【ワレコDIY】材料費2200円で棚を自作【丈夫・簡単・ホームセンター活用】

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写真 これからホームセンターに材木を買いに行くDIY女子(マイクは何に使う?)

ワテの場合、DIYで物作りが好きだ。

最近作ったものは、

電機系
電気回路系

などだ。

一方、木工系に関しては、作りたい物は沢山あるのだが、現在の環境では木工を行うのに適した作業場が確保できない。

ワテの部屋には物が多く、現状では収納が足りない状態だ。

その結果、床に物を置いたり、机の下の壁際にも段ボール箱を置いたりと、かなり散らかっている。

やはり床に物を置くと、部屋が乱雑な雰囲気が強調されるので、出来れば避けたい。

でも置くところが無い。

  • 困った困ったこまどり姉妹
  • しまったしまった島倉千代子
  • 参った参ったマイケルジャクソン

と言う事だが、どんな問題でも必ず乗り越える事は可能だ。

「神は、乗り越えられる試練しか与えない」ってテレビでも言ってたし。

と言う事で、ワテに与えられた試練とは、

  • 部屋に物が多いのだが収納が少ない。
  • 部屋に適したサイズの棚を自作したいのだが、木工作業に適した場所がない。
  • かと言って既製品の棚を買うと寸法的に希望通りのものが有るとは限らない。
  • かつ、ちょっとした棚でも数千円~1万円くらいはする。
  • あまり安っぽい棚は華奢で重量物に耐えられない。

と言う事で、八方塞がりの状態だ。

この週末に、無事にこの難問を解決したので皆さんに紹介したい。

  • 材料費:3000円弱(合板とカット料金)
  • 工具代:3000円弱(クランプなど、もし釘で組み立てる人は金槌のみで良いので約100円)
  • 作業日数:2日
  • 実質の作業時間:2時間くらい
  • 電動工具不要
  • 釘や木ネジは不要、木工用ボンドで接着するだけ(あるいは釘やネジを併用可能)

で完成する。

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  1. 木工で棚を作りたい
    1. 棚の取り付け方の研究
    2. 側板に溝を掘る組手方式(大入れ組み手)を採用する
  2. 器具を使わずに板に溝堀加工は出来ないか?
    1. 厚さ12ミリの合板を2枚張り合わせる作戦だ!
    2. サブロク板を使うと安上がり
      1. ホルムアルデヒド発散区分「F☆☆☆☆」をお勧め
    3. 三次元のCADを使ってデザインしてみた
    4. Rhinoceros(ライノセラス)でデザインしたワテの棚モデル
    5. 二枚のサブロク板で板取する
      1. 注意事項❶ 奥行を300→298に変更
      2. ホームセンターのパネルソーは端っこの数ミリもカット出来る
      3. 板のカットを建具屋・製材所・工務店などに依頼しても良い
      4. 注意事項❷ サブロク板910x1820x12を使う、900x1800x12は不可
    6. ホームセンターで木材カットを依頼する方法
  3. 棚の製作過程の紹介
    1. ホームセンターでサブロク板をカットして貰う
      1. 自宅まで持ち帰る手段
    2. サブロク板購入時の注意事項
    3. 使い古した歯ブラシでボンドを塗り広げる
    4. 二枚の板を張り合わせて重量物を載せる
    5. クランプが無ければ釘や木ネジも併用しても良い
    6. 側板の溝を作りながら棚板、天板、底板を組み上げる
    7. ベルトで固定する
    8. 直角の確認
      1. ベルトクランプは力不足
      2. 専用のコーナークランプがお勧め
      3. 洗濯バサミクランプはお勧めしない、C型クランプがお勧め
    9. 翌朝、貼り付けが完成した
    10. 滑り易くするためにカーペット裏返し作戦
  4. 堂々の完成
    1. 掛った費用
    2. 天板と側板の張り付け部分の拡大
    3. 棚板の溝組の部分の拡大写真
  5. まとめ
    1. F型クランプはこんなやつだ
    2. 反省点
      1. 第二作目を作成した(継手をさらに改良した)
      2. 類似の構造で超重量級オーディオラックを自作した

木工で棚を作りたい

ワテ

ワテが作りたいのはこんな感じの棚だ。

モデリングソフトRhinocerosでデザインしたモデル(ファイル拡張子 .3dm)をAutodesk Fusion 360にインポートして、木目のテクスチャーマッピング(物理マテリアル割り当て)をしてみた。

Autodesk Fusion 360はなかなか使い易くていい感じのCADだ。

 

奥行はあまり大きくしたくない事情があるので300mmを希望。

縦横は共に900mmくらいで良い。

こんな棚を2個か3個作りたいと思っている。

この棚に何を置くのかと言うと、

  • 工具(ハンドツール)
  • 電動工具
  • ジャンク屋で買った中古のアンプ(故障中)
  • 溜め込んでいる電子部品
  • 未整理なガラクタ

などなど

まあ、未整理状態のガラクタが多いのも問題ではあるが、整理整頓したくても分別して整頓して保管する場所がない。

さて、上図のような棚を作る場合、天板と底板は良いとして、棚板の固定方法で悩む。

棚の取り付け方の研究

ワテの調査では、棚の取り付け方は以下の数種類がある。まあそれ以外にもあるとは思うが。

棚板の固定方法 ワテのコメント

❶ 釘や木ネジで固定

まあ、良くあるやり方だ。

接着剤を併用しても良い。

長所 作業が簡単
短所 図の棚板の場合、ネジが合板を裂く方向に入り込むので板が割れやすい。合板には向かない。集積材や無垢板向き。
難易度 ★☆☆☆☆
強度 ★☆☆☆☆

 

❷ L字金具で固定

MoToNa アングルブラケット 棚受け 金具 65*65mm 厚さ 3mm 汎用 アングル ブラケット L型コーナー ブラケット6個入りカラーアングル30型 300mm ブラック

