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【ワテ予想】2045年までに日本は破綻?【シンギュラリティがやって来る】

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この一年くらい世の中の風潮を見ていて、何だか違和感がある。

それは、世間の人々の関心が、他人のミスを徹底的に追及して再起不能にするような風潮があるように感じる。

いつからそういう状況になったのかは良く分からないが、2014年にSTAP細胞事件の辺りからかな。

STAP論文に掲載された画像の使い回しや人為的な加工の形跡をネット上で誰かが指摘して、それが発端となって大問題になったが、あの辺りから一億総探偵化している。

で、当事者がテレビの全国中継で謝罪すると言う流れになる。

 

佐村河内守氏のゴーストライター事件も同じだ。

佐野研二郎氏の東京オリンピックエンンブレム盗作事件も。

最近ではショーンKさんの学歴詐称事件も。

ベッキーさんのセンテンススプリング事件も。

あるいは昨年末のSMAP分離独立事件なども。

 

そして、プロ野球読売巨人軍の賭博事件。

同じくバドミントンの闇カジノのスロット事件。

事件の当事者がテレビの全国中継で謝罪と言う流れで、視聴者はそれを見て何となく納得すると言う流れだな。

まるで水戸黄門のテレビドラマのようにパターン化している。

 

確かに、これらの事件の当事者は何かしらの疑惑が掛けられるような行為をしている訳なので批判の対象となるのは仕方がないと思われる。

でもなあ、世の中、こういう一個人の疑惑を徹底的に攻撃して謝罪会見に追い込むなんてやっている場合ではないと思うんだけどなあ。

日本人は、週刊誌がスクープして火をつけるそんなゴシップネタに踊らされるのでは無くて、もっと重要な政治とか経済とか年金とか、そういう問題に目を向けるべきだと思うぞ。

 

いつから日本人はこんな低レベルな民族になったのかな。

「勝ち組」「負け組」などという品の無い言葉が使われ始めた頃からかも知れない。

確か2000年くらいだったんじゃないのかな、こういう言葉を耳にするようになったのは。ちなみにワテは未だ一度もこの言葉を発した事は無い。使いたくない日本語だからだ。

さて、前置きが長くなったが、当記事では2045年問題に付いてワテの意見を述べたい。

では、本題に入ろう。

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2045年問題

さて、たまたまYouTubeで見たのだが、

2045年問題~人工知能が人間の知能を超える「技術的特異点(シンギュラリティ)」とは

というタイトルの36分の動画が興味深い。

 

その動画の一画面をキャプチャしたものが下図だ。

2016-04-12-singularity-2045

今の調子で世の中が進んで行くと2045年にこのグラフが発散するらしい。

これが2045年問題と呼ばれているらしい。

 

講演している人は松田卓也さんという有名な学者さんらしい。

で、その動画がこれだ。

36分と長いが興味深い講演なので皆さんにお勧めしたい。

2045年に何が起こるのか?

コンピュータによる人工知能の能力が2045年頃に人類を超えるという説なのだが、確かにそういう可能性は十分ある。

いや、可能性ではなくて確実にそうなるだろうと思う。

 

数年前にはコンピュータがチェスの世界チャンピョンに勝ったのがニュースになった。

その後、将棋でもコンピュータがプロ棋士に勝利し、最近では囲碁でもコンピュータの勝利が報道された。

コンピュータがどんどん賢くなっている。

まあ、それはそうだな。

膨大なデータの蓄積、物凄く高速なCPU、並列処理、自動で学習するソフトウェア。こういうのを組み合わせれば、瞬時に的確な情報を取り出す事が可能になる訳で、人間の脳味噌で行われている処理と同じだろう。

 

そういう処理を生体で行うのか、電子機器で行うかの手段の違いで有って、本質的な違いは無いと思う。なので人工知能が電子機器を使って情報を取り出す過程こそ、それが人間で言う所の「意識」と言う物に相当するのだと思う。

ワテの直観では2045年問題を待つまでも無く、もっと早い段階で世の中、大問題・大混乱が起こる気がする。

 

例えば、日本の財政状況

公債残高の推移

下図は、財務省のサイトで見つけた日本の公債残高のグラフであるが、

公債残高の累増

引用元 財務省 https://www.mof.go.jp/budget/fiscal_condition/related_data/sy014/sy014c.htm

 

指数関数的に増大しているぞ。

公債残高は

平成20年度末(2008) 約553兆円

平成27年度末(2015) 約807兆円

だ。

昭和の頃は数十兆円程度だったのに、今ではその10倍以上だ。

ワテ予想 2045年の日本の公債残高

このグラフを元に、大雑把に2045年(平成57年)での公債残高を見積もってみた。

2016-04-12-kousai-extrapolate-2045

もし直線的に伸びるとするなら、2045年の時点で

1950兆円くらいになる。

もし指数関数的に伸びるとするなら、2045年の時点で

3450兆円くらいになる。

この値はあくまで財務省のグラフを元に、ワテが目分量でグラフを2045年まで伸ばして外挿した推定値だ。

 

上記財務省のデータには2015年の時点での国民一人当たりの借金の金額が638万円と出ている。

  2015年 2045年(ワテの予想)
  平成27年度末 平成57年度末
    直線近似 曲線近似
   807兆円 1950兆円 3450兆円
国民一人当たり  638万円 1549万円 2728万円
四人家族で 約2550万円 6195万円 1億910万円
勤労者世帯の平均年間可処分所得 約511万円    
平均世帯人員 3.42人    

もし、直線近似をするなら2045年の時点で一人当たりの借金が1549万円。

曲線近似をするなら一人当たり2728万円だ。

四人家族なら1億910万円もの借金になる。

そんなの返せる訳が無いんちゃう?

