼っているのだが、乾燥させている時に接着位置が1cmほどずれてしまったのだ。

貼り直したくても接着剤が固まっているので簡単には剥がせない。

そこで、風呂場でお湯を掛けるなどして、木工用ボンドを溶かそうとしたのだが、簡単には溶けない。お湯に漬けるなどして、一晩ほど放置しても強固にくっ付いている部分は剥がれない。

無理やり引き剥がしたら、横棒の一部が裂けて剥がれてしまったのだ。

上写真はそれを修理する為に横棒の裂けた部分に木工用ボンドを埋め込んでクランプで固定している状態。

写真 ベルデンのスピーカーケーブルを使ってウーファーとツイーターをスピコンに配線した

まあ、紆余曲折が有ったが、JBLパラゴン風の天井スピーカーシステムが完成したw

スピーカーカバーを取り付けた

現状では、ウーファー前面にカバーも何も無いので、安全のためにカバー(グリル)を取り付ける事にした。

例えば市販の既製品ならこんなスピーカーカバーがある。

この手のスピーカーカバーの本来の使い方としては、まずはスピーカー自体を四つのネジ穴を使ってバッフル板に固定する。

その上にこのスピーカーカバーを被せて、スピーカーカバー自体を四つの木ネジでバッフル板に固定するのが正しい。

ところがワテの場合には、横長のバッフル板を使っているが、ウーファーの直径と同じくらいの幅なので、そのウーファーを覆うようなサイズのスピーカーカバーを被せるとカバーがバッフル板からはみ出してしまうのだ。そうすると車のオーバーヘッドキャビネットの隙間に設置出来ないのだ。

なので、出来るだけ直径の小さめのスピーカーカバーを採用する必要があるのだ。

あるいは、ウーファーの四つのネジ穴にピッタリ合うスピーカーカバーがあれば理想的だ。そうすればコンパクトに取り付けられる。

少しネット検索してみたがそんな理想的なスピーカーカバーは見付からなかった。

さてどうするか?

自称DIYの達人&オーディオ自作界の風雲児を自称するワテに不可能の文字は無い!

この商品はサンワサプライさんの9cmファン用のファンガードだ。

今回採用したウーファーはEMINENCE ( エミネンス ) / ALPHA4-4 4Ω フルレンジスピーカーユニットだが、取り付け穴などの情報を再掲すると以下の通り。

  • バッフル径   95.8 mm
  • ねじ⽳サイズ  3.8mm
  • ねじ⽳間の直径 108mm  Mounting Holes B.C.D. (=Bolt Circle Diameter)

つまりまあ、ネジ穴の対角寸法は下図のように108ミリだ。

図 EMINENCE ALPHA4-4  4Ω フルレンジスピーカーユニットの固定ネジ対角寸法

一方、9cmファン用のガードの寸法は以下の通り。

図 S A N Y U (三友電子工業株式会社)PG-36-02ファンガードの寸法図

引用元 http://www.sanyu-ele.co.jp/fan-motor/fan-guard/PG-36-02.pdf

他社製でも9cmファン用ならほぼ同じ寸法だと思ってもよいだろう。

このファンガードのネジ穴の対角寸法を計算すると、一辺が82.42mmだから√2を掛けると

82.42 x 1.4142 = ‭116.558364‬‬‬mm = 116.6mm

となる。

従って、EMINENCEウーファーの108mmよりも8ミリくらい長い。

で、実際にサンワサプライさんの9cmファン用のファンガードを購入してみた。

下写真に示すように、確かにスピーカーネジ位置と、ファンガードネジ穴位置とは、寸法が4ミリずれている。

そこで、ラジオペンチを使って曲げて、寸法を調整してネジ穴の位置が合うようにした。曲げた部分のクロムメッキが少し剥げたが、まあ気にしない。

あとは、30ミリくらいのトラスネジ(頭が大きいネジ)と金属ワッシャとゴムワッシャをかまして、ファンガードとスピーカーユニットを一緒に固定した。

まあ、これでウッカリミスでコーン紙を破る事故が防げるだろう。

ファンガードは一個200円前後なので、二個買っても安っすいのが嬉しい。

で、無事に完成したハイゼットカーゴの天井取り付け用スピーカーシステムJBLパラゴン風だ。

写真 完成したハイゼットカーゴの天井取り付け用スピーカーシステムJBLパラゴン風 

まとめ

着々と製作が進んでいるワテのハイゼットカーゴデラックス用の高性能オーディオシステムであるが、天井取り付け型のスピーカーシステムが完成した。

ウーファーとツイーターから成る2Wayシステムだ。

特徴としては、スピーカーを天井方向に向けて、湾曲した天井で音を反射させる事で、車内全体にリスニングポイントを広げると言うJBLパラゴンの設計思想を彷彿とさせる画期的なアイデアを採用した。

四台のスピーカーユニットの合計費用は1万円程度なので、何万円もするカロッツェリアとかケンウッドの高級カーオーディオ用スピーカーに比べると物凄く安い。

しかしながら、EMINENCE  ALPHA4-4 4Ω フルレンジスピーカーユニット(許容入力110W)やCLASSIC PRO ( クラシックプロ ) ED3402コンプレッションドライバー(許容入力20W)は、PA用でベストセラーのタフなユニットなので、自作オーディオシステムには最適だと思う。

バッフル板などに使った板材は、ホームセンターで売っているこれまた安っすい針葉樹合板を使った。まあ集成材などの高級材料を使いたかったのだが、行き成り高額な材料を使って失敗するとショックなので、針葉樹合板を使ったのだ。

それに、オーディオマニアな人は、例えばアルテックとかJBLのビンテージなスピーカーキャビネットは、米松(べいまつ)を好む人も多い。

つまりまあ、北米の針葉樹合板だ。柔らかい材質で響きが良いらしい。

その結果、綺麗な音で箱鳴りするらしいがワテには良く分からない。

と言う事で、ホームセンターのやっすい針葉樹合板を採用したのは、実はこう言う理由もあったのだ。

そこまで緻密に計算して、今回紹介したスピーカーシステムを設計して製作したのだ。

ほんまかいなw

これらのスピーカーを四台のLM3886アンプでマルチアンプ駆動する予定だ。

そのアンプは既に完成している

あとは、チャンネルフィルター兼プリアンプ(ぺるけ式Bluetoothレシーバー内蔵予定)の製作が完成すれば、ワテが描いている壮大なカーオーディオシステムが完成する事になる。

ワテお勧めの通販サイト

サウンドハウス

このJBLパラゴン風スピーカーシステムが上手く行ったら、第二弾はJBLハーツフィールド(Hartsfield)風スピーカーシステムを作ってみるかな。

乞うご期待!

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