こう言う金具で棚板を支える方式だ。

長所 どんな板でも可能
短所 金具の値段が意外に高い。多数の金具を使うのでねじ止め作業が大変。
難易度 ★★☆☆☆
強度 ★★★☆☆

❸ 角材で棚板を支える方式

長所 角材の固定は木ネジで良いし、釘でも良い。釘だと作業も簡単。
短所 見た目が安っぽい。角材の出っ張りが棚の利便性を損ねる。
難易度 ★★☆☆☆
強度 ★★☆☆☆

❹ 背面を金具で固定する方式

【岩谷堂箪笥】N0.55 舟型タンスA 幅60×奥行35×高さ52

まあこれも素人DIYで良く使われる方式だ。ワテは嫌い。

長所

見えない部分に金具を使うので、見た目的には悪くはない。

あるいは金具を前面に持って来れば船箪笥(ふなたんす)風に出来る。ただし美しく仕上げるのは困難だと思うが。

短所

金具の値段が意外に高いので高コストになる。背面と言えども見栄えが悪い。

合板を裂く方向にネジが入るので割れやすい。

難易度 ★★☆☆☆
強度 ★★☆☆☆

❺ 側板に溝を掘る組手方式(大入れ組み手)

この方式を採用する事にした。

 

長所

高級家具に採用される方式だ。見た目でも棚板が側板の凹に食い込んでいるので、安定感がある。

強度も十分。

短所 素人には加工が難しい。専用工具が必要になる。
難易度 ★★★★☆
強度 ★★★★★

 

上図の❶~❹の方式は、自作派のDIYで良く使われる方法だ。

まあ、ワテの場合、このいずれの方式も好きになれない。

見た目が美しくないのが最大の欠点だ。

出来れば、方式❺の側板に溝を掘る組手方式(大入れ組み手)にしたい。

 

これら以外に、例えば側板のダボ穴にダボを差し込んで棚板の位置を変更出来る構造の棚もある(下図)。

棚板位置の可変構造は、まあ便利といえば便利だ。

もし自作するなら側板に多数のダボ穴をボール盤で開けても良い。

あるいは、こんなパーツを四本買って来れば棚板位置の可変構造を簡単に実現できる(下図)。

 

でも、本棚の棚板が固定であっても工夫すれば全く問題無く物を収納出来る。

要するに便利機能が無ければ無いなりに、利用者が工夫して棚を活用すればいいのだ。

何でもそうだな。

 

と言う事で、結論としては、

❺ 側板に溝を掘る組手方式(大入れ組み手)

で行く事にした。

側板に溝を掘る組手方式(大入れ組み手)を採用する

やっぱり棚板は側板に溝を掘って組み込む構造がベストだ。

男ならこれにしろ。いや女でもこれにすべきだ。

難点は、加工が困難と言う点だ。

もし手作業で溝を掘るならノコギリで二本の切れ込みを入れて、あとは鑿(ノミ)で削り取って溝に仕上げる。

まあ、作業場所と工具があればワテにでも出来なくはないが仕上げの精度を宮大工さんレベルの完成度にするなら、それはワテには無理だ。

電動工具でやるなら、電動トリマーとか電動ルーターと呼ばれる製品を使えば簡単に溝堀作業が可能だ。

しかし、ワテの場合、作業場所も無いし、この手の電動工具を持っていない。

器具を使わずに板に溝堀加工は出来ないか?

ワテの脳細胞を総動員して丸三日考えた。

どうにかして簡単に板に溝堀加工が出来ないか?

その結果、物凄く良いアイデアが閃いた。

それがこれだ。

図 工具を使わずに側板に溝を掘って作成した棚の設計図

これはどういう事か?!

厚さ12ミリの合板を2枚張り合わせる作戦だ!

ホームセンターに行くと、畳一帖くらいの合板を売っている。

いわゆるサブロク版と言うやつだ。

サブロクとは、尺貫法に基づく表現で3尺(909mm)×6尺(1,818mm)となるが、実際にはサブロク板と言えば910×1820のサイズを指す事が多い。

あるいは、最近では、900×1800のサイズのサブロク板もあるので要注意だ。

兎に角、これくらいの大きな合板をホームセンターでカットしてもらう。

そして、それを上記の図のように組み上げるのだ。

二枚の板の張り付けは木工用ボンドで行く。

完璧なアイデアだ。

サブロク板を使うと安上がり

なぜなら、サブロク板は安い。

工事現場や建築現場で良く使われるのが厚さ12ミリのサブロク板だ。

畳一帖くらいの大きさだが、1000~1300円くらいで売っている。

サブロク板を二枚使うとしても、二千数百円の材料代とカット代(1000円くらい)の合計4000円弱の材料費で済む。

かつ、二枚張り合わせるので厚み24ミリだから十分な厚みだ。

そして、側板に溝があるので重量物にも耐えられる安定感がある。

なお、注意事項としてはサブロク板にも材質によって色々な種類がある。

種類 写真 ワテのコメント
ラワン合板 川島材木店 ラワンベニヤ 1820x910mm厚み5.5mm 耐水合板 F4 DIYの木工では良く利用される。歪みも少ない。価格も安めだが針葉樹合板よりは高い。
シナ合板 シナ合板(準両面) 【9×450×600mm】<O>

シナ合板は表面が綺麗。塗装してもしなくても美しい。価格は高め。

ラワン合板よりは若干軽いかな。

ヒノキ合板 食器洗い乾燥機対応 ひのきまな板 【スタンド付き】 36cm

ヒノキ合板の良い写真が無かった。

値段は高め。カットすればまな板にも良い。

針葉樹合板 川島材木店 針葉樹合板 1820x910mm厚み12mm ワテが採用したのがこれ。サブロク板では最も安い部類で一枚1000円前後。主に建築用だがDIYにもお勧め。木目が荒く、節も多い。気にしない。
MDFボード MDF 2.5mm 300mm×900mm 6枚入り<P> 木材の粉を接着剤で固めたやつかな。反りや捻じれが殆ど無い。ノコギリで簡単に切断出来る。強度的には弱いので重いものを載せる棚には不向き。