財務省の人はどう考えているのだろうか?

東大出身の人が多いと思う財務省の人がこの状況に気づいていない訳が無い。

皆さんどう考えているのだろう。

直接聞いてみたいが誰も面識がないのでそれは無理か。

 

ワテが考えても、日本の公債残高推移を見る限り2045年を待つまでもなく数年以内に何かしら大変な事態になるんじゃないのかと思うので、財務省の皆さんも当然気づいているよなあ。

具体的に何が起こるかなどは分からないが、日本の国債が原因となる金融市場の大混乱などが起こるんじゃないのかな。

ワテの対策案

今後は日本の人口が減る方向に行く事も分かっている訳だから、歳入が減るだろう。

だとしたら出来るだけ国の出費(歳出)を減らして、無駄遣いを止める事だなあ。

国の2015年度予算が概算要求総額で初の100兆円台などというニュースを見たが、この状況というのは、多額の借金がある人が何も考えずに無駄遣いしてますます借金を重ねている状況やがな。

ワテが考える対策としては、

  • 無駄遣いを減らす
  • 財源を確保する(消費税を上げる)

くらいだろうなあ。

とは言っても、国の無駄遣いは減らせない。

個人なら自分の意志で節約する事は可能だが、国の場合、沢山の利害関係が絡んでいるから今まで貰っている予算を減らされたらたまならいという人や団体など多数あるだろうから、そうは簡単に行かないだろう。

でもそれを実行するのが政治の役割なんだと思うが。

一方、現状の1000兆の借金を返済するには、1400兆円と言われている国民の貯蓄をその返済に充てざるを得ないだろう。なので、多少税金を増やすなどして財源を確保して返済に充てる。

これしかないと思う。

まとめ

日本人はセンテンススプリングの週刊誌ネタに踊らされるのでは無くて、政治、経済に注目すべきだな。

糾弾するなら学歴詐称程度の問題ではなくて、国会議員の違法な金の使い方とか、都知事その他の自治体の首長の経費の無駄遣いなど、そういうのを徹底的に糾弾すべきだと思うが。

次の選挙では、皆さん投票しましょう。

国民の多くが投票すれば、アホな政治家を排除すると同時に真面目に政治に取り組んでいる本物の政治家を選ぶ事が出来るので日本を変える事が出来る。

 

昔に比べて日本人は確実に馬鹿になっているなあ。

 

この頃から日本人はアホになったのかな?

 

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この記事には読者の方からコメントが 2件あります。
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コメント

  1. 海獺 より:

    日本人が「アホ化」している&政治家もアホという論旨は同意です!

    しかし、国の債務についての認識が違うのではないでしょうか?
    マスコミが誤解を招く報道をしているので仕方がないと思いますが・・・

    国債は、あくまで「日本政府の借金」です。誰が貸しているか?
    日本の場合、貸し手の大部分が「日本国民(銀行預金・生命保険・年金含む)」です。
    これ、国民が貸してるのに「国民一人あたりの借金」なんておかしいと思いませんか?

    また、上記の「日本政府の借金」は、全額日本円で賄われています。
    「円」は誰が発行しているか?これは「日本政府(の子会社である日銀)」ですよね。
    必要であれば、いつでも「円」を発行できる=借金を穴埋めできる、ということです。
    この場合、「モノが不足している」状態で「円」を発行するとインフレになり、
    お金が紙くずになるような混乱が起こりますが、日本ではここ20年以上、
    モノではなく「お金が不足している」状態(=デフレ)が継続しています。
    ということは、「円」を発行して借金を穴埋めしても何ら問題ないということです。
    現に、ここ2~3年、日銀が国債買い取り=借金穴埋めを大規模に行っており、
    すでに300兆円以上の買い入れているようですが、まったくインフレになっていません。

    ということで、こと「国の借金」については、少し認識を改めて頂きたいです。

    ※「All Maps StreetView Extension」たいへん便利に使わせていただいております。
     末筆になりますが御礼申し上げます。

  2. wareko より:

    海獺様
    この度は、国債に関する御指摘ありがとうございました。
    私自身、経済や金融の分野の知識はあまりないので、専門的な事は良く分かっていません。
    「国民一人あたりの借金」と言う表現に関しましては、マスコミその他が良く使っているので、真似して使ってみましたが、事実関係としましては、確かに海獺様の御指摘の通りかもしれません。
    私が「国民一人あたりの借金」という表現で伝えたかったのは、単に1000兆円という金額が物凄く大きな金額だと言う点です。なので、もし一億二千万人の日本国民が返済するなら、一人当たりいくらの借金になると言う感じです。深い意味は有りませんが、これを機会に、もう少し金融・経済の分野の知識も少しは身に着けたいと思います。
    「All Maps StreetView Extension」お使い頂きましてありがとうございます。
    ところが最近では利用者さんの数も激減していて、低迷しています。
    より使い易く改良するか、別のネットサービスを作成するか検討中です。