集成材

パイン集成材 1000×500×20ミリ(6kg) 沢山の角材を寄せ集めて接合したもの。反りや捻じれも少なく、強度も十分。難点は値段が高い。重量はかなり重いので、オーディオラック、本棚、テーブルなどには最適。材質はタモやパインを良く見かける。

ワテ推薦は、針葉樹合板だ。安いし手軽に入手できるし、どこのホームセンターにも売っている。近所の工務店に行けば、素人客にも小売りしてくれる場合もある。

なお、上でも書いたように針葉樹合板は一般に木目が粗く節の多いものが多い。ところが、場合によっては節のない綺麗な木目の針葉樹合板も見掛ける。つまりまあ、そのホームセンターが針葉樹合板を仕入れた時期とか仕入先によって木目は変わるので、今日行ってみて木目が粗くて節が多い板しか無くても、数日後に行くと別のロットが入荷されていてその針葉樹合板は数日前とは異なり綺麗な木目になっている事もある(木材がよく売れるお店の場合)。

なので、綺麗な木目が良い人は時々ホームセンターに行ってみて木目をチェックして、気に入った木目を見付けたら購入すると良い。

 

ホルムアルデヒド発散区分「F☆☆☆☆」をお勧め

合板を買う場合には、ホルムアルデヒド発散区分
「F☆☆☆☆」
が合板に印刷されているものを買えば安心だ。
この表示があるとホルムアルデヒドの放出が最も少ない合板なので室内の内装に利用が許可されているらしい。

一方、Non-JAS合板と呼ばれているものはJASつまり農林水産省の認定を受けていない合板なので合板に含まれる接着剤にホルムアルデヒドが多く使われているらしい。

そう言う板は、建築基準法では内装に用いる事は禁止されているらしい。

ワテの近所のホームセンターの針葉樹合板は「F☆☆☆☆」とNon-JASの2種類があった。値段はサブロク板でそれぞれ1200円と1000円くらいなので大して違わない。

DIYで使う場合でも「F☆☆☆☆」を選ぶと安心だ。

エフ星四つと覚えておこう。

なお、「日本合板工業組合連合会」のサイトなどで確認すると現時点では星四つが最高グレードなので、星五つなどは存在しない。

さっそくデザインしてみた。

三次元のCADを使ってデザインしてみた

世の中にはフリーなCADも沢山ある。

いろいろネット検索してみて、幾つかのCADが候補になった。

  • RS Design Spark Mechanical(無料)
  • Blender(無料)
  • Rhinoceros(ライノセラス、有料だが90日無料のお試し版)

などを試してみた。

もちろんこれらのCAD以外にも何十種類もあるが、とりあえず試してみた。

その結果、Rhinoceros(ライノセラス)と言うのが良さそうだった。

有料製品なので、多機能で使い勝手も良さそう。

YouTubeにも初心者向けの動画学習素材も沢山あるし。

そう言うのをみて、1時間くらい練習したら、全くの未経験者だったワテでも棚くらいならモデリング出来た。

かつ、製図と言うメニューの中に、寸法を計測する機能があるのを見付けて、適当に使ってみたらいい感じに距離が計測できる。

それが上図だ。

Rhinoceros(ライノセラス)でデザインしたワテの棚モデル

どう!

いい感じに出来ているでしょ!

図 Rhinoceros(ライノセラス)でデザインしたワテの棚モデル(Perspective表示)

棚板が側板の溝に嵌っているので、重い物を載せても棚板が落ちる心配無い。

オーディオラックなどにも応用出来る素晴らしいアイディアだ。自画自賛!

図 Rhinoceros(ライノセラス)でデザインしたワテの棚モデル(四面表示)

Rhinoceros(ライノセラス)と言うのは有料製品(確か20万円くらい)だけあって、操作性はいい感じ。

YouTubeの動画を見て一時間ほど練習したらこれくらいのモデルはワテでも出来た。

さて、早速サブロク板で板取を検討してみた。

それがこれだ。

マイクロソフトのパワーポイントで描画した。

注意:もし同じ物を作る予定の人は、これらの図面は間違いは無いと思いますがご自身でも十分チェックして下さい。

二枚のサブロク板で板取する

これをサブロク板で板取するとこんな感じだ。

図 サブロク板2枚を上図のようにカットした(910x1820x12を2枚)

ワテが作ったのと同じ棚を作りたい人は、上図を印刷してホームセンターの木工売り場に行くと良いだろう。

注意事項❶ 奥行を300→298に変更

一つ目の注意事項としては、奥行きは300ではなくて298に変更した。

幅910の板を三等分して300幅で三枚取れれば理想的なのだが、刃の厚みが2~3ミリあるので、上手く切らないと三枚の幅がピッタリ同じにはならない。

  • 300, 300, 300  これが理想
  • 300, 300, 302  現実はこれ
  • 301, 301, 300  現実はこれ
  • 302, 302, 298  現実はこれ

などになるだろう。

まあそれでも良いのだが、ワテが依頼したホームセンターの作業員の人(年配の爺さん)は3枚均等に300幅にする自信が無いとの事だった。

だったら、大型パネルソーのカット幅を300幅に設定して

300, 300, 残り(300前後)

でも良いと言ったのだが、寸法の違う板が混じるとその後の切断がややこしくて良く分からんので298で切らせてくれとの事だった。

まあ、ワテの場合、棚の奥行が2ミリくらい短くなっても全く問題無いので298ミリに変更したのだ。

と言う事で、もし300幅で揃えたい人は、ホームセンターの木材カット売り場で、熟練した店員さんを見付けてカットを依頼すると良いだろう。

下図は幅300のバージョンだ。当初はこんな風にカットして貰う予定だった。

もし幅300版を作りたい人はこの図面を印刷してホームセンターへ行くと良い。

ホームセンターのパネルソーは端っこの数ミリもカット出来る

なお、その後、第二作目の棚を作成したのだが、その時には別のホームセンターでカットして貰った。

そこで判明したのだが、大型パネルソーでカットする場合、例えば三枚の板の幅が

300, 300, 302

になったとしても、最後の302幅の板を300にカットする事は可能だ。

つまり、302幅の板を同じようにパネルソーでカットすれば良いのだ。

板の端の2ミリを切り落とせるのか?と疑問だったのだが、そのお店の店員さんは難なく切り落とした。切り落とすと言うより、2ミリ幅を削り取ったと言う感じ。

切り口も綺麗で、普通に板を切断した切断面と全く同じ。

要するに、パネルソーのような丸ノコでは数ミリのエッジを切り落とすのは困難だとワテが勝手に思っていただけなのだ。最初のホームセンターの爺さんも余り経験が無かったみたい。

なので、熟練したホームセンターの店員さんなら、全く問題なく300ミリ幅で板を均等にカット出来るだろう。

板のカットを建具屋・製材所・工務店などに依頼しても良い

あるいは自宅の近所に建具屋とか製材所とか工務店とかがあれば設計図を持参して相談すると良いだろう。

少なくともホームセンターよりは精度良くカットしてくれると思う。ただし、工賃が高いかも知れないが。まあ、これらのお店はプロなので、作業の対価としてそれなりの工賃が発生するのは当然だが。

でもまあ、人の良い店主なら素人客のDIYを積極的に手助けして安く加工してくれる場合もあるので、二、三軒の建具屋に電話相談するのも良いだろう。

中には、素人客がやって来たのでここぞとばかりに馬鹿高い費用を請求する悪徳商法のお店もあるので、兎に角、専門業者に材料購入とカットを依頼するなら、事前に金額面での見積は確定させておくと安心だ。

注意事項❷ サブロク板910x1820x12を使う、900x1800x12は不可

上図では910×1820のサブロク板を使ってギリギリに板取している。

ホームセンターにある大型パネルソーの丸ノコの刃の厚みはたぶん2~3ミリだと思うので、もし900×1800のサブロク板を使うと上図の寸法では板取が出来ない部分がある。

なので、もしホームセンターに行って910×1820のサブロク板が有ればそれをカットしてもらう。もし900×1800のサブロク板しか無い場合には、設計をやり直す必要がある。

ホームセンターで木材カットを依頼する方法

ホームセンターで木材カットを依頼した経験が無い人も多いので、自称ホームセンターの達人のワテがそのやり方を解説しておく。

パネルソーとはこんな巨大な機械だ。

実物を見た事が無い人もいるかもしれないが、高さはたぶん4メートル近くあると思う。

写真 パネルソー(シンクス株式会社さんの製品)

引用元 http://shinx.co.jp/products/

この上にサブロク板(1820×910)などの大きな合板や木材を載せて固定しておいて、写真の黄色の部分にある丸ノコが上から下に回転しながら移動して、真っ直ぐに木材を切断出来る便利な機械なのだ。

この手のパネルソーでカット出来る木材の最大厚みは正確には知らないが、丸ノコの刃が入る最大深さなので、どのホームセンターでも大体50ミリくらいが最大厚みだと思う。

例えば12ミリ合板なら三枚重ねの36ミリならカット出来るが、4枚の48ミリだとカット出来ない場合も有ったからだ(ワテの体験)。

シンクス株式会社さんはこの手の木工加工機の製造販売の分野では有名な会社のようだ。

なぜなら、ワテが良く行く数軒のホームセンターのパネルソーには、上写真のようにSHINXのロゴがあるのだ。

SZⅢシリーズ 縦置き型板材切断機 SZ IIIN8000、SZ IIIN6000などの製品があるらしい。

ワテも自宅に一台欲しい!

で、木材のカット依頼は簡単で以下のような手順でやれば良い。

  • 材木売り場で手頃な木材を選定する(今の場合は針葉樹合板1820x910x12が2枚)
  • カット内容を記述した図面を渡す(現地で手書きしても良いが、事前に自宅でジックリ検討して定規で描くほうが間違いない)、今回はワテ作成の図面を印刷すれば良いだろう。
  • パネルソーの刃の厚みは2~3ミリあるのでその厚みを考慮して図面を描く。
  • 出来れば専任のカット担当者さんがいるホームセンターがお勧め(技術力が高いので)
  • ただし、今回のような直線カットなら、レジ担当者さんがカットも兼任しているようなホームセンターでも難なくカットして貰える
  • 日祝などの混雑している時間帯は避けて、平日の夕方など人が少ない時間帯のほうが店員さんも余裕を持って作業が出来ると思うのでお勧め。
  • 同じ寸法の部材を複数枚作成する場合(今回の図面なら、同じ色で塗っているやつ)には、個別にカットするよりもパネルソーの上に上下に並べたり、あるいは重ねたりしてカットするほうが同じ寸法に精度良く仕上がるのでお勧め。
  • 例えば3枚重ねカットした場合、カット回数を1回とカウントするお店と、3回カットとカウントするお店がある。前者のほうが良心的なので、そう言うお店がお勧めだ。だいたいどこのお店でもカット料金は30~50円/回なので、10回カットすると数百円の差が出るので、30円カットでかつ重ねカットでも1回カウントのお店がお勧めだ。

まあ、こんな感じで、木を選んで、カットを依頼すれば簡単に出来る。あとは自分で組み立てるだけなので、こんな風にホームセンターのカットを利用すれば木工作業が物凄く楽しくなるぞ。

棚の製作過程の紹介

作業時間は2日かかった。

一日目はホームセンターで板のカットと持ち帰って二枚の板の張り合わせ。

二日目は、張り合わせた板を側板に差し込んで組み立て。

翌朝完成と言う事になる。

ホームセンターでサブロク板をカットして貰う

一枚1100円くらいだった。それが二枚で2200円。

直線カット一回で50円、それが18回(実際は爺さんがカット回数を忘れてしまったので、適当に18回とした、ワテもそれでOK)。

と言う事で材料費(木材)は消費税込みで3000円ちょい。

ちなみに、ワテが買ったサブロク板は、

針葉樹構造用合板 厚12mm×幅910mm×長1820mm F☆☆☆☆

とか言う奴だ。写真の通り、矢鱈と節が多いが、まあ棚なんでどんな板でもいいわ。

仕上げにニスでも塗ると逆にこの節が良い味が出る気がする。

自宅まで持ち帰る手段

ちなみに、サブロク板の重量は一枚当たり10kgくらいある。従って二枚のサブロク板なら20キロだから徒歩で持って帰るのは無理がある。まあ、ホームセンターの近所に住んでいる人なら根性を出せば可能だろう。

あるいは電車を乗り継いで自宅まで持ち帰る事も可能だ。

自動車があれば理想的だが。

ホームセンターによっては、荷物運搬用の軽トラを無料貸し出ししているお店もある。

そう言うのを積極的に活用すれば、体力を消耗せずに済むのでお勧めだ。

もし運転免許を持っていないとか、自分で運転する自信が無ければ、友人に依頼すればいいし。

あるいは自転車の荷台に積む事も可能だろう。ただししっかりと固定する必要がある。

サブロク板購入時の注意事項

まあ、ホームセンターの資材売り場に行けば、いろんな種類のサブロク板があるが、ワテが買った針葉樹構造用合板と言うやつは最も安い部類の板だ。

皆さんが買いに行ってもこの板が1メートルくらいの高さに積み上げられていると思う。

まあそこから上部の二枚を取り出せば良いのだが、もしそのホームセンターがあまりお客さんが多くなくて、木材売り場もお客さんが少ない。

そうすると、積み上げられているサブロク板もあまり売れていない。

その結果、最上部のサブロク板は、場合によっては風雨にさらされたり、太陽光を浴びたりで、大きく反っている場合がある。

なので、サブロク板を二枚選ぶ際には、その辺りをチェックして、上部の数枚が大きく反っていたらそれより下のやつを抜き出すと良いだろう。

まあ要するに本屋さんで一番上の本は立ち読み用で、自分が買うなら二番目より下から抜き出すみたいなもんだ。

でも、あまり神経質になって品定めしても、所詮安いサブロク板なので多少は反っている。なので、あまり気にしなくても良いが。

カットして残った破片も全部持ち帰ると良い。それらは幅12ミリの基準として使えるので、組み立て時に何かと役に立つので。

木工用ボンド(1Kg)を買った。

どれくらい使うのか見当も付かなかったので、大き目のやつを買った。

結果的には、一つの棚を作って三分の2くらい使った。

なお、ワテの場合には、この後、同じくらいの棚を1、2個作る予定があるので木工用ボンド1Kgでは足りなかった。その後、二台目の棚作成用に追加で3Kg入りを買った。

それと上図のエメラルドグリーンの大型ヘラが何らかのキャンペーン中で無料で付いていたので安上がりだった。

使い古した歯ブラシでボンドを塗り広げる

注意

以下では、合板を二枚貼り合わせて天板、棚板、側板、底板を作成している。
それらが乾燥したら、正方形に接合して組み上げている。
ところが、ホームセンターでカットして貰った合板は1ミリ程度の寸法誤差はある。

もし1ミリ程長い場合には、接合部分が綺麗に仕上がらずに凸凹するだろう。まあワテの場合は気にせずに木工用ボンドで貼ったのだが、もし綺麗にコーナーを接合したい人は、以下のどちらかの方法を実践すると良いと思う。

❶二枚貼り合わせた合板の寸法が1ミリ程誤差が有る場合には、接合する前に鉋や紙ヤスリなどで削って設計図通りの寸法に修正する。その後で、それらを正方形に貼り合わせる。

❷事前に合板を二枚貼り合わせて天板、棚板、側板、底板を作るのでは無く、まず一枚の天板、側板、棚板、底板を設計図通りに貼り合わせる。もし寸法誤差が有る場合には、貼り合わせる前に鉋などで削って修正しておく。

それで上手く正方形に貼り合わせる事が出来たら、その外側に二枚目の板材を貼り付けて行く。

要するに内側の板から順に正方形に組み上げて行くのだ。ワテはやっていないが、この方法の方が仕上がりは綺麗に出来ると思う。

もし、木材の寸法が1ミリ程度短い場合には気にする必要は無い。木工用ボンドをタップリ塗ればそれくらいの隙間は埋まってしまうからだ。あくまで寸法が設計図よりも長い場合には、事前に修正しておくと良い。

 

以下では、天板、側板、棚板、底板を合板二枚貼り合わせで作成する方式だ。かつ上の注意事項で説明しているような接合前の鉋掛けなどによる寸法修正はしていない。

その結果、コーナー部分の接合がいびつになってしまったが、実用上は問題は無い。

まずは歯ブラシを回転させながら水あめを絡めとるように木工用ボンドを絡め取って、板に付ける(下図)。

量的には上図くらいの量で十分か、まだ足りないくらい。

もう少し多くても良かったかもしれない。

下図のようにヘラで満遍なく塗り広げる。

注意事項としては、周辺部分に多量に塗ると、貼り付けた時に隙間からニュルっとボンドがはみ出す。

まあそれを拭き取れば良いのだが、手にボンドが付いて面倒な作業だ。

なので周辺部分には下図のように歯ブラシを使って薄めに塗り広げた。

ちなみに、使い古した歯ブラシは木工用ボンドの塗布には最適だった。

刷毛だと抜け毛が起こる場合もあるが、歯ブラシは丈夫なので抜ける事も無いし。

使い終わったらボンドが固まる前に水でボンドを洗い落とせば何度でも使える。

ちなみにワテの場合は、洗わずにそのままにしていたら、ブラシの毛がボンドで固まってしまった。

で、翌日、側板の張り付け時にはブラシが使えないが単なる棒として歯ブラシを使ったが、それでも問題なくボンドの塗布は出来た。

二枚の板を張り合わせて重量物を載せる

ワテの部屋にあった測定器で重そうなやつを載せてみた。

あとは本も載せた。

結論としては、これくらいの重み(10~20キロ)くらいでは不十分。

完全に密着させるにはクランプが必要だった。

こんなやつ。

ワテの場合、この時点ではこんなC型クランプを持っていなかったので、本などの重みで代用した。その後、二台目の棚製作用にC型クランプを今日買って来た。

棚第二号の製作記事は別記事で紹介したい。木組みの構造も少し変える予定だ。

C型クランプはアルミ製や本格的な鋳物製などがあるが、今回製作するような木工で板を張り合わせる用途にはアルミ製でも十分だ。

本格的な鋳物製のシャコ万力は強力だが、それは金属の鉄骨などのクランプ用途には向いていると思うが、DIY的な木工用途には重すぎると思う。

クランプで挟む場合は一個だけでなく数個使う。

アルミ製の軽い奴で十分だ。

C型クランプを買う場合、最大口開き寸法(mm)とアゴの深さ(mm)の選定で迷うと思うが、今回みたいな普通の用途だと、最大口開き寸法(mm)は50mmや75mmで良いだろう。

また、アゴの深さ(mm)も標準的なやつで良い。

図 張り合わせた棚板四枚(天板、棚板2枚、底板)

今回はC型クランプ無しで貼り付けたが、幸い、サブロク板も大きくは反っていなかったので、本を載せたくらいの重みでも隙間も目立つこと無く無事に張り合わせる事が出来た。

一晩乾燥させて翌朝には天板、棚板2枚、底板の計四枚板が完成した。

クランプが無ければ釘や木ネジも併用しても良い

今回は釘も木ネジも使わずに木工用ボンドのみで接着して組み立てた。

なぜ釘や木ネジを使わなかったのかというと、大きな理由は無いのだが、組み立てた後で表面にニスなどを塗る事も考えていた。

その為に、出来るだけ板の表面には釘やネジの頭を出したくなかっただけなのだ。

でも結局、完成後は塗装もせずにそのまま使ってる。

組み立て時には、二枚の合板を木工用ボンドで接着するだけだと、微妙に位置がずれてしまう。クランプが有れば良いが、クランプで締め付けるとそれによって1ミリくらいずれてしまう。

なので、木工用ボンドとクランプだけで組み立てるのは意外に難しい。

そう言う場合には、手っ取り早く釘や木ネジで二枚の板を固定してしまうのも良いだろう。

そうすると板が密着するから木工用ボンドの接着も上手く行くし、貼り合わせの位置ずれが起こる心配も無い。

側板の溝を作りながら棚板、天板、底板を組み上げる

側板にも木工用ボンドをタップリ塗って、そこに三枚の板を張り付ける。

この時点では溝の隙間は目分量で適当で良い。

あるいは、ホームセンターでカットして貰った際の余りの木片(下図右)を二枚(24mm厚)重ねて溝の幅を24ミリ程度にしておいても良い。

上図で、接着剤がタップリ付着したヘラの置き場所に困った。事前に置き場所を工夫しておくと良い。

 

下図上部にあるのが一枚目の側板。

その側板に天板、棚板二枚、底板の四枚の板を仮止めしている状態。

床の上に立てているだけの状態なので非常に不安定だ。

上図下部にあるように、二枚目の側板も同じように三枚の小板を貼り付ける。

そして、その側板を同じくはめ込むと棚の姿になる。

反省点としては、床に何らかの養生シートを敷いておくべきだった。

さて、ここからが少々手間取った。

ベルトで固定する

注意

繰り返しになるが、ワテの場合は釘や木ネジを使わずに木工用ボンドだけで組み立てたので今から紹介するようなベルトやクランプなどの工具が必要になった。
でも、木工用ボンドと併用して釘や木ネジを使えば、これらの工具は無くても良い。

 

これだと外周360cmまでのものなら四隅にプラスチックの角当てをかまして、ベルトで締め上げる事が可能だ。

今回ワテが作成している棚は上部、下部は一辺が900ミリ、高さが948ミリなので合計すると3696ミリつまり370cmくらい。

上記製品だと、10cm足りない。

で、ワテも事前にこう言う商品があるのはネットで見て知っていた。

近所のホームセンターにサブロク板をカットして貰いに行った時に、クランプ売り場を探したら、上記製品では無いけれど他社製の類似品があったのだがそれも最大外周360cmまで。

あかん。

どないしょーーー!

まてよ。

別に、こんな専用のクランプベルトで無くても、自動車に荷物を積む場合の固定用のベルトでも何でもいいんじゃないの?と閃いた。

それで、ホームセンター内を適当に探していたら、こんなベルトを発見したので買ってみた。

二本入りで1400円くらいだった。

最大5メートルまで可能と書いてある。

ネットでも似た様なのを売っている。

使い方は簡単で、黒いS字のフックを引っ掛けて(今の場合はS字フックを互いに引っ掛けてリング状にしている)、ベルトの端っこは捲き上げ軸に通す。

あとは、レバーを往復運動してやればベルトが巻き上げられて徐々に締め付ける事が出来る。

事前にベルトの締め付け方と緩め方を練習しておくと良い。

 

下図はある程度ベルトを締め付けた状態。

若干の隙間がある。

木工用ボンドは塗布してから20分とか30分では固まらないので、ずれている部分を見付けたらその時点でずらして修正すれば良い。

上図において、本当は角の部分を直角に固定する何らかの冶具を作っておけば良かった。例えば木片を加工してこんなのを作るとか(下図)。

次回の棚製作時には何か工夫したい。

 

さて、下部の拡大図(下図)を見ると、割といい感じで直角に密着している。

なお、繰り返しになるが、今回は釘も木ネジも使わずに木工用ボンドだけで貼り付ける方針で作成したのでこのようなベルトクランプが必要になった。

もし棚を一台しか作らないのでわざわざベルトクランプを買うのは躊躇する人は、木工用ボンドで貼った後で、釘や木ネジを使って板を固定すれば良い。

そのほうが手っ取り早いし確実だ。

直角の確認

ホームセンターの大型パネルソーで正確に切断して貰っているので、組み上げると自然に直角が出る。

なので、計測しなくても大きく直角からずれる事は無い。

でも気になるので、身の回りにある直角な物を使って棚板と側板の直角を確認する(下図)。

上図ではタカチのHYシリーズのシャーシの天板のアルミ板を利用している。

あるいはスコヤとか指金があればそれで計測すれば完璧だ。

で、二本のベルトで締め付けている全体の写真が以下の通り。

図 側板二枚に天板、棚板二枚、底板を木工用ボンドで貼り合わせる作業

上図で幾つかの注意。

ベルトクランプは力不足

あくまでワテの感想であるが、今回利用したのはDIY用のベルトクランプではなくて、荷造り用のベルトだ。それで締め付けたのだが、四つの角に何も当てなかったので四隅を内側に引っ張る力が不足したようだ。

やはり専用のベルトクランプのように四隅に当てる専用パーツが必要みたい。

でも、この荷造り用のベルトが無ければ棚のパーツがバラバラになってしまい組み立て作業が出来なかったと思う。

そう言う点では役立った。

専用のコーナークランプがお勧め

こう言うコーナークランプがあるので、これを8個使えば今回の棚の組み立て作業は完璧だろう。8個買うとなると、ちょっと値段が高いが。

なお、これらの製品は二本のレバーでそれぞれの辺を直角に押し付ける構造だ。

一方、こんなのもある。

これは内側から一本のレバーで二辺を同時に直角に押し付けている。

最初ワテはこの製品を見た時には、レバーが一本で二辺同時に押せるし、値段的にもレバー二本タイプより割安だし、良いんじゃない!と思った。

でも、それは間違い。

両者の構造を注意深く見比べると、最初に紹介した外側から二本のレバーで押し付ける機構の場合、押せば押すほど二つの部材は角の部分が互いに押し付けられる構造だ。

なのでコーナーを確実に隙間なく貼り付けるのに最適だ。

一方、レバー一本で内側から二つの部材を外側に押し出す構造の製品は押せば押すほど角の部分が広がる方向に力が加わる。

つまり、角を密着させる用途には向いていない。

どちらかと言うと、組み立て時に二つの部材を直角に支える程度の用途には向いている。

と言う事でもしコーナークランプを購入するなら、レバー二本で外側から内部に押す構造のものがお勧めだ。

洗濯バサミクランプはお勧めしない、C型クランプがお勧め

洗濯バサミ型のクランプは、無いよりはましではあるが、所詮バネの力で押すだけなのでネジ式のクランプに比べれば非力である。

合板を重ねて圧着する用途には向いていない。

ただし、この手の洗濯バサミ型クランプは、DIYの木工作業や金工作業において部材の固定などには何かと役に立つ。従って、大小を各8個くらい持っておくと作業が捗る。

 

今回のような合板の圧着用に買うんならC型クランプ(シャコ万力とも言う)がお勧めだ。

ボルトで締め付ける構造なので、何百キロと言う力を加える事が出来る。

今回作成した棚だと、左右側板に合計6枚の小板を張った。

一枚当たり四隅をクランプするとして、24個のC型クランプが有れば理想的だ。

一個300~400円とすると7200~9600円になる。

あるいは100均には100円で75ミリのC型クランプを売っている。

実際、その後、ワテも近所の100円ショップで75ミリのやつを8個買って来た。800円。

在庫が8個だけしか無かったのだが、入荷したら追加購入する予定だ。

それを使って棚の第二作目に挑戦する予定だ。

翌朝、貼り付けが完成した

一晩乾燥させて翌朝ベルトを解いた。

ベルトが接着剤で板に張り付いた部分もあるが、ナイロン製なので引っ張れば簡単に剥がれる。

 

木工用ボンドもしっかりと張り付いていて、接着に関しては成功した。

ただし、上図に示すように、コーナー部分の角の合わせが2ミリくらいずれた場所もある。

まあ、鉋で削るとか、サンダーで磨くとかしても良いが、面倒なのでやらない。

それに、2ミリくらいずれていても、棚としての機能には全く影響無いし。

滑り易くするためにカーペット裏返し作戦

棚には今後、多数の重量物を載せる予定だ。

その結果、もし棚を移動させるとなると床との摩擦が大きくて動かない。

無理やり引きずるとフローリング床に傷が付くし。

その対策として、上図に示すように、切り売りの安っすいカーペット(幅91cm)を31cmくらいにカットして、裏返して敷いて棚を載せた。

そうすると、カーペットの表面が床に接触する。その上に棚を載せたので、棚を軽く押すだけで床の上をスイスイと滑るのだ。

楽々移動シートの自作版である。

とっても安上がりだし、かつ、棚の移動時に床がカーペットで磨かれるという効果もある。

まさに「1粒で2度おいしい」グリコアーモンドチョコレートを彷彿とさせる「ワレコ式カーペット裏返しラクラク移動シート」の完成だ。。

切り売りのカーペットなんて安いやつだと、メーター200円以下くらいであるし。

実際に棚を壁から離す為に押してみた(下図)。

軽々と移動する。

堂々の完成

まあ、いろいろな失敗もあったが、兎に角完成した。

掛った費用

大雑把に計算してみる。

  • サブロク板 (910x1820x12) 1100円 x 2 = 2200円
  • カット代 20カット x 30円/カット = 600円
  • 木工用ボンド 500円くらい
  • 荷造り用ベルト(二本組、5メートルまで) 1400円
  • 洗濯バサミ型クランプ 150円(だったかな?) x 6 = 900円

合計5600円(税別)

その中の工具類は2800円だが、今後も別の用途に利用出来る。

なので、棚の製作費と言う観点では、3000円くらいで完成したと言えるだろう。

なお、上記金額にはワテの人件費(10万円/時間)が含まれていない。延べ3時間くらい作業したので30万円の人件費だ。今回は出血大サービスで無料にしておく。なんのこっちゃ⁉

もし同じ棚をワテに作って欲しいと言う人は、305,600円(税別、送料別、納期2週間程度)となります。

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無いか。

下らない冗談はさて置き、完成品の写真を紹介したい。

天板と側板の張り付け部分の拡大

1、2ミリくらいのずれがある部分ある。

下図では2ミリくらい天板がずれている。

やはり、木材の切断誤差が1ミリ程度はあるので、事前に鉋掛けなどして寸法を修正すると同時に、組み立て時には専用のコーナクランプでガッシリと固定すれば精度良く仕上がったと思う。

次回はそれでやってみる予定だ。

反対側から見た棚の完成写真(下図)

木目が目立ち節も多いが、棚としての実用性に関しては全く問題無い。

またホルムアルデヒドがどうのこうのってサブロク板に印刷されているのだが、良く分からない。

まあ、ホームセンターの資材売り場で売っている木材なので、家屋の建築などにも利用される素材だろう。

従って、そのサブロク板を使って作った棚を室内で利用しても健康にも何ら問題は無いと思う。

棚板の溝組の部分の拡大写真

上図のようにいい感じで棚板が溝にはまっている。

12ミリ合板二枚貼り合わせて24ミリにしたが、それくらい分厚い棚板を大入れ組手で側板に固定しているから、棚にはかなりの重量物を載せても安定感はとても良い。

 

天板と側板の張り付け部分もまあまあいい感じでピッタリ貼れている。

まとめ

週末を利用して、自作の棚が完成した。

一枚1000円程度のサブロク板を二枚使い、ホームセンターの大型パネルソーで直線カットしてもらう。

あとは木工用ボンドで貼り付けて組み上げれば完成だ。

皆さんも是非挑戦して下さい。

万一貼り付けに失敗して大きくずれても、棚としては機能するでしょう。

あるいは板取の寸法を間違えたとしても所詮2000円程度の材料費なので、追加で板を購入しても大した出費では無いし。

この棚の特徴としては、二枚の棚板は側板の溝に嵌っているので、構造的に強固である。

もし溝無し構造なら釘や木ネジやダボで棚板を固定する必要があるが、溝にはめ込む構造にしたのでネジなどは特に必要無い。電動工具や大工道具すら必要が無い。

12ミリ合板を二枚貼り合わせて24ミリ厚の板にしたが、24ミリだと十分過ぎるくらいに丈夫だ。

大入れ組手で作った棚板も24ミリ厚だが、体重60キロくらいのワテが乗っかっても、びくともしないぞ。

ただし、背面の幕板が無いので捻じれの力が加わると構造的には若干は弱い。

必要なら幕板を張るとか、あるいは、全面に貼らなくても、背面の左右に支柱を入れても良いだろう。

今回は高さ90cmくらいの棚を作成したが、針葉樹合板を縦に使えば同じ手法で180cmくらいの本格的な本棚を製作する事も可能だ。

一応、本棚の設計図を作ってみた。

ワテはまだ作っていないのだが、誰かこの設計図に基づいて本棚を作った人は、完成作品や感想など教えて頂けると嬉しいです。

 

ベルトクランプは一つ持っておくと役立つ場面はある。

でも、本格的に箱物を作成するんなら、コーナクランプがお勧めだ(下図)。

ワテの場合も、次回の第二番目の棚作成に向けて、コーナクランプを買いたいと思っている。

洗濯バサミ型のクランプは部材のちょっとした固定に役立つが、ボンドで貼り合わせる場合に圧力を加える用途では非力である。

C型クランプ、あるいはB型クランプやF型クランプを沢山持っておくと何かと役立つ。

高級な鋳物製は頑丈だが、今回作成したような木工製品なら、アルミ製でも良い。

数は多いのに越した事おは無いので、ワテも100均の75ミリを20個くらい買いたいと思っている。

F型クランプはこんなやつだ

力の強さではC型に劣ると思うが、F型のメリットとしてはサイズ調整がスライド式なので作業が捗る。

ネジをグルグル回して間隔を調整するC型やB形クランプはそう言う点では劣るが、そんなに頻繁に使う冶具では無いので、大きなマイナス要因とはならない。

兎に角クランプは各種揃えておけば、いろんな挟み方が出来るので便利である。

あと、播金(はたがね)と言うのもある。

軸の長い物を数本買っておくと、大は小を兼ねるので応用範囲が広い。

と言う事で、この週末にワテの自作棚の第一号が完成した。

反省点

今回の棚作り作業を通して、幾つかの反省点が見つかった。

  • 作業場所は部屋の床だったが接着剤が床に付くのでシートなど敷くべき
  • 木工用ボンドを塗り広げたヘラの置き場所を確保しておくべき
  • ベルトクランプの使い方、解除の仕方を事前に練習しておくべき
  • 重石としての本や重い物はどれを使うか事前に目星を付けておく
  • 木工用ボンドを拭き取るための濡れ雑巾と水入りバケツを容易しておくべき

などか。

木工用ボンドは乾燥するまえに拭き取れば簡単に除去できる。必要なら「エリエール除菌できるアルコールタオル」などで拭き取れば完璧だ。

次回の作業では何らかの養生シートを敷く予定だ。

ベルトクランプは初めて使ったのだがやり方が分からなくて右往左往した。慣れれば簡単なのだが、事前にベルトの締め方と緩め方を練習しておくべき。

これらの反省点を踏まえて、第二作目の棚を作りたいと思っている。

第二作目にご期待下さい。

第二作目を作成した(継手をさらに改良した)

類似の構造で超重量級オーディオラックを自作した

 

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